私が選ぶ2021年星組ベスト5作品+ニュース

「私が選ぶ2021年各組ベスト5作品+ニュース」がやっと星組まできました!(汗)

私が注目した星組2021年の5作品

『ロミオとジュリエット』A日程

主演:礼真琴舞空瞳
宝塚大劇場:2021年2月14日(日)〜3月29日(月)
東京宝塚劇場:2021年4月16日(金)〜5月23日(日)

2021年に観劇した作品で私にとっての一番は星組の『ロミオとジュリエット』でした。
チケット難で劇場で観られたのはA日程の一回のみ。
観終わった後はしばらく席から立てなくなるほど感動しました。
2010年の星組初演を博多座で観劇してから、この『ロミオとジュリエット』は大好きな作品です。

その『ロミオとジュリエット』のこれまでの再演の中で、今回の星組版が一番キャストのバランスもよくて、トップコンビの実力も高くてよかったなと思っています。
この公演を劇場で観られたのは幸せでした。

『ロミオとジュリエット』B日程

主演:礼真琴舞空瞳
宝塚大劇場:2021年2月14日(日)〜3月29日(月)
東京宝塚劇場:2021年4月16日(金)〜5月23日(日)

「愛ちゃんの死」が話題となったB日程はライブ配信での視聴だったのですが、トップコンビが同じでも他のメインのキャストが違うだけで、これほど違う作品になるのかと驚きました。

それまで若手男役が任される役だった「死」の役を2番手男役の愛ちゃん(愛月ひかる)が演じたことで、作品の雰囲気がまた違うものになるという新たな発見がありました。
「死」以外のキャストでも、A日程、B日程どちらもそれぞれの良さがありました。

『VERDAD!!』

主演:礼真琴舞空瞳
舞浜アンフィシアター:2021年7月2日(金)〜7月10日(土)

礼真琴でこういうショーが見たかった!というショーというかコンサートでした。
こっちゃん(礼真琴)の歌が本当に素晴らしかった。
ディズニーコーナーやJpopコーナーなど、普段のショーでは観られない場面が盛りだくさんで、ただただ楽しかったです。

日替わりでのアドリブやトークコーナーの内容をTwitterで毎日見るのも面白かったです。

愛月ひかるディナーショー「All for LOVE」

主演:愛月ひかる
第一ホテル東京:2021年11月3日(水)〜4日(木)
宝塚ホテル:2021年11月7日(日)〜9日(火)

愛ちゃん(愛月ひかる)の宝塚愛あふれるディナーショーで、愛ちゃんが演りたかった役、歌いたかった曲、踊りたかった踊りが詰まった素敵なディナーショーでした。
そしてファンが見たかった愛ちゃんが詰まっていました。
MCタイムでの星組下級生とのやり取りも愛あふれるトークで、感動しながら見ていました。

『柳生忍法帖』

主演:礼真琴舞空瞳
宝塚大劇場:2021年9月18日(土)〜11月1日(月)
東京宝塚劇場:2021年11月20日(土)〜12月26日(日)

こっちゃん(礼真琴)の柳生十兵衛がとにかくカッコいい!
歌唱や殺陣でも何度も鳥肌が立つ場面がありました。

そして、愛ちゃん(愛月ひかる)のラスボス感満載の芦名銅伯も、七本槍の面々も、そしてなこちゃん(舞空瞳)のゆらの演技もどれも感動ものでした。

星組2021年5大ニュース

「愛ちゃんの死」がTwitterトレンドに

2021年に最も話題になったのは「愛ちゃんの死」がTwitterトレンドになったことかな〜と思います。

『ロミオとジュリエット』のB日程で愛ちゃん(愛月ひかる)が演じた「死」の役が素晴らしくて、ライブ配信があった日に配信を観た方が「愛ちゃんの死」というワードでツイートしたことが発端となったようです。(私もツイートしましたw)

そのツイートを見た宝塚を知らない人たちがどこかの愛ちゃんが死んだと勘違いして、そこからまたツイートが広がったことも要因の一つみたいです。

2番手・愛月ひかるが見せた圧倒的な“死”(星組宝塚大劇場公演『ロミオとジュリエット』B日程ライブ配信)

「星組パッション!」が千秋楽の恒例に

2020年11月に上演された梅田芸術劇場『エル・アルコン-鷹-/Ray-星の光線-』の千秋楽からこっちゃん(礼真琴)が始めた「星組パッション!」

これが2021年の公演でも千秋楽の恒例になりました。

各組千秋楽の恒例イベントがありますが、星組のこの「星組パッション!」はより舞台上と客席が一体になれる感じがして大好きです。
こっちゃんいいのを考えたな〜と思います。

『柳生忍法帖/モアー・ダンディズム!』の東京宝塚劇場千秋楽では愛ちゃんが音頭を取ることになり、それもすごくよかったです。

礼真琴が『ロミジュリ』千秋楽挨拶で見せた星組トップとしての進化

一時中断後に再開した舞台の熱さ

緊急事態宣言が発令されたために4月26日から5月10日の『ロミオとジュリエット』東京公演が中止になってしまいました。

再開2日目に観劇してきたのですが、星組生皆んなの熱さが尋常ではなく、そして客席の熱さも半端なかったです。

その時日比谷の街はまだ休業状態で、日比谷の街の静かさ、寂しさと比べると、公演が再開されたことが余計に喜ばしく感じられました。
それまで当たり前だと思っていたことが当たり前ではなかったんだと改めて思い知らされる出来事でもありました。

静かな日比谷と熱い東京宝塚劇場

愛月ひかる、2番手での退団

愛ちゃん(愛月ひかる)の退団はやはり大きなニュースの一つです。

下級生の時から抜擢されてファンからトップスターになることを嘱望されていた愛ちゃんが2番手で退団したことは、以前の記事にも書きましたが宝塚にとって大きな意味があると思います。

これからは今まで以上に2番手での退団が当たり前になるのかもしれません。
ファンにとってもうかうかしていられない時代になりそうです。

愛月ひかる、2番手のまま宝塚大劇場卒業(泣)

礼真琴、第76回『文化庁芸術祭賞』演劇部門新人賞受賞

12月に令和3年度(第76回)文化庁芸術祭賞受賞者の発表があり、礼真琴が演劇部門新人賞を受賞しました。

受賞理由で『柳生忍法帖』『モアー・ダンディズム!』での明瞭で幅広い発声による歌と芝居や指先まで神経の行き届いたダンスの安定感と今後の可能性について書かれてあり、「全て同意です!」と思いましたし、よくぞ言ってくれましたという気持ちになりました。

番外編

“こっちゃん沼”にハマった友人と十数年ぶりに再会

私が学生時代に最も仲のよかった友人の一人がが『ロミオとジュリエット』のDVDでこっちゃんにハマったということを夏に知りました。

それからトントン拍子で東京宝塚劇場で星組公演を一緒に観るという話になり、十数年ぶりに再会する運びとなりました。

彼女は一人で東京に来るのは初めてでしたが、こっちゃんへの愛でw新幹線のきっぷを買ってやって来ました。
初めての東京宝塚劇場、初めて生で観るこっちゃんに大感動の友人を見て、私も幸せな気持ちになりました。
キャトルレーヴで山のようにグッズや本などを買っていたのにも友人の“こっちゃん沼”の深さを感じさせられました。

  

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