礼真琴が『ロミジュリ』千秋楽挨拶で見せた星組トップとしての進化

昨日宝塚大劇場で千秋楽を迎えた星組『ロミオとジュリエット』の模様が放送されました。

星組 宝塚大劇場公演 千秋楽 『ロミオとジュリエット』

礼真琴の挨拶に見るトップとしてのさらなる成長

新人公演やバウホール公演などで主演が多く今までもご挨拶する機会が多かったので、こっちゃんはご挨拶慣れしてるな〜と毎回思います。

ですが、前回の大劇場お披露目公演では、大変な状況の中やっと公演が再開された中でのご挨拶で、感情が先走っている感がありました(笑)

今回は2回目の大劇場公演で、落ち着いた感じでご挨拶出来ていたように思いました。

印象に残ったのは先に迎えたB日程での千秋楽を、この日のA日程での大劇場千秋楽と同じ位置づけで話していたことです。

B日程のみに出演の下級生達はこの日の舞台には上がっていないので、その下級生達の千秋楽についてもちゃんと言及していたことにトップとしての組子への配慮、あたたかさを感じました。

もう一つは2月の中盤から3月初めまでの1階席のみでの公演と、その後のすべての席にお客さんが入った公演のどちらも胸が締め付けられるほど幸せだった。その気持ちを絶対に忘れないと話していたこと。

2階席にお客さんがいない状況で公演するのはやはり勝手が違い、寂しい感じも合ったと思いますが、それを忘れさせる程の大きな拍手と客席の熱量に感動したのだと思います。
そして今度は満席になった状態でのさらに大きな拍手と熱さにまた感動したのでしょうね。
その思いを言葉にしたこっちゃんのトップとしての公演への責任感と成長を強く感じました。

退団者への愛、退団者からの愛

退団者7人とこっちゃんのみで並んで立っている時の、こっちゃんから7人へ向けた言葉がとってもあたたかくて、下級生への大きな愛を感じました。

そして、今度はその7人が一人ずつ思いを話す時、皆んながこっちゃんへの愛を口にし、それを聞くこっちゃんが感激した表情で胸に手を当て目をうるませていた様子に、こちらもうるうるしてしまいました。

千秋楽の舞台での退団者への声がけはトップに許された役回りであり、大事な役割です。
当たり前のように

そして、「まだ東京もあるからね。東京公演も悔いのないように頑張りましょう!」とカツを入れておりました。

「星組パッション!」で全てを一つに

こっちゃんが一生懸命考えて、前回の梅田芸術劇場の時からやっている“星組パッション”

礼 「熱いぜ!」
皆 「星組!」
礼 「燃えろ!
皆 「星組!」
礼 「進め!」
皆 「星組!」
礼 「星組〜!」
全員「パッショ〜ン!」

と劇場全体を星組パッションで埋め尽くしてました。

組子の皆んなの笑顔と、客席の皆さんも声は出せないけど片手を突き上げて参加していたのを見て、楽しそうでいいな〜と思いました。
そして、礼真琴率いる星組の勢いを感じました。

各組のトップさんが趣向を凝らして、客席と舞台上が一体になれるものを考えているのって、すごくいいな〜と思います。
いつか自分も客席で参加してみたいです。

東京宝塚劇場公演への期待

昨日のライブ配信は平日だったので観られなかったので、私はA日程は初日のダイジェスト映像以来でした。

初日の映像でもすでに完成されている感がありましたが、ちょこちょこ映る様子を見ると、やっぱり進化しているな〜と思いました。

一幕の『世界の王』や『舞踏会』や『綺麗は汚い』の明るい場面でのアドリブが映り、ごく自然にやり取りしているのを見て、初日からどんどんブラッシュアップしてきたんだろうな〜というのを感じました。

私個人としては、今までの宝塚の『ロミオとジュリエット』で、一番バランスの良い、各キャストの実力が揃った最高の『ロミオとジュリエット』だと思っています。

千秋楽のA日程のダイジェスト映像を見て、更に期待が高まりました。
5月23日が待ち遠しいです!

 

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Shiny!! 花組 宇咲瞬
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Shiny!! 花組106期 宇咲瞬

「うさきしゅんです。愛称は『うさぎ』と『ぴょん』です」

サインはうさぎをモチーフに考えたそうで、“う”がうさぎの耳のようになっているんですね〜
今特に頑張っていることはダンスだそうです。

「名前にあるとおり一瞬一瞬を大切に、観に来てくださったお客様に笑顔になっていただけるよう、精一杯頑張ります。よろしくお願いします!」とハツラツと話してくれました。

  

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