月組の大劇場お披露目公演『今夜、ロマンス劇場で』『FULL SWING!』、とても好評のようです。
コロナの状況次第ではチケトレで宝塚への遠征も考えていましたが、チケットの入手はかなり難しそうでした。
今日のタカラヅカニュースでは、その月組公演の突撃レポートが放送され、月組トップコンビの今の気持ちと公演の見どころを語ってくれました。
月組 宝塚大劇場公演 『今夜、ロマンス劇場で』 『FULL SWING!』 突撃レポート
月組公演の終演直後のトップコンビへの突撃レポート、レポーターズは月城かなとの同期の晴音アキです。
お披露目公演が始まって今の気持ちは
まずははーちゃん（晴音アキ）から「新月組トップコンビ大劇場お披露目おめでとうございま〜す！」と拍手とお祝いの言葉がありました。
同期から拍手されちょっとはにかんだ笑顔のれいこちゃん（月城かなと）と、それを見て満面の笑顔のうみちゃん（海乃美月）。
初日に大階段を降りた時の気持ちを訊かれて
「皆んなと一緒だからできるんだな〜というのをすごく感じました」
って。
博多座公演の時から感じていたそうですが、全員が揃って改めて、皆んなが同じところに向かって力を合わせて頑張れる環境や、皆んなの気持ちがありがたいと感じたそうです。
「あらためてすごく素敵な所だなって思う」
としみじみ話すれいこちゃんに、あ〜トップスターになったんだな〜と、トップスターだからこそ感じる心境だな〜と思いました。
はーちゃんから
「（れいこが）こっちだよ〜って引っ張って行ってくれてるから、皆んなも一生懸命いい公演にしようって気持ちを持っているので、いい組だな〜って思いますね」
と言われて「いやいや〜」という感じに謙遜するように手を振りながらも
「うん、うん、それがありがたいです」
と言うれいこちゃんを見ていたら、新しいトップコンビについて行こうと勢いづいている月組の様子が感じられて、頼もしいな〜という気持ちになりました。
『今夜、ロマンス劇場で』 の見どころ
お芝居の『今夜、ロマンス劇場で』はファンタジーでありつつコミカルなお芝居もあるので、お客様が入って笑い声があってはじめて、劇場が一体となってお芝居している感じになったそうです。
日常的な会話の中に大切なものを感じて、
「やっぱり大切なものって目に見えないんだな〜って」
とれいこちゃん（月城かなと）は思うそうです。
あ、『星の王子様』にも出てくるテーマですね。
そういうテーマがこの作品にも流れているんですね〜
れいこちゃん演じる健司はうみちゃん（海乃美月）演じる美雪に振り回される役どころですが、それはれいこちゃんにとって新鮮なんだそうです。
これまでどちらかというと自分が引っ掻き回す側の役が多かったからだって。
確かに健司のような受け身の役のれいこちゃんは珍しいです。
そんなれいこちゃんを観るのが楽しみでもあります。
うみちゃんもこんなに勝手気ままな自分に付いてきてくれる人って日常ではなかなかいないって言ってました(笑)
それはやっぱり健司が美雪のことが大好きで愛があるからという話をしていましたが、そこがキュンキュンできるところなんでしょうね。
あと見どころとしては、白黒映画から始まって健司が上手いこと映画の世界と一体となる演出がすごいということでした。
原作映画で見たあの感じがどう舞台で再現されているのかを観るのも楽しみになりました。
『FULL SWING!』の見どころ
ショー『FULL SWING!』はれいこちゃん（月城かなと）のカッコいい「マ〜」から始まるそうなんですが、そこは初日映像に映っていませんでしたね〜
カッコいい「マ〜」というのがいまいち想像できないのですが(汗)
初日は第一声が「マ〜」なんで緊張したってれいこちゃんが話すのを聞いて想像してみましたが、どんなカッコいい「マ〜」なのかやっぱり分からないな〜(笑)
「マ〜」で劇場中を包み込めるようにですって。
ストーリー仕立ての場面あり、大人っぽいギャングの場面ありとさまざまな違った雰囲気の場面が楽しめそうです。
「ミッドナイト・イン・パリ」の場面はコンコルド広場の大きい噴水が舞台上にあるそうで、セットも楽しめそう。
それ以外にもれいこちゃんが銀橋で歌う曲の歌詞がすごく素敵だそうですよ。
そういえば観劇された方のツイートで、手拍子が難しいというのがありました。
カッコよく裏拍で合わせたいけれど、それがなかなか合わないんだそうです。
初日から10日ほど経って段々とお客さんも慣れてきたというツイートも見たので、東京へ来る頃には客席も上手に手拍子できるようになっていたらいいな〜と思います。
月城かなと、海乃美月の意気込み
最後にトップコンビ二人から公演にかける意気込みを語ってくれました。
まずうみちゃん（海乃美月）は
「新生月組ということで、れいこさんがたくさんのことを教えてくださりながら公演がスタートしております。千秋楽まで一回一回新鮮な気持ちを忘れることなく取り組んでいけるよう、日々成長できるように頑張りたい」
そして、れいこちゃん（月城かなと）は
「お芝居とショーと全く色の違う作品で、2作品とも月組にとって新しい課題をたくさんいただけた公演です。その課題と向き合って少しでも自分のものにできるように一回一回大切に」
「こんな時ですから、一回一回の皆んなとの関わりやお客様と一緒にできる空間を大切に頑張りたい」
と力強く語ってくれました。
れいこちゃんが「皆んなと一緒だからできる」と話していたのと、この稽古場レポートでの3人の雰囲気から、新しい月組の今の様子が感じられました。
本日公式サイトにて、花組東京宝塚劇場公演の中止期間延期と雪組東京国際フォーラム公演『ODYSSEY』の一部中止が発表されました。
このご時世では仕方ないことです…
出演者をはじめとする公演関係者の皆さんの無念でしょうし、ファンも残念でなりません（私も花組公演の中止期間に観劇する予定でした）が、感染された方の回復と公演の再開を祈るばかりです。
月組は無事に千秋楽まで完走できるよう祈っています！
読んで頂き、ありがとうございました。
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