礼真琴の新生星組の東宝千秋楽をタカラヅカニュースで

秋分の日の今日、連休の最後ですね。
さて、今日はタカラヅカニュースでは20日に千秋楽を迎えた星組東京宝塚劇場公演の模様がメインです。
“世界の彼氏”華形ひかるが無事に宝塚を卒業しました。

星組 東京宝塚劇場公演 千秋楽 『眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~』『Ray -星の光線-』

『眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~』

ダイジェストは満遍なく大事なシーンを入れてくれてる感じです。
公演を観ていないのでストーリーはなんとなくしか分からないのですが…

プロローグの華やかな場面、こっちゃん(礼真琴)演じる礼真と万里柚美組長演じる母上が一緒に歌う子守唄、なこちゃん(舞空瞳)演じる瞳花を後ろから抱きしめる礼真や、戦いの場面や、礼真が民を前に歌う場面など見たい場面が網羅されてる感じです。

ぴーちゃん(天華えま)やあかちゃん(綺城ひか理)の見せ場も入っていたし、愛ちゃん(愛月ひかる)の管武将軍は敵役ながらカッコいいし。

そして、せおっち(瀬央ゆりあ)演じる謎の男の正体はそうだったのか〜と分かる場面も入っていてスッキリしました〜
いや〜、せおっちの役本当にいいですね〜
エコーがかかった決め台詞もカッコよかった

最後は礼真と瞳花の神々しい幸せそうな場面で終わり、よかったよかった。
くらっち(有沙瞳)演じる語り部の春崇は二人の娘だったのね〜

初日のダイジェスト映像と合わせてだいたいのお話が把握できましたが、やっぱり早く全部を観たいです。

『Ray -星の光線-』

プロローグからカッコいいです

主題歌の「Ray、Ray、Ray」ってフレーズ、ものすごく耳に残って、普段でもつい口ずさんじゃってます(笑)

この場面の最後かな…?
銀橋でみつるさんがなこちゃんにちょっかい出して、こっちゃんがなこちゃんの腕を引っ張って「他の男によそ見すんなよ」って感じで抱き寄せるのいいな〜
キュンキュンしますね。

華形ひかるの見せ場も満載

お芝居のダイジェストではあまり映ってなかったみつるさんが、ショーの方では見せ場がいっぱい映ってたのも良かった。
『You Are My Sunshine』の場面でみつるさんが銀橋を渡りながら一人で歌うところ、最初にこっちゃんと特大の投げキッスし合うのが微笑ましい。

瀬央ゆりあの色気

それから、せおっち!

どの場面でもキラキラしていて、黄色い衣装の場面で真ん中に立つせおっちを見てじ〜んときたし、『You Are My Sunshine』で柚美さんの手を取ったあと顎クイするせおっちにそんなこともするようになったんだ〜と頼もしく思ったりしました。
銀橋での指差しも最高で、ほんと色気のある男役さんになりましたね〜

礼真琴率いる新生星組に期待が高まります

そして、こっちゃん、本当に無事に千秋楽を迎えられておめでとう!

こっちゃんのキレッキレのダンス、伸びのある美声は眼福耳福です。

ダンスを見ていても歌声を聴いていても安心感がありますし、デュエットダンスでなこちゃんを高々と持ち上げる様子に頼もしさを感じました。

黒燕尾の最初の「フゥッ!」の掛け声は柚希礼音さんを思わせます。
『あ、ちえさんの掛け声だ!』と思いました。

その後の男役の黒燕尾のダンス、宝塚の初日の映像を観た時も思いましたが、めちゃくちゃ揃っています。
こっちゃん自身が宝塚の公演中に、黒燕尾の群舞が揃っていると言ってもらえて嬉しいと言っていましたが、バシッと揃っている群舞はやっぱり見ていても気持ちが良いし感動します。
ますます新生星組に期待がもてます。

東京宝塚劇場公演千秋楽、カーテンコールのご挨拶

まずはこの公演を最後に専科へ異動する万里柚美組長のご挨拶、完璧でした。素晴らしい。

華形ひかるの挨拶

そして、この公演で卒業するみつるさんのご挨拶。

お花渡しは専科からは悠真倫さん、同期生からは雪組組長の奏乃はるとさんでした。

ご挨拶は涙は無く、「私の男役人生、宝塚人生に一片の悔いもございません」と言ったみつるさんのお顔は清々しく晴れ晴れとしていました。
途中で映ったこっちゃんの方が泣きそうな顔をしているように見えました。

礼真琴の挨拶

「この土地に生きる人々の為に、立ち上がる力に私はなりたい」という礼真(れいしん)の台詞を引用して、お芝居をしているうちに礼真(れいしん)なのか自分なのか分からなくなるときがいっぱいあったと語り、みるみるうちに目が涙でいっぱいになるこっちゃん。

「でも、皆様のおかげで新しい道を切り開くことができました。この想いを胸にきざみ、星組全員で力を合わせて努めてまいります」
と言った時は力強い口調で清々しい表情になっていました。

次に幕が上がった時、普通ならトップのこっちゃんの横に退団者のみつるさんがいるはずが、なぜかこっちゃん一人。
「隣にいるはずの方がいません。みつるさん?」と呼ぶと袖から「は〜い」とみつるさん登場。

ちょっとやってみたかったそうです(笑)
いたずらっ子なみつるさんです。

「ここ数年みつるさんにはお世話になりっぱなしで、この公演でも“おそろしく”お世話になってしまって、これが“世界の彼氏”かとヒシヒシと感じております」と言うこっちゃんにみつるさん苦笑い、客席は大爆笑。

この二人の姿を見ていると、みつるさんは花組で卒業させてあげたかったなと思った事もありましたが、ここ最近ずっと星組に出演していたので、縁は深くなっていたんだな〜と、星組で卒業でよかったな〜と思いました。

最後にはこの公演が星組生最後の万里柚美さんを「星組の守護神、そして母親である我らが組長の万里柚美さん」と紹介し、「本当に…」と言いかけて「だめだ〜」と泣いてしまったこっちゃん。
柚美さんに「礼真(れいしん)」と呼びかけてもらって、本当の親子のようでした〜

今まで何度も母子役を演じてきて、今回やっとバカ息子ではない親思いの息子が演じられてよかったと言うこっちゃんに客席も湧いていました。

こっちゃんの優しい人柄が表れた素敵なカーテンコールでした。

最後に

宝塚大劇場公演、東京宝塚劇場公演とも、このコロナ禍でいろいろ大変だったこの公演が無事に千秋楽を迎えられたのが本当に嬉しいです。

劇場やライブ配信などで観劇された方のTwitterによると、途中舞台機構のトラブルで中断したとか、こっちゃんのカツラが後ろに下がってしまったとかいうこともあったそうです。
タカラヅカニュースではもちろんそういうところはカットされていましたが、スカイステージで放送する時はそんな場面もやっぱり流れるのかな…?

ちょっと見てみたい気もするし、そういうのは見たくない気もするし、なんか複雑(笑)

でも、お芝居もショーもとても評判が良かったようなので、どちらも早く観たいです。
スカイステージで放送するのは来年になるだろうし、その前にNHKBSプレミアムで放送してくれないかなww

 

本日のタカラヅカニュース一覧

星組 東京宝塚劇場公演 千秋楽 『眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~』
『Ray -星の光線-』
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Shiny!! 月組105期 奏羽美緒

「かなはみおです。愛称は『ちょぼ』です」

愛称は同期に付けてもらったそうです。
サインは全体的に蝶々のデザインにし、舞台人として心を大切にという思いからハートを入れたそう。

「大好きな月組の娘役として、笑顔と感謝の気持ちを忘れずに元気に明るく頑張りますので、よろしくお願いします!」と元気に明るく話してくれました。

あとがき

ここ何日か、キャトルレーヴやレビューショップの新製品の発表が続いています。

そういうお知らせを見ても、少しずつ宝塚が元の宝塚に戻っていってるような気がします。
再開当初は、公演は再開されても劇場内のショップやレストランは全部閉まっていました。
まだショップは入店制限があったり、レストランのメニューも通常メニューではないようですが、観劇とショップでの買い物やレストランでの食事を一緒にというのも宝塚ファンの楽しみ方の一つだと思うので、元通りになる日を待っています。

  

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