私の花組この一年(2022年)

コロナで始まった2022年、宝塚でもコロナに関した様々なことがありました。
中でも花組は今年、コロナの影響を大きく受けてしまったように思います。

2022年の東京宝塚劇場は花組のれいまど(柚香光星風まどか)コンビのお披露目だった『元禄バロックロック』『The Fascination!』で幕を開けました。

しかし、1月2日(日)〜2月6日(日)に予定されていた公演期間のうち、なんと1月8日~29日の公演が中止となってしまいました。

私も楽しみにしていたものの中止になってしまい、観劇が叶いませんでした(泣)

2022年の花組の印象に残った出来事3つ

私が2022年の花組をようやく観劇できたのは8月の『巡礼の年』『Fashionable Empire』東京公演でした。
そしてその時のことは、今年最も忘れられない出来事のひとつとなりました。

柚香光の開演アナウンスと終演アナウンス

別箱公演はどれも中止になることなく全公演完走できましたが、残念ながら大劇場公演は2公演とも長期間の公演中止となってしまいました。

そんなこともあって、公演が再開された時のれいちゃん(柚香光)の開演アナウンスと終演アナウンスが特別バージョンとなっていました。

その時の開演アナウンスは、

「皆様、本日はようこそ東京宝塚劇場にお越しくださいました。花組の柚香光です」

「皆様には大変ご心配をおかけいたしました。公演休止期間、皆様の温かいご声援を心の支えにしておりました。皆様への感謝の気持ちを胸に、花組生一同本日の公演を大切にお届けいたします」

というような言葉でした。
もちろん、客席からは大きな拍手が。
そしてその後、通常通りの「ただいまより…」の開演アナウンスが流れたのでした。

この開演アナウンスは、私が観劇した時とライブ配信を観た時、どちらも違うその時ならではのアナウンスとなっていました。

初日を観劇した人によると初日もまた特別バージョンのアナウンスだったということなので、れいちゃんは何度も録音スタジオに行って、演出の先生と共に特別バージョンのアナウンスを録音したんですね。
ありがとう…

水美舞斗の2番手羽根

今年はマイティー(水美舞斗)に関してもいろいろなことがありました。

前の公演で2番手男役だった瀬戸かずやさんが退団し、いよいよマイティーが2番手かと思われた『元禄バロックロック』『The Fascination!』でしたが、ひとこちゃん(永久輝せあ)と同じ大きさの羽根を背負って登場で物議をかもしました。

それが2022年花組の大劇場公演2作目の『Fashionable Empire』の初日のパレードで大きな2番手羽根を背負って登場しました。
そのマイティーに大きな拍手が送られて、初日ご挨拶のれいちゃん(柚香光)からも「水美の羽根」という言葉が出てそれも話題になりました。

同期のれいちゃんにとっても、そしてファンにとっても、もちろんマイティー本人にとっても嬉しいことだったでしょう。

そして、私はこの時に3番手のひとこちゃんがホッとしたような顔をしていたのも印象的でした。
その前の公演で自分がマイティーと同じ大きさの羽根を背負ったことに何かしらの気持ちがあったのかもしれません。

水美舞斗が2番手羽根で登場の花組初日のタカラヅカニュース映像に思うこと

水美舞斗が専科へ異動

私はマイティー(水美舞斗)が2番手、ひとこちゃん(永久輝せあ)が3番手という体制がもうしばらく続くと思って(期待して)いました。

それが2023年のお正月公演『うたかたの恋』『ENCHANTEMENT -華麗なる香水-』を目前に控えた12月27日、まさかのタイミングでマイティーが2023年4月28日付で専科へ異動という大きなニュースが報じられました。

同時に宝塚と東京での4月のディナーショーが発表され、このディナーショーの後、専科へ異動とのことでした。

年末のこのタイミングでこんな大きなニュースが入ってくるとは思ってもみませんでした。

2番手羽根を背負うということは通常、トップになるか2番手のままで退団するかのどちらかになることを意味します。
つまり、『元禄バロックロック』『The Fascination!』で2番手羽を背負ったマイティーは、花組でトップになる、他の組でトップになる、2番手で退団するのいずれかです。

できれば、マイティーには一番大きな羽根を背負ってほしいです。しかし現実問題として、花組には97期生のひとこちゃん(永久輝せあ)が控えています。

ひとこちゃんは95期のれいちゃん・マイティーの2つ下の期で、2023年には研13になります。
VISAガールに就任したのは2019年11月で、すでに3年が経過しています。

れいちゃん→マイティー→ひとこちゃんではトップ就任が遅すぎると考えていました。
ということは、来年は何か花組は人事の動きがあるのか、まだしばらくこのままなのか…

そこに、マイティーの専科への異動の報でした。
これには、なるほど!と納得せざるを得ませんでした。

この異動でひとこちゃん(永久輝せあ)は、次のトップへの準備が始まるのでしょう。

宝塚のファンである限り、人事で感情を揺さぶられるのは日常です。
しかし、人事の多くは喜びと辛さが表裏一体です。

このマイティーの人事はどう受け止めればいいのでしょう…?

いずれにしても、次の大劇場公演『うたかたの恋』『ENCHANTEMENT』がマイティーが2番手羽根を背負う最後の公演となります。

観劇の際にはしっかりと目に焼き付けます。

そして、専科のマイティーをこれまで以上に応援していきます!

  

読んで頂き、ありがとうございました。

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