いよいよ明日5月26日に花組『アルカンシェル』の千秋楽、柚香光・星風まどかコンビの卒業の日となりますね。
退団発表からここまであっという間に過ぎてしまいました。
今でも2人の退団が実感できないんですが…
その退団の日を前にタカラヅカニュースで2人の卒業トークが2回に渡って放送されました。
卒業トーク 花組 柚香光・星風まどか
トークは東京宝塚劇場の2階ロビーでれいちゃん(柚香光)とまどかちゃん(星風まどか)の2人でソファに座って始まりました。
挨拶した後2人で「イエ〜イ」って言ったりと、ゆったりリラックスした雰囲気でのトークでした。
途中カンペを棒読みするれいちゃんに「おっ棒読み!カンペを読みました」とツッコむまどかちゃん(笑)
そんな遠慮のない関係性もこの2人ならではだなと思います。
卒業を控えた今の心境や宝塚大劇場の千秋楽で感じたこと、スカイ・ステージの番組の思い出など語りました。
スカイ・ステージの思い出では初めて2人で出演したコーナーや、最近の『百聞は一見にしかず』『集まれ!95期』など映像を見ながら話を聞けたのが懐かしかったです。
とくに2人の初スカイ・ステージは2人とも顔が丸くて初々しかったな〜
2人で出演した『TAKARAZUKAあにまるハウス』は去年の4月だったんですね〜
もうすでに懐かしいです。
柚香光・星風まどかの思い出オン編
れいちゃんとまどかちゃんの思い出話オン編ということで、
「柚香さんが演じられる役に会う度にいろんな魅力を感じて、本当に役者さんだなと思う」
という話をちょっと笑いながら言ったまどかちゃんにれいちゃんが
「ちょっと笑いながら言ってる」
と即ツッコミ。
まどかちゃんはあまりに当たり前のこと過ぎて失礼かなと思って笑ったそうなんですが、そういう2人のちょっとしたやり取りにもあったかさを感じます。
そしてれいちゃんからは
「お芝居って一人じゃできないから、2人でいろんな壁にぶち当たりながら切磋琢磨してきた」
という話が。
一番最初に2人がお芝居した『哀しみのコルドバ』で2人で前に進みたくてもがいていたお稽古場の雰囲気をれいちゃんは今でも覚えているそうです。
そして今回の『アルカンシェル』の本編の最後に銀橋を上手から下手に渡って花道にはけるのが、2人の最初の大劇場公演『元禄バロックロック』と同じ導線だったんだそう。
そんなことをお稽古場で思い出していたという話に、聞いているこっちもこの3年弱のことを思い出してぐっときてしまいました。
柚香光・星風まどかの思い出オフ編
オフの話ではまず2人はお散歩仲間だという話から。
これは『TAKARAZUKAあにまるハウス』でも2人で愛犬を連れて散歩している様子が紹介されてましたよね〜
今回なんと2人がよく行っていたお散歩スポットを紹介してくれました!
2人はレジャーシートなどのいろんなグッズを持って愛犬と一緒に兵庫県の甲山に登っていたんだそうです。
甲山といえば兵庫県出身の私にはお馴染みのスポットです。
子供の頃は学校の遠足や家族でのお出かけでよく甲山森林公園に行っておりました。
確かに宝塚市から近いですし、お散歩したり森林浴するには最適な場所です。
2人が卒業後宝塚を離れてしまう今だから教えてくれたんだと思いますが、ファンの皆さんは宝塚大劇場で観劇の際は甲山まで足を伸ばして、ここにれいまどが2人で来てたんだな〜と思いを馳せるのもいいかと思います。
れいちゃんは甲山に行くために大きいテントも買ったのにまだ一度も使っていないとか、2人で笑いながら話すのを見ていてほんと癒やされました。
相手役への想い
柚香光から星風まどかへ
お互いへの想いを訊かれてまずれいちゃんから
「お芝居の解釈などでぶつかり合ってディスカッションするのはすごくエネルギーがいることだけれど、それを誰の手も借りずに2人だけでその課題に向き合い続けてこれたということがありがたい」
「それは(まどかちゃんが私を)信じてくれようとした想いがないとできなかった」
ということを話しました。
星風まどかから柚香光へ
そのれいちゃんの言葉を恐縮しながら聞いていたまどかちゃんは
「自分は元々表現することが苦手で、でも宝塚に入ってから人とコミュニケーションを取ってお芝居することが楽しいと思うようになった」
「この立場になってまた自分の出来ないことや苦手意識が出てきたけれど、柚香さんとお芝居することになってお芝居が楽しいなと思い出させてもらい、向上心も育てていただけた」
という話をしていました。
そして
「それはこちらにいらっしゃる柚香光さんという方のお力だと私は思っています」
とちょっとおちゃらけながらもれいちゃんに対して感謝の気持ちを送っていました。
それに対して
「柚香光と申します」
とカメラに向かってお辞儀するなど、照れ隠しなのかれいちゃんもまたちょっとおちゃらけていたのが微笑ましい(笑)
最後は花組の仲間たちへずっとキラキラの笑顔を絶やさずにいてほしいという言葉を贈り、スカイ・ステージさんからの素敵な花束をもらって、視聴者への感謝の言葉を述べてコーナーは終わりました。
「こうやってスカイ・ステージでお目にかかることはできなくなってしまうんですけど、皆様への想いはずっと胸に抱いて生きてまいりますので、皆様もどうか笑顔が溢れる愛に満ちた日々でありますように心から願ってます」
って言ってくれたれいちゃんに感謝です。
2人ぴったりと寄り添ってれいちゃんの“れい”とお礼の“礼”にかけたのか、2人で「れい」と言って終わりました。
この二人のこういう姿がタカラヅカニュースで見られなくなってしまうと本当に寂しいです。
公演は明日の千秋楽を残すのみです。
最後まで2人が幸せにキラキラと輝いていられますよう祈っています。
読んで頂き、ありがとうございました。
ブログランキングに参加しています。クリックして頂けるとうれしいです。
クリック先はブログランキングなので、他の宝塚歌劇のブログをご覧になれます。