花男・水美舞斗の姿を目に焼き付けてきました!(花組『うたかたの恋』『ENCHANTEMENT』観劇)

先日花組東京宝塚劇場公演『うたかたの恋』『ENCHANTEMENT』を観劇してきました。
今回の席は宝塚の公演では自分史上一番の前方席で、それも上手の花道のすぐ横でした!

舞台の真ん中はどうしても見にくいですが、組子が花道に居並ぶ時やスターさんが銀橋に行く時なんかはすごく間近でドキドキしちゃいました。

ショーでは花道に下級生達が並んで踊る場面も多くて、真ん中にいるれいちゃん(柚香光)やマイティー(水美舞斗)たちも観たいし、でも花道にいる子たちも観たいし…
でとても忙しい席でした。

ある場面ではすぐ横にいた美空真瑠くんと目が合って、ニヤリと笑われてドキンとしてしまいました~

ニューヨークの場面の最初、花道から出てきたれいちゃんがしばらく銀橋の入口付近で歌っていましたが、ほんの2mほどの距離にれいちゃんがいる~と大興奮しました。

そして、この公演はマイティーが花組生として組子全員と舞台に立つ最後の公演なので、とくにマイティーの姿を目に焼き付けようと追っかけて観ていました。

花組『うたかたの恋』『ENCHANTEMENT』での水美舞斗

『うたかたの恋』ではジャン・サルヴァドル役を熱演

お芝居の『うたかたの恋』でマイティー(水美舞斗)が演じたジャン・サルヴァドルはれいちゃん(柚香光)演じるルドルフの従兄弟で幼い頃からの親友です。
同期のれいちゃんと親友役というのにグッときます。

マリー(星風まどか)という心から愛せる恋人を見つけたルドルフを応援したり、マリーと引き離されて自暴自棄になったルドルフを心配したり。

そして最後の舞踏会の場面では、嫉妬のあまりマリーに詰め寄ろうとした皇太子妃のステファニー(春妃うらら)をマリーに近づけないために力づくでステファニーと踊るジャンのルドルフへの友情が素敵でした。

ストーリーテラー的役割

マイティーのジャンはいくつかの場面でストーリーテラー的役割をします。

宝塚カフェブレイクでこの役割がすごく難しかったと話していました。
観客と舞台上の演者をつなぐ役割で、ずっと語り部というわけではなく”限られた場面だけ”の役割だったのが難しいようです。

他のインタビューでも「どうしてもルドルフやマリーに対していろいろな感情が芽生えるので、その思いを台詞に込め過ぎないようにするのが難しかった」というようなことを言っていました。

マイティーのその話を聞いてから舞台を観たのでそこに注目していましたが、しっかりと客席と舞台との橋渡しができていたと思いました。
でもそういうところに難しさを感じたりするんだな~と感心したエピソードでした。

ジャンとミリーのカップル

今回の令和版『うたかたの恋』ではルドルフとマリーの恋物語だけでなく、ジャンとミリー(星空美咲)、フェルディナンド(永久輝せあ)とソフィー(美羽愛)の3カップルの対比がピックアップされています。

ジャンとミリーが幸せそうに仲良くすることで、よりルドルフの悲劇性が強調されるというわけですね。

ジャンとミリーが二人で出ている場面、とくにプラーター公園の場面で二人がいちゃいちゃしているところを微笑ましく観ながらオペラグラスで追っかけていました。

あのミリーを演じる美咲ちゃん(星空美咲)が本当に幸せそうで、かいがいしくジャンの世話を焼いたりするのも可愛らしかったです。

ちょうど私の席の前で二人がいちゃいちゃしてたので、ライトが当たってなくてもガン見してついニヤニヤしてしまいました(笑)

『ENCHANTEMENT』でもたくさんの場面で大活躍

マイティーはショーでもたくさんの場面で大活躍でした!

もちろんプロローグをはじめ何度も一人で銀橋を渡りますし、アロマティックの場面やアイドルの場面はマイティーがメインです。

アロマティックの場面ではほのかちゃん(聖乃あすか)扮する美女と妖しく踊るのが素敵でドキドキしました。

アイドルの場面はひとこちゃん(永久輝せあ)やほのかちゃんをはじめ花組スター男役たちが歌い踊る中、真打登場という感じでマイティーが出てくるのがめちゃくちゃカッコよかったです。

れいまいコンビ

マイティーが花組生としてれいちゃんと同じ舞台に立つのはこの公演が最後です。

ということで、二人が絡む場面はいつも以上に熱い思いで観ていました。

とくにムスクの場面はスーツ姿の二人が銀橋で並ぶところや、ふたりで同じタバコを吸うところは見ていて胸が熱くなりました。
ここでの二人のダンスバトルも以前のショーでの同じような場面を思い出して観ていました。

貸切公演のアドリブも秀逸

私が観た公演は貸切公演ということで、ショーではいろんな人が貸切の企業名をカッコよく言うというアドリブが繰り広げられてました。

中でもマイティーのアドリブは秀逸!
まずはオリエンタルの場面で銀橋でマイティーがソロで歌った後、CMを完コピ(笑)
笑いと大きな拍手に包まれてました。

もう一つはアイドルの場面でこれも銀橋でみんなが並んだところで
「ピンポーン」と呼び鈴を押す仕草をした後
「俺からの愛をお届けにまいりました。ん~まっ」
と投げキッス♡
もう~さすがマイティーです!

貸切公演のお客さんたちは大喜びです。

パレードでの真っ白な2番手羽根

パレードでのマイティーの2番手羽根を生で見られるのもこれが最後。
大階段を降りてくるところからオペラグラスでガン見してしっかりと目に焼き付けましたよ。

銀橋でれいちゃんとお辞儀をし合うところももう最後なんだな~と思うとちょっとウルっときてしまいました。

それにしてもマイティーの花組生最後のショーがこんなにきらびやかで花組らしいショーでよかったです。

舞台セット香水棚にある香水瓶に組子全員やスタッフの皆さんの名前が書いてあったり、アイドルの場面で持っている香水瓶型のマイクにそれぞれの名前に由来する言葉が書いてあったりと野口幸作先生の愛情あふれるショーだというのもよかったです。

専科への異動についての心境

この公演の後マイティー自身のディナーショーがあって、それを最後に専科へ異動します。

先日の宝塚カフェブレイクで専科への異動についての心境を語っていたマイティー。
「楽しみというかドキドキと不安が入り混じっている」
「不安だなと思う日もあれば、楽しみだなと思う日があって、今はどうなるか分からない」
そうです。

そして、れいちゃんについては
「予科生の時からとってもご縁があって、柚香光さんがいない宝塚人生ってないので」
「柚香光さんがそばにいなくなるなというのはふとした時に感じる」
というふうに話していました。

れいまいコンビが離れてしまうのは本当にとっても寂しいですが、今後いろんな組に出演するマイティーが観られるのも楽しみではあります。

そしてまた花組にも出演して、れいちゃんとの共演が観られることを期待しています。

  

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