水美舞斗主演『ME AND MY GIRL』博多座公演初日を観劇してきました!

昨日10月9日、博多座まで遠征して星組『ME AND MY GIRL』の初日を観劇してきました。

博多座は以前に福岡に住んでいた時に何度も通った劇場です。
最後に行ってから数年経っているのについこの間も来たような錯覚におちいりました。

劇場のエントランスに上がる階段は『ME AND MY GIRL』のロゴとイメージカラーの青と赤に飾られていて、劇場に入る前から『ME AND MY GIRL』の世界にいざなわれました。
ロビーに入ると博多座名物の多くの売店が並んでいてワクワクしました。
外のグランドビジョンだけでなく劇場の中にもいろいろなフォトスポットがあるのも嬉しいです。

やっぱり『ME AND MY GIRL』は楽しすぎました!

開演前に木場理事長のご挨拶がありました。

博多座まで来られたんだ〜とちょっとびっくりしましたが、まあそうですよね。
あの件の後に初日を迎える公演ですので、きっちりと理事長の言葉で観客に語るのは当然なのかもしれません。

亡くなった宙組生への哀悼の意を表した後に、「ご心配をおかけしております」とお客さんへのお詫びの言葉がありました。
劇団としては二度とこのような事態が起きないよう真摯に対応していく、今後の公演については出演者の心身の状況など安全に公演できると判断したものから上演していくというようなお話もありました。

今回の『ME AND MY GIRL』についても出演者の舞台にかける熱く強い想いを感じていただきたいというようなことも言われていたので、この公演は楽しんでいいんだなという気持ちになれてちょっとほっとしました。

その後、この日の主演であるマイティー(水美舞斗)の開演ご挨拶があって、いよいよ始まる〜とワクワクした気持ちになりました。

キャストごとの感想

水美舞斗:ビル

マイティー(水美舞斗)のビルははまり役になるだろうなと予想していた通りでした。
登場の時のガニ股でやんちゃな感じが想像していた通りで嬉しかったです。

これまで一番好きなビルは大好きな瀬奈じゅんさんのビルだったんですが、マイティーのビルも大好きになりました。

初日のご愛嬌で、ジョン卿の懐中時計をくすねる場面で何度かもたついた箇所はありましたが、タップダンスも帽子芸も完璧にこなしていて、すでに完成度が高かったです。
初日にもたついていたw部分も段々とこなれていくだろうなと思います。

暁千星:ジョン卿

ありちゃん(暁千星)の持ち味的にはビルなんだろうなと思いますが、最近は大人のダンディな役や色濃い役もこなしてきたありちゃんなので、きっと素敵なジョン卿になるだろうなと期待していました。

そしたら想像以上にダンディで素敵なジョン卿でした。
とくに二幕のサリーの気持ちを知って考えが変わっていくところの表情の変化はさすがだなと思いました。

図書室でのビルとのコンビネーションは息ピッタリで楽しいです。
ビルにおでこにチュッってされてて『ワオ!』と思いました(笑)

あの場面はいろいろアドリブでこれから変化がありそうですね。
大いに楽しみです。

マリア公爵夫人との恋愛模様もキュンキュンします。

欲を言えば、腰痛で動けなくなる場面のお芝居がもっとわかりやすいとよかったなと思いました。
2008年の月組版の霧矢大夢さんのジョン卿の腰痛のお芝居が素晴らしかったので、ついついそれと比べてしまいます。

あと、何回か台詞を噛んでしまってましたが、これから公演が進むにつれてこなれていくでしょうね〜

あ、それとありちゃんのビルもぜひ観たいです。
ライブ配信をぜひ観なくては!

舞空瞳:サリー

初日を観て一番感心したのがなこちゃん(舞空瞳)のサリーでした。

これまでなこちゃんはどちらかというと身分の高いお姫様的なヒロインを多く演ってきたので、今回のサリー役は新境地となりますよね。
それがガニ股で粗野な下町娘のサリーを実に生き生きと演じていました。

発声もいつもよりうんと低い声で…、それでもすごく可愛いんですがね。

ソロの「一度ハートを失くしたら」や「顎で受けなさい」は情感たっぷりに澄んだ綺麗な声で歌っていたのも素晴らしかったです。
それと、涙を必死にこらえて強がってみせるお芝居も最高でした。

極美慎:ジャッキー

しんくん(極美慎)のジャッキーは、配役が発表された時から絶対美しくて可愛らしいジャッキーになると予想していたらそのとおりでした。

抜群のスタイルで数々のジャッキーのお衣装を着こなしていましたし、男役の時とは全く違う綺麗な高い声で台詞を言うのも素敵で。

表情がクルクル変わるのも見ていて飽きなくて、最初の親族が集まる場面でビルの話を聞いている時などついついジャッキーの顔をオペラグラスで追っかけていました。

それと、ソファでビルを誘惑するシーン、ビルを追っかけてソファの周りを回るところでビルが落としそうになったクッションを、まるでそういう振りかと思うようにさりげなく落ちないように押さえたのがさすが過ぎて。

もう一つ、二幕の最初のサリーのことをずる賢いと悪口言う場面。
ややこしい台詞を間違って言っちゃったんですが、ジャッキーのキャラのままあまりにさらっと言い直しました!
たぶん初めて観た方はそういう台詞だと思ったでしょう。
しんくんの対応力に感心しました。

その後のジェラルド(天華えま)があれ?というようにリアクションしてたのも面白かったです。

その他のキャスト

その他のキャストではほのかちゃん(小桜ほのか)のマリア公爵夫人がすごくよかったです。

以前はヒロインも何度も演じてきたほのかちゃんですが、最近では『Le Rouge et le Noir〜赤と黒〜』のヴァルノ夫人のような色の濃い役も難なく演じて、芸達者ぶりが素晴らしいです。
今回のマリア公爵夫人の貫禄もすごかったですし、歌はさすがに上手でした。

ジェラルドのぴーちゃん(天華えま)はしんくんのジャッキーとのカップルが本当にお似合いで可愛らしくて、見ていてウキウキしちゃいました。
パレードやカーテンコールで見つめ合ってニコニコしているのもほんと素敵でした。

ひーろー(ひろ香祐)のパーチェスターもさすがの芸達者ぶり。
何度も客席の笑いを誘っていました。

今回やっぱりすごいなと思ったのがジャスパー卿のさきっぽ(蒼舞咲歩)です。
ジャスパー卿って難しいだろうなと思うのですが、しっかり存在感を示していたと思います。

図書室の場面でビルに赤いマントで覆われて連れて行かれるところで、「電気が消えたよ」なんてアドリブを言って笑いを取っていたのが素晴らしい。

フィナーレの構成が新鮮でした

フィナーレの構成がこれまでとガラッと変わっていたのが新鮮でした。

本編が終わって幕が下りたら、その幕の前にジェラルドのぴーちゃん(天華えま)とマリアのほのかちゃん(小桜ほのか)が登場して2人で主題歌の「ME AND MY GIRL」を歌います。
これがほんとに聴き応えあって耳福でした。

その後なんとありちゃん(暁千星)としんくん(極美慎)がカップルでタンゴを踊りました。
真っ白な衣装で、しんくんはパンツスタイルだけどちゃんと娘役のお衣装、ハットがとても色っぽかったです。

ここはジョン卿の役とジャッキーのデュエットのようなので、マイティー(水美舞斗)がジョン卿の回はマイティーとになるんだと思います。

それからダルマ姿のなこちゃん(舞空瞳)が登場してからロケットになります。

そして大階段にマイティーとありちゃんの2人が登場して、そこから男役の黒燕尾に。

なこちゃんがドレスで大階段に現れて、マイティーが着替えている間一人で歌っていて、その後マイティーが登場してデュエットダンスになります。

ここもありちゃんビルの回はありちゃんとのデュエットダンスになるようです。

それからパレードになります。
エトワールは副組長のなつさん(白妙なつ)でした。

パレードは3カップルの結婚式というていのお衣装で、これまでのミーマイと同じでした。
とにかく、意外な組み合わせのカップルのデュエットが多くて面白いフィナーレでした。

カーテンコールは4回ありました

主演2人のご挨拶

カーテンコールではまず副組長のなつさんのご挨拶があり、今回のことがあって上演するにあたって葛藤がたくさんあったという話がありました。
「何が正解かはわかりませんが、今はみんなで助け合い諦めずに乗り越えていきたい」
というようなことも言っていました。
本当にそうだと思います。

その後まずありちゃんがご挨拶したんですが、なぜか「水美舞斗さん」と言う時に噛んでしまって(笑)、マイティーがずっこけてその後ファイティングポーズのようななんか変なポーズをしていたのに大笑い。
ありちゃんの可愛いご挨拶にほっこりでした。

そしてマイティーのご挨拶。
「先程白妙さんのお話にもありましたが」
と事件のことに触れて
「皆で手を取り合って支え合って一丸となって務めてまいります」
と少し声を震わせながら話していたのが心に残りました。

ご当地出身者紹介

2回目のカーテンコールでは地方公演恒例のご当地出身者の紹介がありました。
今回は福岡だけでなく九州の出身者も含めて8人の紹介がありました。

蒼舞咲歩都優奈凛央捺はる鳳花るりな愛花いと飛翠真凜美玲ひな湖ノ花なりが一人ずつ元気にコメントも言っていきました。
マイティーがしっかりと1人ずつの名前を言っていて、もうすっかり星組に馴染んでいるのを感じました。

「好いとーよ〜」

3回目のカーテンコールからスタンディングオベーションになりました。

マイティー(水美舞斗)はお客様が自分たちを待っていてくださったことが本当に幸せだと言ったあと
「みんな!好いとーよ〜!」と博多弁で言ったので客席も舞台上も大喜び。

その後ありちゃんやなこちゃんにも「どうですか?」とマイティーが感想を尋ねました。
なこちゃんは「幸せで胸がいっぱい」だと感極まったように泣き声で話してました。

4回目のカーテンコール

どうやらさっき「好いとーよ〜」とマイティーが言ったのに対して幕が下りてから「好きだっちゃ」じゃないかという意見が出たみたいです。

で、客席に意見を訊いたらそれは違うという反応があったのか
「(好きだっちゃとは)言わないよね〜」
って。
はい、「好きだっちゃ」は言いませんね(笑)
あえて言うなら「好きっちゃ」かな…

ということであらためて
「好いとーよ〜」
と言ってくれました。

最後には他にも話したいことがあるかとパーチェスターのひーろー(ひろ香祐)やマリアおば様(小桜ほのか)に訊いたり。
マリアおば様のほのかちゃんは「ええ、充分でございます」と公爵夫人のままで答えました。

その後はジャッキーのしんくんに訊いたら「大丈夫よ♪」とこれまたジャッキーのキャラで答えるしんくん。
みんな本当に芸達者です(笑)

最後まで温かくて楽しいカーテンコールで、大満足でした。
初日って本当にいいですね〜♡

  

読んで頂き、ありがとうございました。

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