たった4日で終わってしまったのが残念、和希そら主演『夢千鳥』の見どころ
タカラヅカニュース「稽古場レポート」で語られた見どころ
先々週のタカラヅカニュースの稽古場レポートでいくつかの見どころが語られましたが、その中でとくに印象に残ったのがそらくん(和希そら)演じる夢二が関わる3人の女性たちの個性。
そして、その女性たちと夢二がどのように愛を深めるのかが見どころということでした。
その他には、そらくんが一人で感情的に踊る場面が圧巻だということと、他万喜役のじゅっちゃん(天彩峰里)と踊るタンゴのシーンもすごい場面だということでした。
4月22日より宙組和希そら主演の 宝塚バウホール公演 『夢千鳥』 が始まります。この公演は東上はありませんが、和希そらの二度目のバウホール主演に期待が高まります。稽古場レポートで語られた『夢千鳥』の見どころ稽古場レポート出演者[…]
タカラヅカニュース「突撃レポート」で語られた見どころ
初日の翌日に収録された突撃レポート。
テロップで「この公演は4月26日〜5月3日まで中止となりました。」と書いてあるのを見るのが本当に切ないです。
収録の時点ではきっと不安はあったとは思いますが、まだ中止となるとは分かっていなかったでしょうね〜
作品がヘビーだからお客様の反応がどうかと思っていたけど、あたたかい反応でよかったと話すそらくん(和希そら)とじゅっちゃん(天彩峰里)。
そして、これからもっと頑張っていきたい、夢二という役をもっと深ぼりしていきたいと言ったそらくん。
その言葉にも切なさが募りますが、この経験は必ず活きます。
これからもずっと応援していきますよ。
見どころ1:夢二と3人の女性との絡み
夢二と3人の女性(他万喜・彦乃・お葉)との全く違う絡み方が見どころだそうです。
そらくんの束縛や可愛さや甘えるところといった魅力的な表情が見られるそう。
そこは作・演出の栗田優香先生にありがとうございますと言いたいとスカイレポーターズのあきも(秋音光)が言ってました(笑)
ファンとしても栗田先生に感謝です。
見どころ2:他万喜の夢二への愛の形
「いつも可愛らしいじゅっちゃんのどこにいるの?」と言われるほど、大人っぽくて色っぽい他万喜の姿が見どころだそう。
他の男と関係して嫉妬させるなど、他万喜の強さや凄みが見られるとか。
なかなか宝塚ではない愛の形なようです。
見どころ3:夢二と他万喜のタンゴのシーン
稽古場レポートやNOW ON STAGEでも度々語られていた夢二と他万喜のタンゴのシーン。
夢二が他万喜を殴ったり首を締めたりしながら、最後には濃厚なキスをする相当凄いダンスシーンのようです。
これはかなり見どころみたいです。
見どころ4:夢二のソロダンスシーン
これもNOW ON STAGEで話されていましたが、夢二のそらくんが言葉もなくダンスで苦悩を表現する渾身のソロダンスシーンがあるそう。
そらくんが昔から尊敬していた原田薫先生の振り付けだとNOW ON STAGEで言っていました。
見どころ5:フィナーレナンバー
小劇場作品には珍しくフィナーレナンバーが20分もあるそうです。
群舞やデュエットダンスなど、ダンス巧者のそらくんの本領発揮となる場面となったようです。
タカラヅカニュース「初日映像」で見ることができた見どころ
夢二と3人の女性との絡み
プロローグの3人の女性と絡みながら踊る場面から、女性たちの三者三様の表情が印象的でした。
そして、他万喜と激しく言い合う場面や、彦乃、お葉とは艶っぽくキスする場面などを見ることができました。
他万喜の夢二への愛の形
夢二に嫉妬させるために東郷青児と関係を持ったり、彦乃をお嫁にもらいましょうと言ったりといった何を考えているかわからない他万喜の激しさが表現されていました。
この2人の愛は相当すごいものだったんだろうな〜と想像が膨らみました。
夢二と他万喜のタンゴのシーン
ずっと気になっていたこの場面。
初日映像ではほんのさわりしか流れなかったけど、着物の胸元を乱して夢二とやり合う他万喜の姿だけで、凄さが想像できました。
フィナーレナンバー
これもほんの少しだけでしたが、お芝居の濃さや激しさとは打って変わって、幸せそうに楽しそうに踊るキャストの皆んな、そしてそらくんとじゅっちゃんの2人が印象的でした。
Twitterで話題になっていた中森明菜の『赤い鳥逃げた』が見られたのが嬉しかったです。
そらくんの初日のご挨拶についてはこちら
昨日公式サイトからの発表で、4月26日から5月11日までの観客を入れての公演を中止すると発表がありました。花組宝塚大劇場公演の千秋楽と宙組梅田芸術劇場メインホール公演の5日の回は無観客でのライブ中継・ライブ配信を実施するそうです。[…]
観劇された方のツイートの感想
初日を観劇された方
「夢千鳥」初日終わりました。
何と深い深いお話…。
2幕はそら君も演技しながら泣いておられて、私もそら君の苦しい表情見て涙が止まらなかったです。。
すごく、ずーーんと心に突き刺さるお芝居でした。#夢千鳥 #和希そら— スカイブルー (@aoisora19blue) April 22, 2021
夢千鳥
奇跡的に観れたんだけど良作すぎた。まず栗田先生の演出が凄い。物語の流れは簡単ではないのにわかりやすくて、時代の行き来が自然。場面転換はスムーズで美しく、台詞も音楽も素敵。なにより生徒と宝塚への愛!最下級生までそれぞれ活躍の場があって…座付き演出家としてすごく楽しみな存在。— あいす (@j0_gf) April 24, 2021
初日を観劇されたラッキーな方の感想を読ませていただきました。
元々でもバウホール公演は公演日数も席数も少ないのに、たった4日で終わってしまった『夢千鳥』を観劇できたのは、本当に羨ましい!
たくさんのツイートがありましたが、皆さん興奮気味に素晴らしかったと感想をおっしゃっていました。
初日の時点ではたった4日で終わるなんて皆さん思われていなかったのを思うと、なんとも言葉が無いです。
千秋楽を観劇された方
夢千鳥ご挨拶。
初日の幕が上がるかどうかも、心配で不安な中、四日も出来た。最高に幸せな4日間でした。(ニュアンス、四日というワードで客席ボロ泣き嗚咽な中、四日でも出来て幸せだったという前向きな言葉に救われた😢
— えり〜@夢千鳥🕊 (@cosmosora96) April 25, 2021
この四日間になんの後悔もないそうです。そして「人生に起こるサプライズを楽観するか悲観するかはその人次第」というスヌーピー先生の言葉を引いてくれたのですが、何故か伏せ字で「スヌ○ピー(すぬまるぴーと発音した(笑))」と言ってました。何故!?!?(笑)
— トモヌナ (@tomonuna) April 25, 2021
25日の実質千秋楽になってしまった日を観劇された方も多くツイートされていました。
その方たちも本当に羨ましいです。
4日目で千秋楽を迎えることになってしまったそらくんですが、そのご挨拶は素晴らしかったようです。
いろいろ考えてしまって、涙が
悔しかったでしょうし、残念でたまらなかったでしょう。
そらくん、あらゆる経験を糧にして、前進してください。
読んで頂き、ありがとうございました。
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