10月1日に雪組宝塚大劇場公演『蒼穹の昴』が初日を迎えました。
前回の大劇場公演『夢介千両みやげ』『Sensational!』は東京公演の初日が遅れて始まるということがあったので、今回は無事に予定通りに初日の幕が開いてよかったです。
すでに観劇された方の感想を見ると、脚本もうまくできていて、セットや衣装も豪華で見応えがあるそうです。
実は私まだチケットが確保できていないので、これは是が非でもチケットを確保すべく頑張らなくてはいけません。
雪組 宝塚大劇場公演 『蒼穹の昴』初日
初日ダイジェスト映像を見て
冒頭の文秀(彩風咲奈)と春児(朝美絢)の場面、二人の関係性に萌えてしまいました。
そして稽古場情報で咲ちゃん(彩風咲奈)が言っていた通り、あーさ(朝美絢)の目がキラッキラ、目がこぼれ落ちそう(笑)
そこから一転して紫禁城の場面になりましたが、大階段を使ってのセットの豪華なこと!
今回月組の『グレート・ギャツビー』に続いて舞台セットは松井るみさんが担当されたということですが、さすがに素晴らしいです。
ここ以外のセットも早く見たいなと思います。
そして有村淳先生の衣装がまた素晴らしい!
当時の清朝の宮廷服などの再現率もすごそうで、衣装だけでもすごく楽しみなりました。
ストーリー的には4巻もの原作をぎゅっとひとまとめにしている割にはわかりやすいそうで、初見でもしっかりついて行けるとか。
原作を読んでいるとそれぞれの登場人物の背景がよりわかっていいそうですが、でも原作を読んでいなくても置いていかれるということはないみたいです。
それはちょっとほっとしました(笑)
初日のダイジェストだけではストーリーはもちろんわかりませんが、セットや衣装などがいかに素晴らしいかわかったので、観劇する日が待ち遠しくなりました。
奏乃はると組長からたくさんご紹介
今回専科の方たちが6名も出ていらっしゃるので、ご紹介の時間もたっぷり。
組長のにわさん(奏乃はると)が京三紗さん、汝鳥伶さん、一樹千尋さん、夏美ようさん、悠真倫さん、凪七瑠海さんと学年順に紹介していきました。
立っている場所があちこちなので、カメラさんもちょっと右往左往してました(笑)
その後はこの公演から組替えしてきたさんちゃん(咲城けい)が紹介されましたが、花道の端っこでライトが当たらない場所だったので、ちゃんと照明さんがスポットライトを当ててくださってて。
愛情を感じました。
そして、この公演から雪組生になった108期生の8名が紹介されて元気にお返事。
可愛い♥
最後には「この公演は雪組トップ娘役朝月希和の退団公演となっております」とご紹介があり、ひらめちゃん(朝月希和)がちょっとはにかんだ笑顔でお辞儀してました。
ひらめちゃんも可愛いです♥
いろんな方たちのご紹介がたっくさんでw、組長さんの初日に際してのご挨拶は「初日にお運びいただきまして誠にありがとうございます」以外はとくになかったようです。
あるいはカットされてしまったのかも…(苦笑)
彩風咲奈の初日ご挨拶
続いて咲ちゃん(彩風咲奈)のご挨拶。
まずは初日を迎えられたこと、お客様にお会いできたことへの感謝の言葉を述べました。
そして
「生きるということが難しく特別なことで大切なことなのだと感じることの多いこの不安定な世の中」
で、浅田次郎先生の『蒼穹の昴』という生命力あふれる作品に挑戦できることは運命、宿命なのだと感じているそうです。
運命、宿命はこの作品のテーマでもあるので、その言葉を使うところはさすがです。
「私たちが役を演じることで、お客様に元気や勇気、希望、愛をお届けできますよう、明日からも進んでまいりたいと思います。千秋楽までどうぞよろしくお願いいたします」
「本日は本当にありがとうございました」
と最初のご挨拶を締めました。
次のカーテンコールでは、お客様にお会いできることが幸せなことだと、稽古場で感じられなかったお客様からのパワーがどれほど自分たちを勇気づけてくれるのかをあらためて感じたと話しました。
その次には
「すごく気合が入っているところに、こうしてお客様からまた温かいお気持ちをいただいてさらにパワーアップしたような気がします」
と話していました。
また
「お客様の温かい拍手と、マスクをされていても伝わってくる笑顔が昴の星よりも美しいです。本当に輝いております」
と客席を沸かせながら
「皆様からのパワーをたくさん浴びて明日からのエネルギーに変えて、この感謝の気持ちをお返しできるよう心を込めて務めてまいりたい」
とずっとお客様への感謝の言葉を言っていたのが印象的でした。
咲ちゃんのご挨拶の熱量がまるで千秋楽のようでw、自分でもそう思ったのか
「いや、まだ初日なんですけれども」
なんて言ってました(笑)
その初日がファンのおかげで素晴らしい一日になると、ここでも観客への感謝の言葉を述べる咲ちゃん。
この初日のご挨拶ではずっと観客のことを話していました。
やはり公演が中止になってお客さんに会えない期間を経験していることが、余計に観客へに感謝の気持ちを大きくさせたのでしょうか〜
そういえば『ODYSSEY』の時は初日から涙涙のご挨拶でしたが、今回は涙は全くなくずっと笑顔で熱量の高いご挨拶でした。
『ODYSSEY』では前年に公演中止になってしまったことへの思いがあふれてしまったご挨拶でしたね。
今回はきっとまた違った思いがあって、咲ちゃんのこの公演にかけるエネルギーの強さがうかがえるご挨拶だったと思います。
これから千秋楽まで止まることなく、この熱量のまま最後まで駆け抜けられることを願っています。
読んで頂き、ありがとうございました。
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