タカラヅカニュースで5月23日の星組東京宝塚劇場公演『ロミオとジュリエット』千秋楽の模様が放送されました。
この公演は緊急事態宣言発令により途中公演中止を余儀なくされ、無観客での配信のみの公演もあったので、最後に満員のお客さんを入れての千秋楽を迎えられて本当によかったです。
星組 東京宝塚劇場公演 千秋楽 『ロミオとジュリエット』
ダイジェスト映像は一幕のバルコニーの場面から始まって二幕を中心に、最後の天国の場面まで見せてくれました。
それぞれのソロ曲もちょっとずつ入っていて盛りだくさんな内容で、私は残念ながら千秋楽のライブ配信は視聴できなかったのですが、先週観劇した時の記憶が蘇ってきました。
いや、その時以上にパワーとパッションみなぎる千秋楽だったようです。
熱い熱いカーテンコール
礼真琴の公演に対する熱い思い
まずは、客席のお客様に対する感謝の言葉を述べた後、カメラに目線を移してライブ中継やライブ配信を見ているお客さんに向かっても感謝の気持ちを話し、手を振ってくれました。
これは映画館や配信を見ている人達は嬉しかったでしょうね。
タカラヅカニュースを見ている私も嬉しかったですもん。
そして、
「千秋楽が本当に来たんだというホッとする気持ちと寂しい気持ちが入り混じって複雑な思い」
と語るこっちゃん(礼真琴)。
本当にそうですね〜
こっちゃんや星組生だけでなく、我々ファンも同じ思いです。
「公演中止になって観劇できなかった方や再開後も観劇を断念された方へ自分たちができることは毎日全身全霊で感謝をお伝えする事だった」
という言葉にもこっちゃんのこの公演に掛ける思い、宝塚ファンに対する熱い想いが伝わってきました。
礼真琴の英真なおきへの愛
次に幕が上がってすぐに「この『ロミオとジュリエット』には欠かせない専科の英真なおきさん」と初演からロレンス神父を演じてきたじゅんこさん(英真なおき)を紹介しました。
その時のちょっと照れたような嬉しそうな笑顔のじゅんこさんが素敵でした。
そして、「厚かましいのですが、また星組に戻ってきていただきたいです!」と力強くこっちゃんに言われてまた嬉しそうな笑顔で「ありがとうございます」っておっしゃってました。
長く星組の組長として星組を引っ張ってこられたじゅんこさん。
2012年に専科へ移られてからも多くの星組作品に出演してこっちゃんとの縁も深いです。
こっちゃんはロレンス神父との場面ではじゅんこさんのあたたかさに泣いてしまいそうになると話していましたが、それくらい愛を感じているんですね。
また是非星組作品に出演してください!
退団者に対する愛情
今回の退団者は下級生順に麻倉しずく、草薙稀月、きらり杏、桜庭舞、隼玲央、桜里まお、拓斗れいの7名です。
こっちゃんは最初のご挨拶でこの7名の退団者に触れ、「この7名が明日から踏み出す一歩が宝塚人生よりも幸せな人生となることを祈って」と話していました。
そして、退団者による一言のコーナーでは、タカラヅカニュースではカットされていたのですが、それぞれの一言の後にこっちゃんもコメントしていたようです。
隼玲央くんが千秋楽の『世界の王』で皆んなが抱きしめてくれて最高の『世界の王』になったと涙を流しながら話した時は、こっちゃんも泣きそうな顔になってうんうんとうなずいていました。
それぞれへのコメントもきっと愛情あふれるものだったと思います。
いつかスカイステージの放送で見られたらいいな〜
「星組パッション!」
そしてそして、宝塚大劇場の千秋楽に続いて今回も「星組パッション!」をやってくれました!
礼 「熱いぜ!」
皆 「星組!」
礼 「燃えろ!」
皆 「星組!」
礼 「進め!」
皆 「星組!」
礼 「星組〜!」
全員「パッショ〜ン!」
と「星組!」のところで右手の拳を突き上げる満面の笑顔の組子と、そして声は出せないけど同じように拳を突き上げている客席の皆さんが一体となるのを感じて、いつか客席で参加してみたいな〜と思いました。
最後は「皆様どうぞお体にお気をつけてお過ごしくださいませ」とこっちゃんが締めて、カーテンコールが終わりました。
パッションあふれる『ロミオとジュリエット』でした!
今回ライブ配信で1回、劇場で1回の観劇でしたが、タカラヅカニュースやその他の映像で流れるのを見ていても、宝塚大劇場の初日からどんどんこっちゃん始め組子の熱量が上がって行ったのを感じました。
コロナ禍という尋常でない状況だからこそ、少しでも素晴らしいものを、パワーのあるものを届けたいという星組生の心意気の賜物だという気がします。
そして、そのパッションあふれる公演を「星組パッション!」で締めくくったこっちゃんに星組トップスターとしての輝きを見ました。
読んで頂き、ありがとうございました。
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