昨日(2022年12月25日)に雪組の東京宝塚劇場公演が無事に千秋楽を終え宝塚歌劇は年内の公演をすべて終了しました。
ホッとするような寂しいような年末のこの時期のはずですが、今年は(例年もそうだったでしょうか…?)宝塚公式からは怒涛の情報ラッシュで、一ファンの私は「また来た♥」「あ、また♥」「うわっ、かっこいい♥」と忙しくさせてもらっています。
花組の来年7月~10月の大劇場公演の演目『鴛鴦歌合戦』『GRAND MIRAGE!』が22日に発表になりました。
その翌日(23日)には月組の6月の東急シアターオーブ公演『Death Takes a Holiday』とバウホール公演『月の燈影』の発表があり、その月組大劇場公演『フリューゲル -君がくれた翼-』『万華鏡百景色』(2023年8月~11月)が本日発表になりました。
その他にも宙組『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』のポスター画像、3月の星組全国ツアーのポスター画像も解禁されました。
2023年もタカラヅカが楽しみです!!
鷹翔千空本人がバウホール主演作品『夢現の先に』を紹介
来年1月に始まる公演といえば、1月5日にバウホールで初日を迎えるこってぃ(鷹翔千空)主演の『夢現の先に』があります。
先日稽古場レポートも放送されましたが、本日のタカラヅカニュースでは、こってぃ自身が出演する稽古場情報が放送されました。
MCは稽古場レポートの時と同じ元スカイ・ナビゲーターズのなっつ(秋奈るい)です。
なっつから「今回バウホール初主演ですが」とパチパチと拍手され、照れながらも嬉しそうなこってぃ。
ほんとおめでとうございます。
この前の稽古場レポートで作品の内容がほんの少し明らかになりましたが、この稽古場情報では、謎だった部分についてもう少しだけ話してくれました。
夢の世界と現実世界を行き来するのは”僕”だけ
先日の稽古場レポートで、夢の世界の住人たちと現実の世界の人々達がいるということがわかりました。
夢の世界にはキョロちゃん(亜音有星)演じる”彼”や、白い羊たち、黒い影、そして個性豊かな夢の住人たちがいて、現実の世界にはひばりちゃん(山吹ひばり)演じる”彼女”やお花屋さんの人たちがいるとのことです。
話には出ていませんでしたが、配役表にある僕の母や彼女の父母も現実の世界にいる人たちなんでしょうね。
今回明かされたのは、その夢の世界と現実の世界を行ったり来たりするのはこってぃの”僕”だけだということ。
夢の世界のみんなはすごくテンションが高くて、”僕”もそれに引っ張られているけれど現実の世界に戻ってきたら落ち着いて生身の自分を生きているという感覚で、そのギャップがすごいという話でした。
“僕”が抱えている葛藤をダンスナンバーで表現したりする場面もあり、そういう場面や役に対しても演じる側や観ている側でいろんな解釈ができるような作品ということでした。
あらすじを見ただけでは漠然としていた作品の印象が、おぼろげながらわかってきた気がしました。
あのポスターの衣装は…
先行画像やポスター画像が出た時に話題になっていたこってぃの不思議なお衣装。
宇宙服の様だとか拘束着の様だとも言われていました。
今回そのお衣装についても話してくれました。
あのお衣装にはトラウマや悪夢のしがらみなどといったものが表現されているんだとか。
実は一緒に夢に出てくる”彼”もお揃いのお衣装を着ているそうで、それにも深い意味があるんですって。
お衣装には心の変化が表れているそうで、あの拘束着のようなのが取れていくと気持ちも軽くなっていくという表現になっているようです。
なるほど、面白い表現ですね~
あの不思議なお衣装にも注目ということのようです。
フィナーレの見どころ
稽古場レポートでもお芝居のこってぃとフィナーレのこってぃのギャップがすごいという話が出ていましたが、ここでもフィナーレのこってぃのカッコよさについて話していました。
フィナーレの話題になった時にこってぃ(鷹翔千空)が「はー、フィナーレだー」と言ってたんですが、ワクワクしてるということなのかな?
ちょっとハクハクしてる感じにも取れました。
「カッコいい宙組で8年間育てていただいた現時点での集大成を見せられるように」
と言っていたのが印象的でした。
「男役のダンスを宙組で学べたことが私の財産だと思っている」そうで、今回若央りさ先生のザ・男役といったシンプルでカッコいい振付に挑戦できるのがありがたいそうです。
それにはなっつ(秋奈るい)も組に入ってきた時からずっと見てきたこってぃが真ん中で一人カッコよく踊っているのを見て親のように胸が熱くなったって言ってました。
組に入ってきたばかりの頃はダンスナンバーに入っても「振りが覚えられません、教えてください」なんて言ってたんだそうで、そんなこってぃが大きくなったな~って。
「きっとこってぃをずっと応援してきたお客さんも胸が熱くなると思うので楽しみにしていてください」
となっつが言うのを聞いて、宝塚らしいいい話だと思いました。
ライブ配信があります
この公演も千秋楽の1月16日の14時半の公演でライブ配信があります。
【宝塚歌劇 ライブ配信のお知らせ】
◆2023/1/16(月)14:30
宙組 宝塚バウホール公演 千秋楽
『夢現(ゆめうつつ)の先に』販売期間:1/9(月)10:00~1/16(月)15:00
販売価格:3,500円(税込)#鷹翔千空#夢現の先に#宝塚歌劇#楽天TVでタカラヅカ— Rakuten TV〈 楽天TV 〉公式 (@rakutentv_japan) December 24, 2022
こってぃが最後に
「すごく充実した怒涛のお稽古期間をみんなと走り抜けてきて、熱い宙組の下級生との勢いをそのままに、新年皆様に幸せな気持ちになってもらえるように頑張っていきますので、楽しみにしていてください」
と意気込みを語っていました。
いつも舞台以外ではおっとりしてほんわかしているこってぃが舞台で見せる熱さとのギャップが好きです。
きっとこの公演でもそんな熱いこってぃが見られるのではと楽しみにしています。
読んで頂き、ありがとうございました。
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