3月19日に花組東京宝塚劇場公演『うたかたの恋』 『ENCHANTEMENT』が千秋楽の幕を下ろしました。
この公演は華雅りりか、春矢祐璃、都姫ここ、花翔ひかりの4人の退団の他に、マイティー(水美舞斗)が花組生として大劇場公演に出演する最後の公演となりました。
研1の時からずっと同期のれいちゃん(柚香光)とのれいまいコンビの姿を見てきたので、それが最後なんだと思うと本当に寂しいです。
先日劇場で生で観劇出来て本当によかったなと思います。
そして、この千秋楽の花組での「れいまい」の最後の姿をタカラヅカニュースで観られることを楽しみにしていました。
花組東京宝塚劇場公演『うたかたの恋』 『ENCHANTEMENT』千秋楽
『ENCHANTEMENT』千秋楽のれいまいコンビ
ショーの『ENCHANTEMENT』では男役スターの皆さんがアドリブを言う場面がいくつかあって、毎回Twitterなどで話題になっていましたが、千秋楽でも千秋楽ならではのアドリブがありました。
とくにマイティー(水美舞斗)が「オリエンタル」の場面で歌詞の中に「花組最高~♪」を入れて歌ったり、銀橋の真ん中で「これからも愛してます」と言ったり。
そしてアイドルの場面の最後の「君の愛は俺が守る!」には花男水美舞斗としての思いがこもっているいるようで、グッときました。
それと「ムスク」の場面、男役大勢が銀橋に並ぶところでセンターのれいちゃんとマイティーがグータッチしたのにも感無量でした。
極めつけは黒燕尾でれいちゃんがマイティーに青い薔薇を一輪差し出して胸ポケットに挿し、喜んだマイティーがれいちゃんに抱きついたところ。
これは宝塚大劇場の千秋楽でれいちゃんがマイティーの胸ポケットにピンクの薔薇を挿し、
3月5日のれいちゃんの誕生日に今度はマイティーが赤い薔薇を渡した
という流れの総まとめになっていますね。
残念ながら宝塚大劇場の千秋楽のれいちゃんがマイティーのポケットに薔薇を挿す場面はタカラヅカニュースでカットされていましたが、今回はばっちり見られました。
タカラヅカニュースのスタッフさん、ありがとうございます!
実際に観た方のレポートによると、青い薔薇を胸ポケットに挿してもらったマイティーは、まどかちゃん(星風まどか)をリフトした後で大事そうに胸ポケットを押さえながら袖にはけていったそうです。
その時泣くのをこらえているような表情だったとも。
もう一つタカラヅカニュースでは映ってなかったのですが、「ムスク」の場面でれいちゃんがマイティーの耳元に顔を寄せるところで、「今までありがとう」とささやいたというレポートもあり、れいまいコンビ尊い!って感激してしまいました!
水美舞斗の組替えご挨拶
今回も退団者の退団ご挨拶の前に緞帳の前でマイティー(水美舞斗)の組替えのご挨拶がありました。
この後のディナーショーをもって専科へ異動するマイティー。
「苦楽を共にしてきた大切な花組の皆さん、かけがえのない柚香光、そして皆さんとのご縁は私にとりまして財産です」
という言葉の中のとくに「かけがえのない柚香光」という言葉が心に響きました。
やっぱりれいちゃんのことは特別なんですよね~
お互いがお互いを特別な存在だと思ってるのが客席からも見えるのが本当に素敵だな~と思います。
その二人が離れてしまうのは本当に寂しいですが、花組で学んだことを胸に新たなステージでも高みを目指すと意気込むマイティーを応援せずにはいられません。
最後の
「今まで花組の水美舞斗を応援し愛してくださいました全ての皆様、14年間ありがとうございました!」
というご挨拶に大きな拍手が送られましたが、画面を見ながら私も思わず拍手してしまいました。
柚香光の千秋楽ご挨拶
れいちゃんの千秋楽のご挨拶は、まずは花組生全員で東京公演を完走できたことへの感謝の言葉から。
宝塚大劇場公演では途中公演中止になり、休演者も出てしまったんでしたね~
そして花組が東京公演を完走できるのはなんと1年半ぶりとなるということです。
花組は本当に苦難の日々でした。
その後はお芝居の『うたかたの恋』についての話をするれいちゃん。
この東京公演中に初演から数えて来場者が100万人を超え、上演回数も500回を超えたということです。
それはすごい!
そして、千秋楽の3月19日はなんとマリー・ヴェッツェラの誕生日なんだそう。
宝塚大劇場公演の千秋楽はルドルフとマリーの命日でしたが、東京の千秋楽はマリーのお誕生日というなんとも素敵な巡り合わせですね~
それを興奮気味に話すれいちゃんがなんとも可愛らしいです。
興奮してかみかみになってしまってました(笑)
それから4名の退団者と専科へ組替えするマイティーのことに触れ、
「この5名の活躍もどうぞ皆様、応援のほどよろしくお願いいたします」
と話すれいちゃんの愛があったかかったです。
花組ポーズの音頭を水美舞斗に
最後は東京公演完走への感謝の思いを込めて花組ポーズをすることになりましたが、今回はなんとマイティーに音頭を任せました。
「花男水美舞斗さんが華麗なるお手本を見せてくださいます」
とか
「それでは、花男水美舞斗さん、音頭をお願いいたします」
とマイティーを立てるれいちゃん。
それに対して最初は「えっ?ほんと?」とびっくりしてたマイティーですが、しっかりと
「はい、承りました!」
と華麗なターンを見せた後
「花組~!」
「サイコー!!」
と花男として最後の”花組ポーズ”を立派にやり遂げたマイティーでした。
ここでもれいまいコンビの愛を感じて胸が熱くなってしまいました。
緞帳前のご挨拶でも
礼によってタカラヅカニュースでは緞帳前のれいちゃんのご挨拶はカットされてましたが、劇場やライブ配信で観た方々がTwitterでレポートしてくださっていました。
れいちゃんは
「お客様一人一人と握手して、そのまま肩を組んで日比谷公園にお散歩に行きたいくらい感謝しています」
なんて言ったそうです。
そしてその後は
「花組、宝塚は一つですので、これからもみなを応援よろしくお願いします」
と。
この言葉にも専科へ行ってしまうマイティーへの思いがこもっていますよね~
最後までれいまいコンビフォーエバー!という思いがこみ上げた千秋楽のカーテンコールでした。
読んで頂き、ありがとうございました。
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