天飛華音の新公主演ご挨拶、東京ではさらにしっかりで涙なし(星組『柳生忍法帖』新人公演)

今日のタカラヅカニュースでは12月2日に開催された星組『柳生忍法帖』東京宝塚劇場 新人公演の模様が放送されました。

前回の雪組に続き今回の星組もライブ配信があり、多くの方が視聴されたことと思います。
今回からプログラムがダウンロードできるようになったんだそうです。
元々新人公演は客席に無料のプログラムが配布されますので、それを配信でも取り入れてくださったんですね。
宝塚の配信、進化が止まりません!!

星組 東京宝塚劇場 新人公演 『柳生忍法帖』

今日のタカラヅカニュースで星組東京宝塚劇場の新人公演の映像を見ました。
宝塚大劇場での新人公演の映像は以前にタカラヅカニュースで見た以外にも、新人公演トークや新人公演インタビューでもちょこちょこ流れていました。

それらの映像と比べると、やはり全体的に進歩してる印象を持ちました。

東京でさらにしっかりとした天飛華音のご挨拶

宝塚大劇場の新人公演では最初から感極まった感じで、涙声でのご挨拶だったかのんくん(天飛華音)。

1年8ヶ月ぶりに新人公演をできることへの感謝の気持ちがすごく強く、そのことへの思いがこみ上げてきた感じでした。
東京の新人公演では涙はなかったようですが、それでもとても神妙な表情で思いのこもった口調でのご挨拶でした。

「柳生十兵衛という役を通して、どんなことにおいてもその根底にあるは人の心だということを学ばさせていただきました」

「この舞台に向かっていく中で、私はたくさんの人の心に触れる毎日でございました」

「これからもどんな時も十兵衛のように、強く優しく、その心を忘れずに、舞台に対してもいつも誠心誠意真心をもって努めたいと強く感じております」

“人の心”ということを強調したご挨拶でした。

最近いろんなところでお芝居に一番大切なのは“心”だという話をよく聞きます。
先日の『男役のすゝめ月組編』でもそういう話を聞いたばかりです。

かのんくんの新人公演インタビューでも

「舞台は全てが嘘だけど心だけは本物でいたい」

という話を本役のこっちゃん(礼真琴)からしてもらったとかのんくんは話していました。

もちろんそうだなと思いますが、お芝居だけでなく今のこの不安定なご時世で余計に“人の心”の大切さを認識する毎日だとかのんくんのご挨拶を聞いて改めて感じました。

涙はなかったのですが、一瞬感極まったのか言葉に詰まった場面がありました。
そして、その後またキリッとした表情になり

「ご覧になってくださるお客様、このような機会を与えてくださることに感謝の気持ちでいっぱいです」

「この学びを明日からの本公演にしっかりと活かし、これからも魅力ある舞台人になれますよう精進してまいります。本日はまことにありがとうございました!」

と宝塚大劇場の時よりさらにしっかりとした新人公演主演のご挨拶でした。

最後は

「今日このメンバーで新人公演をさせていただけたこと、ライブ配信という形でたくさんの方にご覧いただけたことが当たり前ではないということを身をもって実感しているからこそ、より熱い真心のある舞台をこれからもお届けしたいです

とやはりこのご時世だからこその思いのこもった言葉で締めくくりました。

天飛華音、1年8ヶ月ぶりの新人公演で涙ながらのご挨拶(星組宝塚大劇場『柳生忍法帖』新人公演)

宝塚大劇場よりさらに進歩した星組新人公演メンバーの演技

今日のタカラヅカニュースの映像を見て感じたのは、宝塚の新人公演より全員が進歩しているな〜ということでした。
宝塚大劇場でもレベルの高い新人公演だと思いましたが、一人一人がさらにレベルアップしているように感じました。

主演のかのんくん(天飛華音)は本役のこっちゃん(礼真琴)を彷彿とさせる十兵衛の温かい人柄がにじみ出ている十兵衛を演じていました。

歌いながらの立ち回りもキレがよくて身体能力の高さを感じました。
そして、かのんくんが大切という“心”がすごく感じられる演技だなと思いました。

ヒロインのゆら役の瑠璃花夏ちゃん、やはり歌が上手いです。
お芝居もゆらの心情の変化がよく表現できているなと感心しました。

他にも新人公演トークで見ていた碧海さりおの芦名銅伯役、夕陽真輝の沢庵和尚役、咲城けいの漆戸虹七郎役は目を引きました。

とくにちゃりおくん(碧海さりお)は芦名銅伯の若い頃の場面やソロの歌唱の場面も流れ、さすがの迫力だなと感心しました。
もちろん本役の愛ちゃん(愛月ひかる)には及びませんが、あの芦名銅伯の妖しさを表現していて素晴らしいなと思いました。

全体的に星組の新人公演メンバーのレベルの高さを感じた東京の新人公演の映像でした。

これから星組の中心メンバーになっていくであろう天飛華音

今回2回目の新人公演主演のかのんくん(天飛華音)。
調べたら、102期で二番でした(一番は星組トップ娘役の舞空瞳です)。

声もよく身体能力も高くて踊りににもキレがありますね。
そして、かのんくんで一番実力を感じるのがお芝居です。

はじめて新人公演で主演をした『GOD OF STARS-食聖-』を観た時にすごいお芝居の上手な子だなと驚いたのを記憶しています。

そして、『龍の宮物語』の火遠理役はどうしても忘れられません。

スカイ・ステージ・トーク Dream Timeでの弟感満載なトークから、台詞再現コーナーになった途端スイッチが入ってお芝居にのめり込む感じもすごいな〜と思いました。
きっとお芝居が好きなんでしょうね。

これからの星組の男役に欠かせない存在になっていくに違いありません。
というかもうなっていますね(笑)

本公演での多聞坊役も重要な役のようですし、とてもいい演技をしているという評判です。

スカイ・ステージ・トーク Dream Timeでは2期上の極美慎くんと一緒にMCをやっていますが、間違いなく極美慎くんの次にくる存在だと思います。

天飛華音から目が離せませんね!

  

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