とうとう雪組の東京宝塚劇場公演が始まってしまいました!
今日はその初日の模様です。
雪組 東京宝塚劇場 初日
『f f f -フォルティッシッシモ-』~歓喜に歌え!~『シルクロード~盗賊と宝石~』
ダイジェスト映像は見たかった場面が満載
お芝居、ショーともに今まで出ていなかった場面が満載でとっても嬉しかったです。
『f f f -フォルティッシッシモ-』
『f f f -フォルティッシッシモ-』では、オケボックスを使った場面や、謎の女が慣れない手付きでコーヒーを入れる場面など、話には聞いていたけれど見られてなかった場面が見られました。
最後だいもんが熱唱した後繊細なお芝居をする場面でショーの映像に切り替わっちゃったので、あ〜ん、もうちょっと見ていたかった〜となっちゃいましたが…
『シルクロード~盗賊と宝石~』
『シルクロード~盗賊と宝石~』では、毎回話題になっていただいもんと凪様(彩凪翔)のアドリブもちゃんと映っていました。
だいもん「今日スリ初日なんです〜」凪様「関西では常習犯だったって聞くぞ〜」だいもん「バレた!」っていうアドリブで、毎回二人で事前に打ち合わせするそうですが、息の合ったやり取りでさすがでした。
それとこれもTwitterで話題になっていましたが、中詰めでだいもんが「東京〜!」と叫んで組子も「東京〜!」と合わせ、その後だいもんが「待たせたな〜!」って言う掛け声は、客席のお客様は嬉しかったでしょうね〜
私もタカラヅカニュースで聞けて嬉しかったです。
望海風斗のカーテンコールの言葉が心に染みました
まずは組長の奏乃はるとさんの挨拶で、一年前この劇場に立ちましたが中止を余儀なくされたいう話に、そっか〜、『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』はもう一年前か〜と感慨深かったです。
3分の1程しか公演できず、千秋楽だけなんとか出来てスカイステージで生中継されたんでした。
それを思うと今下級生の数を減らしてという対策をしながらでも、こうやって初日を迎えられたことが奇跡のようだな〜と思います。
だいもんの挨拶で「ここ(劇場)にいらっしゃる間だけは心のマスクを外してください」というような話がありました。
確かに劇場にいる3時間の間は日常の嫌なことを忘れられるというのが宝塚の醍醐味ですが、今のコロナ禍にあってはなおさらです。
さらに「お芝居では皆様の心の中にある小さな炎が煌々と燃え出し、ショーでは想像の翼が広がるでしょう」と自分では上手いこと言ったと思ったようですが、客席から笑いが起こり、だいもん本人もちょっと恥ずかしくなったような感じで、笑っちゃいました。
だいもんのそういうところ大好きです(笑)
こういう状況になって、日本中、世界中から励ましの言葉を頂いたそうです。
そして、宝塚が公演していることがそんな皆様の光となれば嬉しいというだいもんの言葉が心に染みました。
最後はベートーヴェン風ハイタッチと大ジャンプで
毎回カーテンコールで趣向をこらしてくるだいもんですが、今回はこのご時世でみなさんとハイタッチすることが出来ないのでエアハイタッチをしたいと言い出しました。
『運命』のジャジャジャジャーンにちなんで、「タタタターン」でハイタッチを、その後「ジャジャジャジャーンプ」でジャンプをしましょうということになり、だいもんの音頭でやりました。
客席は声が出せないので、雪組生たちが頑張って叫んで、ジャンプの部分も客席は片手を突きあげるだけでしたが、それでも舞台上と客席が一体になったようです。
毎回だいもんは上手いことを考えるな〜と感心します。
お客様も舞台上の組子たちと一体になって、不自由な日常を忘れて元気をもらえたでしょうし、雪組生たちも今は触れ合う機会がないお客様からエネルギーをもらったようなそんな気持ちになれただろうな〜と思いました。
「本日のメニューは終わりました」と嬉しそうなだいもんでした。
もう一度幕が上がって、ちょっと何をしようか困っただいもんでしたが、「アンコーーール」と言ってもう一度同じことをやってくれました。
『次はなんか違うことをやるのかな?』と思って見ていましたが、私もここはもう一度やるのが正解だなと思いました。
さらに舞台上と客席の一体感が深まってよかったです。
雪組トップとしての望海風斗の円熟
だいもんの話の中で、下級生はAチーム、Bチームに分かれて、今はBチームしかここにはいませんが、想像力を膨らませて心の目で見ればここにはいないAチームの皆んなの顔も見えるはずですという話がありました。
そして、人数が少ないからこそより下級生たちの顔を見てもらえるという逆転の発想の話もありました。
挨拶の冒頭にもこんな大変な状況だからこそ、公演ができる幸せをより感じることができるというような話もあり、挨拶の言葉の端々にだいもんが至った境地というか悟りの心境が見えました。
自分の退団公演に組子全員が出演できず、客席も減って、入り待ち出待ちも出来ない。
お茶会も千秋楽のパレードもフェアウェルパーティーも出来ず、最後にファンに送ってもらうことも出来ないなんて、普通で考えたらすごく悲しい不幸なことですけど、そんな状況でも喜びを見出しているだいもんにタカラジェンヌの魂を感じました。
このコロナ禍の大変な時期に退団したトップスターとしてきっと後々まで記憶されることと思いますが、そういうだいもんの素晴らしい人間性も記憶されることを願っています。
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今日のタカラヅカニュースは初出のものが多かったのですが、今日この日のタカラヅカニュースは雪組の東京宝塚劇場公演の初日の放映だと期待していました。
その「雪組 東京宝塚劇場 初日『f f f -フォルティッシッシモ-』~歓喜に歌え!~『シルクロード~盗賊と宝石~』」は期待に違わない内容でした。
だいもん、本当に素晴らしいです!
読んで頂き、ありがとうございました。
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