柚香光、退団者と宝塚とファンへのエール(花組宝塚大劇場千秋楽)

昨日7月11日に花組宝塚大劇場公演が無事に千秋楽を迎えました。

宙組が途中公演中止になったり、月組の初日が延期になっている中、花組は中止になることなく完走できたことが本当によかったなと思います。

花組 宝塚大劇場公演千秋楽の様子

お芝居、ショーともに退団者4人、飛龍つかさ若草萌香音くり寿芹尚英の活躍シーンがたくさん見られたのが嬉しかったです。

ショーでは、れいちゃん(柚香光)がつかさくん(飛龍つかさ)のほっぺたをプニプニして口を尖らせていたのがめちゃくちゃ可愛くて、つかさくんきっとすっごく嬉しかっただろうなと思いました。

そして、おとくりちゃん(音くり寿)は同期のまどかちゃん(星風まどか)とアドリブなんでしょうね、ふたりでキャッキャしながら仲良くじゃれ合う場面があって、ほっこりさせてもらえました〜

でぃでぃ(若草萌香)はエトワールで美声を轟かせていましたし、えいちゃん(芹尚英)はダンスでの見せ場が映っていました。
えいちゃん、途中休演で心配しましたが、戻ってこられて無事に千秋楽を迎えられて本当によかったですね。ホッとしました。

柚香光、千秋楽ご挨拶

れいちゃん(柚香光)のご挨拶は

「無事この日が迎えられ、誰一人欠けることなく出演者全員で皆様にご挨拶させていただいておりますこの一瞬が本当にありがたく、感謝の気持ちでいっぱいでございます」

と感謝の言葉から始まりました。

えいちゃん(芹尚英)が休演してしまった当日、観劇された方によるとれいちゃんはえいちゃんがソロで踊る場面で涙を流していたということです。
それだけに無事に復帰できて一緒に千秋楽を迎えられたことがすごく嬉しかったのだと思います。
その後は

「皆様に育てていただいたこの二作品を東京でも大切に公演してまいりますので、どうぞ引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。花組はこれからも元気に精進してまいります。本日は本当にありがとうございました」

と弾けんばかりの笑顔で東京への意気込みを語りました。

退団者の一言

2回目のカーテンコールで、れいちゃんと退団者4人が登場して、千秋楽恒例の退団者からの一言がありました。
それぞれ個性的で楽しかったな〜

芹尚英

今日はえいちゃん(芹尚英)の誕生日だそうで、突然れいちゃんがえいちゃんに向かって

「さて、ハッピーバースデー、えいちゃん!」

と言うと、客席から盛大な拍手があり、それにお辞儀をするえいちゃん。

「人生でこんなにたくさんの方に誕生日を祝っていただけるなんて思ってもいなかったので嬉しい」

なんて可愛いことを言うえいちゃんです。
そして

「ここに私の居場所があることが本当に幸せです。ありがとうございました」

と嬉しそうに話しました。
きっと途中休演してしまったこともあって、そのような言葉になったんでしょうね。
本当に元気に復帰できてよかったです。
東京では全公演出演できますように。

音くり寿

次のおとくりちゃん(音くり寿)の番になって、まずれいちゃんから

「素晴らしい技とパフォーマンスで皆んなを魅了してやまないくりす。皆様に何かコメントをお願いします」

と振られ

「幸せです、本当に!この空間が大好きです!ありがとうございました!」

ってちょっと涙声で叫んだんですが、その後はなんとれいちゃんから

「それでは皆様。皆様への思いの丈を豊かな美声でお届けいたします。お聞きください、音くり寿で『我が胸の内』

なんて無茶振りされて

「(エアマイクで歌うフリしてから)…ってなんでやねん!

とノリツッコミするおとくりちゃん(笑)
めちゃくちゃ可愛かったです〜
隣のつかさくん(飛龍つかさ)がもだえながら「可愛い〜、可愛い〜」って言ってました(笑)

若草萌香

れいちゃんから「でぃでぃ」と促されて、緊張しつつも一生懸命話し始めたでぃでぃ(若草萌香)、緊張してるからか「あの〜」が何度も出てくるのがなんとも可愛げがあって、聞いててほっこりしました。

「健康が何より大切だということで、皆さんも健康第一で健やかにお過ごしください」

と客席の笑いも誘いつつ締めてくれました。

飛龍つかさ

最後のつかさくん(飛龍つかさ)、

「男気あふれるパッション男子、余興も素晴らしいつかさ、どうぞ皆様に愛のメッセージをお願いします」

とれいちゃんから振られて

「えいちゃんの“居場所”というのに少しピンときてしまったので、私も叫ばせていただきます」

と前置きして

「君の居場所は、この宝塚だ!!」

とお芝居のダグー伯爵の台詞をアレンジして叫んだので、れいちゃんはじめ他の4人も客席も大爆笑でした。
退団者4人とも、それぞれ大いにわかせてくれた“退団者からの一言”でした。

いつもとちょっと違う花組ポーズ

次のカーテンコールには客席がスタンディングオベーションになり、

「いろいろなことが立て続けに起きている激動の時代を生きている私達でございますが、劇場にお越しの皆様も画面の向こうにいらっしゃる皆様も本当に日々戦い続けていらっしゃると思います」

「そんな中で皆んなが健康でこうしてお目にかかれたことへの心からの感謝と、皆様のご多幸をお祈りして、皆んなで花組ポーズをさせていただきたいと思います」

と、千秋楽恒例の花組ポーズにとりかかるれいちゃん。
いつもと同じように花組ポーズの説明をして

「それでは皆さんよろしいですか〜?」

と言った後「花組〜」と言うのかと思いきや

れいちゃん「私たち〜!」
花組生全員「みんな〜!サイコー!!」

と別バージョンでの花組ポーズになりました。

全員で「みんな〜」と合わせたところを見ると、ちゃんと事前に打ち合わせしていたんですね。

花組だけでない、今頑張っている他の組の皆んなや客席や映画館やテレビの前で見守っている人たち、それとそれ以外にも宝塚を応援しているファンの人たちもひっくるめて「私たちみんな」と言ってくれたんだな〜と思って胸が熱くなりました。

ほんと、れいちゃんのこういうところさすがだな、素晴らしいなと頭が下がります。

こういう辛いことも多い、先行きが見えないご時世だからこそ、みんなが一つになれる宝塚ってやっぱり最高だなとあらためて感じました。
それもれいちゃんのおかげですね。
ありがとうれいちゃん!

さて、東京公演は7月30日から始まります。
宝塚大劇場と同様、一度も止まることなく完走できることを祈っています。

  

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