6月19日にようやく初日の幕が上がった月組東急シアターオーブ公演『DEATH TAKES A HOLIDAY』ですが、初日が開けたばかりとは思えないほどの完成度だそうです。
まだもう少し先ですが私も観劇する予定ですので、評判の良いこの作品を観られるのが楽しみです。
今日のタカラヅカニュースでは初日の様子を見ることができました。
月組 東急シアターオーブ公演『DEATH TAKES A HOLIDAY』初日の様子
同じアルバート・カゼーラの戯曲を映画化した『ジョー・ブラックをよろしく』は本当に大好きな映画です。
時代や国などの設定は違うとはいえ死神が休暇を取って人間界に入り込み、恋をするという内容は同じようです。
ダイジェスト映像を見ると稽古場情報などで語られていた通りとてもコメディで、笑いの場面も多いみたいです。
そしてモーリー・イェストンさんの楽曲は本当に素晴らしいです。
おだちん(風間柚乃)のパパ役、みちるちゃん(彩みちる)のおばあちゃん役など意外な配役も面白くて、観劇の日がますます待ち遠しくなりました。
月城かなとの初日のご挨拶
「私たちはとっても元気です」
複数の体調不良者がいたため1週間遅れて始まったということで、副組長のさちかさん(白雪さち花)がご挨拶でお詫びの言葉を述べていました。
そして「愛とは何か?死神を通して生きるということをあらためて見つめ直す」ことがこの作品のテーマということ。
自分たち自身が来ると思っていた明日が一瞬にして変わってしまうということを実感したという話に本当にそうだな~とうなずきながら聞いていました。
「死神からハンサムなプリンスまで、コミカルに繊細に演じきりました月城かなとが皆様にご挨拶申し上げます」
と紹介されて、れいこちゃん(月城かなと)が初日のご挨拶をしました。
れいこちゃんはその紹介に「フフ、フフ」と笑いながら前に出てきましたが、カーテンコールでの格好は死神の時のものなんでしょうね。
本当にびっくりするほど美しいです。
れいこちゃんは
「月組のニコライ・パブロビッチ・サーキ月城かなとでございます」
とコミカルに自己紹介(笑)
初日を迎えることができてよかった、中止期間中にも温かい心を寄せてくれた皆さんへのお礼の言葉から。
そして
「残りの公演期間は短くなっていますが、精一杯楽しんで舞台の上でどれだけ情熱を持って生きられるかみんなで挑戦していきたい」
と語り
「中止期間はありましたが、私達の思いはさらにさらに強くなっていますのでご心配なく」
と言った後、満面の笑顔で
「私たちとっても元気ですから」
というれいこちゃんに客席からも大きな拍手。
「元気ですから」というれいこちゃんの言葉は頼もしかったです。
モーリー・イェストンさんのメッセージを紹介
次のカーテンコールでれいこちゃんがモーリー・イェストンさんからいただいた素敵なメッセージを紹介してくれました。
「一日の終わりはすべて必ずうまくいく。幕が開いて芝居が進んで皆様から拍手をいただいた時に努力はすべて報われるんだ」
という言葉だったそうです。
その言葉をすごく実感しているそうで、中止期間はあったけれどお客様に温かい気持ちをもらってそれも無駄ではなかったんだと、すべてが報われたような気持ちだと話すれいこちゃん。
モーリー・イェストンさんのその言葉があったからこそ、公演中止というつらい状況も乗り越えられたんですね~
とっても素敵な話を聞かせてくれました。
千秋楽まで頑張って
もう一度幕が開いたら
「3階の皆様も2階の皆様もよく見えております!」
と上の階を見上げながら言ってくれるれいこちゃん。
ちょっとしたことですが、上の階の席で観劇している時にこういうふうに言ってもらうのってすごく嬉しいんですよね~
それをよくわかってくれているれいこちゃん♡
そして、裏にいるオーケストラの皆さんのこと、舞台セットの中に入って動かしてくれているスタッフの皆さんのことにも触れて、多くの人の力のおかげでこの公演が成り立っているという話もしました。
「皆様と力を合わせてこの舞台、この素晴らしい作品に挑戦できる幸せを胸に千秋楽まで頑張ってまいりたいと思います」
と。
本当に千秋楽まで出演者、オケの皆さん、スタッフの皆さんが力を合わせて無事に駆け抜けられることを切に願っています。
読んで頂き、ありがとうございました。
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