礼華はる、彩海せら、天紫珠李の3人で登場した突撃レポート(月組『月の燈影』)

6月14日に始まった月組バウホール公演『月の燈影』もとっても好評のようです。
元々2002年の初演も名作と評判がよかった作品なので、それをブラッシュアップした今回の作品はきっと良い作品だろうなと思います。

月組はもう一つの『DEATH TAKES A HOLIDAY』の方もようやく初日の幕が開いて、本来の姿に戻りました。

そして、今日のタカラヅカニュースでは、『月の燈影』の突撃レポートが放送されましたが、MCが二人、メンバーも3人とコロナ前の姿に戻ったのが嬉しいです。

月組 宝塚バウホール公演 『月の燈影』 突撃レポート

この公演からMCもぐっさん(春海ゆう)とせんちゃん(麗泉里)のスカイ・レポーターズ二人に戻りました。

そして、出演メンバーも主演のぱるくん(礼華はる)と2番手役のあみちゃん(彩海せら)ともう一人じゅりちゃん(天紫珠李)と3人もいます。

距離も近くなって、やっと以前の突撃レポートの光景が戻ってきたのが嬉しいです。
そして、まずぐっさんから

「ぱる、バウ初主演おめでとうございます!」

とお祝いの言葉があって、他のメンバーも「おめでとうございます」とパチパチしてるのが微笑ましいです。

礼華はる、天紫珠李、彩海せらが語る見どころ

ぱるくんが初日の感想を述べた後、みんなで作品の見どころについて語りました。

幸蔵(礼華はる)と次郎吉(彩海せら)の男の友情

このお話の芯となるのがぱるくん演じる幸蔵とあみちゃん演じる次郎吉の男同士の友情。

過去を背負って影のある幸蔵をぱるくんが繊細に演じているということですが、その幸蔵のことを心から思いやる明るい次郎吉との関係性が一番の見所ですね。
その二人を客席も一緒になって見守ってもらっている感じになるそうです。

そして、もう一つの関係性が次郎吉とじゅりちゃん演じる喜の字との恋模様。
こちらもお客さんから応援してもらっているような空気になるのがいいと言ってました。

元々がW主演の作品だったこともあって、主役とヒロインが恋人同士ではなく、2番手役とヒロインが恋人という関係性もこの作品の面白いところですね。

セットや衣装の素晴らしさ

好きなところを訊かれてぱるくんが答えたのが、この場でも後ろに見えている紫陽花のセットの美しさでした。
色とりどりの紫陽花がグラデーションになっていて本当にきれいです。

初日のご挨拶でもぱるくんが言ってましたが、劇場の外の花のみちに紫陽花が咲いているというのもなんか相乗効果という感じで素晴らしいです。

他にも月のセットや灯籠や提灯のおかげで江戸を感じられるのがいいと。
あとはお衣装がどれも素晴らしいのが見どころだということです。

男役の着流しや火消しの法被などめちゃくちゃカッコいいですし、じゅりちゃんたち芸者さんのお引きずりのお着物も艶やかでいいですよね。
そこはやっぱり宝塚の日本物の素敵なところです。

幸蔵の客席降り

そして、この公演の見どころの一つがぱるくん演じる幸蔵が客席に降りるところだということです。

このことについては作・演出の大野拓史先生から初日が明けるまで絶対に口外しないようにと言われていたそうで、稽古場情報や稽古場レポート、NOW ON STAGEでも全く話さなかったですよね~
初日を観劇された方のツイートで知ってびっくりしました。

星組の『1789』に続いて客席降りが復活したのが喜ばしいです。

フィナーレについて

フィナーレは3曲あるそうで、まずはぱるくんとあみちゃんのデュエットダンスから始まるとか。
お芝居から続いてる感じがすごくいいそうです。

男役同士のデュエットダンスというのはなかなか珍しいと思いますが、あみちゃんとしては相手役の気持ちでやっているそうでw、「デュエットダンスってこういう感じなんだ~」と思いながら踊っているとか(笑)

その後ぱるくんと娘役たちの華やかな群舞があって、その次には次郎吉(彩海せら)と喜の字(天紫珠李)の男女のデュエットダンスがあるそう。

「本当のデュエットダンス」と言われてぱるくんが自分との方が本当のデュエットダンスだと怒ってたのが面白かったです(笑)

あみちゃんとじゅりちゃんが「幸せな気持ち」と言うのにもやきもちを焼いてたのが可愛い。
でもぱるくんもちゃんと「いいよね、あそこ好き」って言ってました。

そして最後は男役たちの火消しの群舞で、これはNOW ON STAGEの稽古場の映像で見ましたが相当かっこいいと思います。
お稽古場でこれだけカッコいいんだから、舞台で衣装を着てやったらめちゃくちゃカッコいいのは想像できます。

日本物のフィナーレの良さをたっぷり堪能できるフィナーレとなっているようですね~

3人の仲の良さが伝わってくる突撃レポートでした

久しぶりの人数の多い突撃レポートでしたが、ぱるくんとあみちゃん、じゅりちゃんの仲の良さが伝わってきました。

ぱるくんとあみちゃんは一期違い、あみちゃんが雪組から組替えしてきて1年とちょっとですが、ショーで同じ場面に出ることも多く、絆が深まっている印象です。

この時期に主演と2番手役でバウホール公演ができたのは二人にとっていいことだったなと思います。

そして、じゅりちゃんはぱるくんと同期で、ふと目を合わせる時にも同期ならではの空気が流れているのが感じられます。

そのじゅりちゃんとあみちゃんが恋人同士でデュエットダンスすることにちょっと焼きもちを焼いた素振りを見せたところも可愛くて、3人の仲の良さが感じられていいな~と思って見ていました。

この公演は6月25日が千秋楽で、千秋楽にはライブ配信も行われます。
千秋楽まで一人も欠けることなく駆け抜けられますように、祈っています。

  

読んで頂き、ありがとうございました。

ブログランキングに参加しています。クリックして頂けるとうれしいです。
クリック先はブログランキングなので、他の宝塚歌劇のブログをご覧になれます。

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

 


宝塚歌劇団ランキング