死神・月城かなとのほんわか楽しいカーテンコール(『DEATH TAKES A HOLIDAY』千秋楽)

月組シアターオーブ公演『DEATH TAKES A HOLIDAY』が6月28日に幕を閉じました。
本当にいい作品で、観劇後数日を経ていまだに余韻に浸っています。

その千秋楽の模様が今日のタカラヅカニュースで放送されました。

月組 東急シアターオーブ公演『DEATH TAKES A HOLIDAY』千秋楽

ダイジェスト映像

初日の映像では映ってなかったれいこちゃん(月城かなと)死神のおどろおどろしい衣装から流れました。
あの場面のれいこちゃん死神のお芝居も素晴らしかったので、もう一度見られて嬉しかったです。

死神が触れるとバラが枯れて散るところも見せてくれました。

うみちゃん(海乃美月)の圧巻のソロの歌も。

最後に死神が醜い姿から真っ白な美しい姿に変身するところも。

どの場面も本当によくて大好きだったので、少しずつですがまんべんなく見せてもらえて嬉しいです。
観劇した時の感動がよみがえりました。

月城かなとの千秋楽のご挨拶

まずは副組長のさちかさん(白雪さち花)のご挨拶で、

「悲しみがあるからこそ喜びもまたある」
「輪廻転生の世界で生きるものとして、死は人生の一部であり、愛をもってして生としてめぐり続けるもの」
「人生は贈り物だからこそ、今を精一杯生きよう」

といった作品の中の言葉を引用されていたのが、また作品の世界観にひたれて温かい気持ちになりました。
そして

「客席中の魂を抜いていった美し過ぎる死神、月城かなとが皆様にご挨拶申し上げます」

なんて粋な紹介をしてw、れいこちゃんが前に出てきました。
すると

「私が連れて行ったのはグラツィア一人でございます」

なんてれいこちゃんが言うので、客席は大爆笑、後ろのうみちゃんは「ま〜」という感じで両手を頬に当ててはにかんでました。
なんて可愛い光景♡

この作品はとても難しい作品で、大量の譜面と格闘し毎日夜遅くまでみんなでお稽古をしていたと話したれいこちゃん。

生きることや愛すること、誰もが迎える死について考えることができ、一回一回の舞台にみんなが集中し、心地よい空気で満たされていたこの舞台はれいこちゃんの宝物になったそうです。

その作品がお客様の心にも残るものになることを祈っていると話しました。
確かにこの作品は観劇した私にとっても宝物となったと思えます。
素晴らしい作品でした。
そして

「皆様、千秋楽まで温かいお心を本当にありがとうございました」

と最初のご挨拶を締めました。

2回目のカーテンコールで、セットの裏で演奏しているオーケストラの皆さんや、セットを動かしているスタッフの方々への感謝の気持ちも述べ、休演してしまったまのあ澪ちゃんのことにも触れたれいこちゃん。
こういう心遣いはさすがトップさんです。

天に召されそうな“月組大ジャンプ”(笑)

次に幕が上がった時に恒例の“月組大ジャンプ”をやることになったんですが

「今飛んだら私(天に)召されそうなんですけど」

って(爆)
死神なのに天に召されちゃうの!?(笑)

みんなの爆笑をさらってからジャンプの準備に入ります。
準備運動を入念にし始める組子達を見て

「タップダンスしたから足に気をつけてくださいよ」

と心配もしてくれるれいこちゃんです。
そして、客席のみなさんも一緒に盛大に“月組大ジャンプ”をやりました。

最後にはこの作品を月組でと思ってくださった生田大和先生にも感謝の言葉を言っていました。
観客の私も同じく生田先生、れいこちゃん率いる今の月組でこの作品をやってくださって本当に感謝です。

もう一つ、このような心に残る作品だけれど、それは作品の力だけではなく自分たちの一回一回の舞台にかける思いが強かったからこそ思い出深い作品になったという話が印象に残りました。

そうなんですよね、いくら素晴らしい作品でもそれを演じる人たちの思いが強くなければここまで感動する舞台にはならなかったな〜と、れいこちゃんの言葉を聞いてあらためて実感しました。
なので、もう一度このメンバーにこの作品を当ててくださった生田先生に感謝です。

最後までとっても温かい雰囲気の楽しい千秋楽のカーテンコールでした。

  

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