昨日は月組新人公演が行われました。
ライブ配信も実施されたので、多くの人が観られたようです。
昨日はTwitterでもたくさんの人が感想をつぶやかれていました。
私は新人公演ライブ配信は観られなかったんですが、つい先日本公演の方を東京宝塚劇場で観劇してきました。
タカラヅカニュースではその月組公演『今夜、ロマンス劇場で』のStage Side Watchが放送され、すごく興味深く見ました。
Stage Side Watch 月組公演 『今夜、ロマンス劇場で』 娯楽の殿堂 京映
昨日今日とPart1とPart2に分かれて放送された月組公演『今夜、ロマンス劇場で』のStage Side Watchのコーナー。
映画会社京映の助監督たち3人で娯楽の殿堂 京映で映画を作っている面々について紹介していってくれました。
出演メンバーはれいこちゃん(月城かなと)演じる牧野健司と仲が良くていつも一緒にいる助監督山中伸太郎役のおだちん(風間柚乃)、そして同じく助監督の川鳥役の一星慧くんと岡林役の大楠てらくんです。
いっせいくん(一星慧)とまるちゃん(大楠てら)はともに102期で180cm近い長身ですが、真ん中の100期で169cmのおだちんがあまりに大物感漂っていて全然小さく見えません(笑)
おだちんは京映のメンバーそれぞれが自分で書いたと思われる役作りに関してのメモを見ながらのトークでした。
出演メンバー
まずはこのコーナーの出演メンバーの3人が自らの役について語りました。
山中伸太郎:風間柚乃
年齢は牧野健司と近くて28歳くらいで作っているそう。
現在京映では新選組の映画とハンサムガイシリーズの怪奇妖怪退治の2本を撮影していて、その怪奇の方をやっているということです。
健司とは気心しれた仲で、健司が何かやらかしちゃう時は本当は伸太郎が悪いんだよねって言ってました。
川鳥:一星慧
いっせいくん(一星慧)演じる助監督の川島はロマンチストで育ちがいいお坊っちゃまだそうです。
助監督たちの中では下っ端で、お坊っちゃまということもあってちょっと皆んなからバカにされているんだとか。
カチンコを持っている人って助監督の中でも立場が低いそうで、川島はいつもカチンコを持っているので、皆んなの中では立場が低いというていでやっているそうです。
岡林:大楠てら
まるちゃん(大楠てら)演じる岡林は28歳くらい。
助監督仲間の中では立場はけっこう上で、皆んなのまとめ役という感じで作っているんだそうです。
けっこう気がきいて上の人に取り入るのがうまい。
監督に対してもゴマをすったりご機嫌をとったりしているという役だそうです。
すごく豪華な腕時計をしていて、その時計は太夫役の女優に取り入っていただいたものなんだとか。
いろんな人にゴマをすってるようです(笑)
その他の助監督メンバー
その他の助監督たちについても、おだちんが手に持っている役作りについて書かれたメモを見ながら3人で語っていきました。
皆んな個性豊かで、それぞれがキャラクターを作っているのが面白いです。
鈴本:瑠皇りあ
瑠皇りあくん演じる鈴本は27歳でコメディが大好きなんだそう。
「今度おごるよ」というのが口癖だけれど、まだおごったことはないそうです(笑)
調子がよくて人に合わせるのがうまい感じ。
自分では優しい人という感じでやっているそうです。
四ツ池:真弘蓮
真弘蓮くん演じる四ツ池は26歳で、バイオレンス映画が好き。
自身家でとがっているらしいです。
一匹狼で話しかけても感じ悪く、健司の脚本が選ばれた時も「いやいや」って鼻で笑う感じだったんだとか。
岡林からするとライバルとして気になっちゃう存在らしいです。
村海:七城雅
七城雅くん演じる村海は年齢26か27。
音楽が好きで文学好き、真面目でフランス映画が好きらしいです。
村海だけ眼鏡をかけていていじられキャラかなという感じ。
でも川鳥はその村海からも上から目線でバカにされてるんだそうです。
黒石:和真あさ乃
和真あさ乃くん演じる黒石は年齢26歳。
ミュージカル好きで情熱があって、でも雑用上がりで腰は低めだそうです。
まだ映画業界に慣れていなくて、ピュアな感じもあるそうです。
助監督以外の京映の面々
成瀬正平社長:千海華蘭
からんさん(千海華蘭)演じる京映の成瀬社長はダブルのスーツに赤い蝶ネクタイが素敵。
一歩引いた所から全てを見ていて、器が大きい人。
助監督たちにも「頑張ってくれたまえ」と声をかけてくれる時の眼差しもすごすぎるそうです。
「あれだけ器が広くないと社長なんて務まらない」って3人で話しているのが面白い。
清水大輔プロデューサー:夢奈瑠音
るねくん(夢奈瑠音)演じる清水プロデューサーのネクタイピンには「清水大輔」と自分の名前が彫ってあるそうです。
そしたらなんとカフスボタンにもちっちゃい文字で「清水大輔」と書いてあったんだとか(笑)
子供の持ち物みたいにって3人で笑ってましたが、きっと清水プロデューサーはナルシストなんでしょうね〜
何かというと健司に「クビだ!」と言う清水プロデューサーですが、そんな一面があったとは(笑)
石田鶴男監督:佳城葵
ヤスくん(佳城葵)演じる石田監督はハンサムガイシリーズの監督で、今はミュージカル妖怪退治を撮ってます。
撮影しながらつい夢中になって多分画面に監督の顔や声が入ってるんじゃないかというくらいで、それが面白いんだそう。
常に「いいねいいね〜」と言っていて、助監督たちのことも褒めて伸ばしてくれる優しい監督だそうです。
斉藤監督:朝霧真
ぎりくん(朝霧真)演じる斉藤監督は新選組の映画の監督で、元は俳優志望だったとか。
なので演技指導も自ら実践して見せてくれるそうです。
宝塚の演出の先生でも、自分でやって見せてくださる先生と、自分ではやらないけど口で的確に指示される先生がいるけど、斉藤監督はめちゃくちゃ自分で演技して見せてくれるタイプなんですって。
夏川【脚本家】:清華蘭
清華蘭ちゃん演じる脚本家の夏川さん、下の名前はカクヨというんですね〜
急に脚本をミュージカルに書き直せって言われてあんな素晴らしいものができてしまう実力がある人です。
実は胸にペンの形のブローチを付けていて、それがすごく可愛いので注目して見てくださいって言ってました。
京映の俳優陣
京映には気になる数々の俳優陣もいます。
空城ゆうくん演じる近藤勇役の俳優は北大路銀次郎という名前だそうで、年齢は32歳でセリフ覚えが悪いとか。
妃純凛ちゃん演じる太夫役の花屋敷しずかさん30歳と花時舞香ちゃん演じる同じく太夫役の桜吹雪薫子さんとはすごく仲が悪いんだとか。
キャスト表に役者の名前は書いてなかったですが、そうやってそれぞれ名前を付けてるのが面白いです。
そういえばお芝居中に近藤勇役の俳優は助監督から何度もセリフを教えてもらってましたし、太夫役の二人はしょっちゅう喧嘩してました。
俊藤龍之介:鳳月杏
忘れちゃいけないのがちなつちゃん(鳳月杏)演じる俊藤龍之介!
俊藤さんは登場の時から常に輝いていらっしゃるって。
足を上げる瞬間もめちゃくちゃカッコいい♡
例の悪魔祓いの時の衣装に付いている疫病退散のお札はどうやら山中伸太郎(風間柚乃)が神社でもらってきたものそうです。
そして背負っている羽根は宝塚からのいただきものなんだとか。
そんな裏話があったとは…(笑)
萩京子:白雪さち花
さちかさん(白雪さち花)演じる京映の大女優萩京子もまた面白いんだそう。
ちょうど山中が健司と京子さんのそばにいる時に俊藤さんがミュージカル映画にしようって提案するんですが、それを聞いた京子さんが小声で「何言ってんだよ!」と舌打ちするそうで。
そんな現場ありそう〜って思うそうです(笑)
そんなこと言いながらも京子さんは俊藤さんにキスしに行ったりとアタックするわけで。
「人って何でもありだね」って3人が言ってるのも可笑しいです。
助監督たちのヒロイン塔子さん:彩みちる
そんな曲者ぞろい、個性派ぞろいの京映の中で助監督たちのヒロインは彩みちるちゃんが演じる成瀬社長のお嬢さんの塔子さんです。
社長令嬢なのに男達の中でちゃんと仕事していて。
塔子さんがいらっしゃることで自分たちも今日も仕事頑張ろうって思えるって。
おだちん(風間柚乃)演じる山中は最初はその塔子さんにアタックする訳ですが、実はちゃんと好きになるのは塔子さんが健司に失恋しちゃった時なんだそうです。
塔子さんが健司にフラレて嬉しいはずなんだけど、そこで自分もすごく悲しくなっちゃって、塔子さんの思いに寄り添えたんだなと思ったらやっぱり本気で好きだったんだと気付いたって話すおだちん。
そう話しながら「恥ずかしい」と照れてましたが、山中にもそういう気持ちの流れがあったんだなと分かって、奥が深いな、面白いなと思いました。
今回のStage Side Watch は京映という映画会社の面々を助監督の3人がいろいろ紹介してくれましたが、観劇してきたばかりなので、そうだったんだ〜とかそんな裏設定があったのね〜とかと思いながら聞くことができて、とても面白かったです。
観劇する前に知ってたらもっと注目して観られたかもしれませんが。
こういう企画のコーナーはどんどんやってもらいたいです。
読んで頂き、ありがとうございました。
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