珠城りょう「宝塚は揺らぎません!」宝塚大劇場千秋楽ライブ配信

本日月組宝塚大劇場公演『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』『ピガール狂騒曲』の千秋楽でした。
私はライブ配信を観ました!

月組宝塚大劇場公演『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』『ピガール狂騒曲』千秋楽ライブ配信

『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』

『WELCOME TO TAKARAZUKA 』は和物のショーらしくチョンパで始まり、華やかな総踊り。

その後、光月るう組長を真ん中に初舞台生の口上があり、松本悠里さんの雪の場面、ベートーヴェンの『月光』をボレロ風にした月の場面、月城かなとを中心にした花の場面と続きます。

どの場面も趣向を凝らし、華やかで厳かでこれぞ宝塚の和物のショーという感じでした。

特に月の場面は曲が段々と重厚になっていって、最後はあまりの荘厳さに鳥肌が立ちました!

最後は再び松本悠里さんが登場し、組子総出で「ウェルカム、ウェルカム、タカラヅカ」の主題歌で明るく華やかに幕が降り、あっという間に終わってしまいました〜

45分間のショーでしたが、体感3秒ってTwitterで言ってる人がいたように、ほんとうにあっという間でした。

観終わってやっぱり宝塚の和物のショーはいいな〜と思いました。

 

ただ、ライブ配信で残念なことが一つ…

たまきち(珠城りょう)の終演のアナウンスが終わるか終わらないかというタイミングでブチッと画面が切り替わってしまいました。
もうちょっと余韻があってもいいのになぁ
せっかくの素晴らしい舞台が…(泣)

 

『ピガール狂騒曲』

シェイクスピアの『十二夜』を原作としていますが、時代と背景を変えているだけでなく設定もかなり変えてありました。
ジャンヌとヴィクトールは双子ではなく腹違いの兄妹だったんですね〜
そして、ジャンヌは借金取りから逃げるために男の格好をしているという訳です。

全体的によくできていました。
明るく楽しい喜劇に仕上がっていました。
役者揃いの月組らしく、それぞれの役で皆んな個性を発揮していました。

ちょっと残念に思ったのが、レオ役のありちゃん(暁千星)とラ・グリュ役のくらげちゃん(海乃美月)があまり目立たなかったことかな〜
ダンスの見せ場はありましたが、台詞もそんなに無くてそれほど重要な役でもなかった。

下級生のおだちん(風間柚乃)とじゅりちゃん(天紫珠李)の方が出番が多くて大きな役だったように見えました。
ありちゃんはフィナーレで最初に銀橋を渡って歌うという見せ場はありましたけれど。

千秋楽ということで、アドリブもそれに関するものになっていました。
Twitterで毎日のアドリブを知ることができていましたが、あのアドリブはこの場面で言われてたのね〜とかいろいろ分かって楽しかったです。

 

カーテンコール

最初のカーテンコールのご挨拶で何回か噛んでしまったたまきち(笑)
その度にちゃんと最初から言い直すところが真面目なたまきちらしいです。

2回目のカーテンコールで、その噛んでしまったことに触れ「それでほっこりしていただけたらいいかなと思います」って…(笑)

また、初舞台生の紹介の時に大階段にいる初舞台生が見えるように、舞台上にいる組子達が全員しゃがんでいたのが素敵でした。
そして、その組子たちを「足大丈夫?」と気遣うたまきちも素敵。

「月組の勢いは止まりません!」と力強く言うたまきちが頼もしかったです。

その次のカーテンコールで「本日も泣きませんでした!」って明るく言うたまきちでした。
「喜びが勝ると幸福感に満たされて涙って出てこないんだな」って言ってましたが、それでも一瞬グッときたような表情をしたのが見えました。

最後はスタンディングオベーションの中、一人で舞台上にいたたまきち。

ファンへの感謝を述べた後「安心して下さい。私は幸せです。楽しいです!」「宝塚は揺らぎません。ここに居ます!」と言う力強い言葉にグッときました。

そういう話をするのは、ファンへの心遣いですね〜
不安に思っているファンやたまきちのことを心配するファンの声が届いていたのかもしれません。

その後、組子を呼んで皆んなが出てきたけど初舞台生は出てこず、たまきちが残念がっていたら、ちょこちょこと初舞台生が大階段の前に出てきました。

ひよこのようで可愛かったです。

このご挨拶の後、本当に幕が降り終演してしまいました〜

 

あ〜あ、終わっちゃった〜という感じでした。
楽しい時間はあっという間ですね〜
ショーもお芝居も明るくて華やかで温かく、今のこのご時世に相応しい演目でした。

ライブ配信を観られて本当によかったです。

  

読んで頂き、ありがとうございました。

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