聖乃あすかが語る『舞姫』の見どころ(突撃レポート)

5月3日の憲法記念日に初日の幕が上がった花組聖乃あすか主演のバウホール公演『舞姫』。

初日のご挨拶でほのかちゃん(聖乃あすか)が憲法記念日について言及していたので、あらためて『あ、そうだった、5月3日は憲法記念日だった』と思い出しました(笑)

さて、タカラヅカニュースで先日突撃レポートが放送され、『舞姫』の見どころについて教えてもらえました。

花組 宝塚バウホール公演 『舞姫』 突撃レポート

突撃レポートの出演者は元スカイ・ナビゲーターズのまいこつ(紅羽真希)をMCに、主役の太田豊太郎役のほのかちゃん(聖乃あすか)とヒロインエリス役のあわちゃん(美羽愛)でした。
3人でこの公演の見どころや好きな場面などについて語りました。

聖乃あすかが語る『舞姫』の見どころ場面

公園のシーン

ほのかちゃんがまず好きな場面として挙げたのは、一幕途中の公園のシーンでした。

ほのかちゃん演じる豊太郎は祖国と愛するエリスのどちらを選ぶのかという究極の選択を迫られ苦しい立場に立たされますが、この公園のシーンだけはただただ幸せな気持ちでいられるんだそうです。

あわちゃんも今までにないくらい幸せを感じると言っていたので、その場面は要注目のようです。

きっとその場面が幸せであればあるほど、その後の二人の恋の展開が切ないものになるんでしょうね~

扇を教える場面

その公園のシーンと同じように大事なシーンが豊太郎がエリスに日本の扇の使い方を教えるシーン。

この扇を教える場面というのは最後にもまったく違う状況で登場するそうです。
まったく違う状況なのに同じことをしているというのが、すごく辛くて観ているお客様の心にしみるんじゃないかって。

このシーンは初日の映像でも少し見られましたが、ほんの少し観ただけでもすごく印象に残ったので、実際に物語の中で見たらすごく心を揺さぶられる場面なんだろうなと思いました。

セットや照明についてのこだわり

セットや照明についての話もありました。

脚本・演出の植田景子先生のこだわりが随所に散りばめられているんだとか。

ほのかちゃんが好きな場面は最初の出航の場面でスモークがたかれるところだそう。

船が港に着いたらそのスモークが引いていくのがとても素敵なんだそうです。
そのシーンではバックに映像も流れていて、それは初演ではなかった演出だそうですが、その景色に心が踊るそうです。

それ以外にも照明のちょっとしたタイミングが心情をより深く表していたりと植田景子先生のこだわりが感じられるそうで、そこも見どころの一つのようです。

植田景子先生の作品ではこれまでもセットや照明へのこだわりを感じることが多かったですが、この作品でもそれが堪能できるんですね。

歌唱について

ほのかちゃんの話でとくに印象に残ったのが、今回作曲の甲斐正人先生から直々に歌唱の指導をしてもらった話でした。

今の日本人は息を止めて話すけれど、昔の日本人は息に乗せて声を出していたんだそうです。
そうやって息に乗せて声を出すようにすると深みのある声が出るんだそう。
そうするとお芝居もうまく流れるし、無理なくいい声が出せると教えてもらったんだとか。

ほのかちゃんの話だけでは息に乗せて声を出すということがいまいち分からないのですが、初日の映像を見ると、以前より格段にほのかちゃんの歌が良くなっているように思えたので、今回甲斐先生に指導してもらったことが活きているんだなと感じました。

今後もほのかちゃんの歌にも注目したいと思います。

ライブ配信は5月14日の千秋楽の回です

この公演もライブ配信がありますが、嬉しいことに千秋楽の回となっています。

ここ最近は別箱公演のライブ中継やライブ配信は千秋楽よりだいぶ前に実施されることが多かったので、今回は千秋楽の回で実施されるのはありがたいな~と思います。

千秋楽のご挨拶がリアルタイムで観られるのは嬉しいですよね。
タカラヅカニュースではカットされる部分もありますしね。
日曜日なのもありがたいです。
きっと多くの人が観られることと思います。

  

読んで頂き、ありがとうございました。

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