昨日の雪組『心中・恋の大和路』と今日の花組東京宝塚劇場公演と、2日続けて宝塚の公演の中止の発表がありました。
観劇を楽しみにしていた方たちの無念さはもちろん、出演者やスタッフさんの悔しさを思うと本当に辛いです。
昨日はタカラヅカニュースで『心中・恋の大和路』の突撃レポートを見た後の中止の発表だったので、残念な気持ちが余計に大きくなりました。
8月3日からの日本青年館ホール公演での再開を切に願います。
雪組『心中・恋の大和路』 突撃レポートを見て
出演は雪組スカイ・レポーターズのありちゃん(愛すみれ)をMCに、そらくん(和希そら)とあやちゃん(夢白あや)の3人です。
セットは最後の場面の雪山のセットで、そらくんとあやちゃんはその雪山の場面の衣装ですが、ありちゃんは廓の女将・お清の衣装でお引きずり姿なのでかなり違和感が…(笑)
最初にありちゃんが「本日も公演お疲れ様でした〜」と言ってもあとの二人はカーテンコールのお辞儀のように無言でゆったりとお辞儀しました。
二人で示し合わせていたんでしょうね〜
で、「はい!」と切り替えてトークに入りました(笑)
忠兵衛和希そらと梅川夢白あやのアツアツぶり
まずはありちゃん(愛すみれ)からどうですか?と訊かれて、二人は役作りやこの作品の世界観について話しました。
その後、そらくんは二幕の逃避行のところの梅川(夢白あや)がすごく無邪気で可愛いと話し、どんなに周りに反対されても梅川のことが好きすぎて男のプライドとかどうでもよくなると。
それに対して、梅川のあやちゃんも忠兵衛のことが「本当に普通に大好き♡」なんて可愛い笑顔で言うので、そらくんは「あ♡」と胸に手を当ててキュンとしててw、その二人にありちゃんは当てられてるという感じでした(笑)
二人のあまりのアツアツぶりにありちゃん同様見てるこちらも当てられてました(笑)
そらくんとあやちゃんといえば、前回の『夢介千両みやげ』で三太とお糸で恋仲になる役でしたので、この二人のカップルは第2弾です。
それだけにアツアツぶりも堂に入ったという感じでしょうか〜
八右衛門を演じる凪七瑠海ついて
忠兵衛(和希そら)の親友の八右衛門を演じるかちゃ(凪七瑠海)については、そらくんは宙組で一緒だった頃のお兄さんという感じがリンクすると言ってました。
八右衛門に甘える忠兵衛という関係や、普段の一緒にふざけてる空気もすごくいい関係性が無理に作らなくても出ているそうです。
そらくんとかちゃって、そんなに長い間宙組で一緒だったわけではないですが、一度『銀河英雄伝説』でかちゃのアンスバッハ役を新人公演でそらくんがやったんですよね〜
かちゃの宙組最後の大劇場公演でしたので、きっとそらくんにとっても思い入れのある新人公演のお役だったんではないでしょうか?
面倒見のいいかちゃのことだから、その時にすごくいい関係性が築けていたんだろうなと思います。
それが今回の二人の親友役にも活かされている感じなんでしょうね〜
二人の家紋について
この突撃レポートで一番興味を引いたのが、忠兵衛と梅川の黒紋付きの家紋の話です。
ポスターで着ているお衣装ですね〜
あの黒紋付きのは家紋が2つ並んでつけてありますが、あれはそらくんとあやちゃんの実際の家紋だそうです。
これは初演の頃からの伝統だそうで、演者自身の家紋を2つ並べて付けているんだとか。
あやちゃんが「あの世で一緒になれるように」って言うので、ありちゃんとそらくんが「泣ける〜」って涙をぬぐう仕草をしてましたが、確かに切ない話です(涙)
調べてみたら2つ紋とか比翼紋といって、相思相愛の男女がそれぞれの紋所を組み合わせた紋を作ったそうです。
江戸中期以降に流行ったとか。
あらためてポスターを見たら、確かに紋が2つ並んでいます。
そして前回の雪組の再演の時と違う紋になっていました。
そういうところ、谷正純先生のこだわりなんですね〜
面白いです。
ぜひ日本青年館ホールでのライブ配信を
さてさて、シアター・ドラマシティでの公演が26日から28日までの6公演中止になってしまいました。
28日にライブ配信が予定されていたので、ライブ配信ももちろん中止です。
今回東京公演までの間が5日しか空いていなくて、日本青年館ホール公演の初日もどうかなという感じですが、なんとしても8月9日の千秋楽までには再開してほしいなと思います。
そして、ぜひ青年館の公演をライブ配信してもらいたいです。
DVDやBlu-ray用の収録も7月28日の可能性もあった思います。
せっかく評判の良いこの作品をぜひ映像に残してもらいたいので、無事に再開できた暁にはライブ配信と円盤収録もよろしくお願いします。
円盤と言えば、『カルトワイン』はやはり難しいのでしょうか…
淡い期待を抱いて待っているのですが。
読んで頂き、ありがとうございました。
ブログランキングに参加しています。クリックして頂けるとうれしいです。
クリック先はブログランキングなので、他の宝塚歌劇のブログをご覧になれます。