東京では2年ぶりの新人公演に縣千、涙のご挨拶(『CITY HUNTER』新人公演)

今日のタカラヅカニュースは新着ニュースが目白押しでした〜
宝塚大劇場 ご来場者3000万人達成セレモニーや月組博多座公演の突撃レポート、花組 宝塚大劇場公演の稽古場情報など全部のニュースに“NEW”が付いていました、珍しい。

その中でも私が楽しみにしていたのが雪組『CITY HUNTER』新人公演のニュース。
ライブ配信がありましたが残念ながら観られなかったので、少しですが観られて嬉しいです。

雪組 東京宝塚劇場 新人公演 『CITY HUNTER』

10月14日に行われた雪組東京宝塚劇場の新人公演の模様が放送されました。

宝塚大劇場の新人公演では映っていなかった場面も観られて楽しかったです。

主演のあがちん(縣千)の活躍はもちろんのこと、香役のはばまいちゃん(音彩唯)、ミック・エンジェル役のあみちゃん(彩海 せら)、槇村秀幸役のはいちゃん(眞ノ宮るい)、海坊主役のしゃんたん(壮海はるま)などしっかり見せ場が映っていました。

宝塚の新人公演からさらに進化しているのが感じられました。

その他、最近私が注目しているかりあん(星加梨杏)のジェネラルが存在感があってカッコよかった。
カーテンコールでも175cmの長身でかなり目立ってました。

それと本公演であみちゃんが演じていた小林豊役の子が目を引いて、これ誰だろう?と配役を見たらかせきょー(華世京)でした〜
やっぱり達者ですね。

その中でやはりあがちんの存在感はピカイチでした。
歌も昔と比べると格段に上手くなっていて、安定感あって安心して聴けました。

まずは希良々うみのご挨拶

カーテンコールは新人公演の長のともかちゃん(希良々うみ)のご挨拶から。

雪組は東京での新人公演が約2年ぶりと話していましたが、前回の『fff』では新人公演そのものが中止となり、その前の『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』は宝塚大劇場のみ行われたので、その前の『壬生義士伝』以来なんですよね〜
それを思うとこうして無事に開催できたことが奇跡で、本当に感慨深いです。

そして、今回新人公演としては初めてライブ配信されることにも触れ、
「直接劇場に足をお運びいただけないお客様にも私たちの『CITY HUNTER』をお届けでき、感謝の気持ちと身の引き締まる思いでいっぱいです」
とともかちゃんも話していました。

残念ながら106期の夢翔みわくんが休演していて新人公演もお休みでした。
そのことについては
「『CITY HUNTER』の獠と香のように、心は一つです」
と言っていました。

スカイ・ナビゲーターズとしてもタカラヅカニュースのMCをしっかり務めていますが、ご挨拶が本当に素晴らしくて、ともかちゃんって本当にしっかりしているな〜と改めて感心しました。

ご挨拶の後の客席の拍手がなかなか鳴り止まずにともかちゃんももう一度お辞儀していましたが、お客さんもともかちゃんのご挨拶の内容に共感し、感動したんだろうなと思います。

堂々とした縣千のご挨拶

そして、あがちんのご挨拶。

「この劇場を愛情いっぱいに包んでくださる皆様、皆様とかけがえのない貴重な時間を過ごしているのだなと思うと、本当に幸せです」

「私たちが舞台に全力をかけることができますのも日々ご声援くださり支えてくださる皆様、今日のように皆様から温かな反応をいただいているからなのだなと改めて実感しております」

という言葉にすごく力がこもっています。

「ご観劇くださる全ての皆様に楽しかったなと笑っていただける舞台になったらいい」

「この作品だからこそ出せる勢いに私たちの色を感じていただけたら」

という言葉には、この1回の新人公演にかける思いがどんなに大きいのかを改めて感じました。
そして

「このような状況でなかったら実現しなかったかもしれない新人公演のライブ配信」

と言いましたが、本当にそうですね。
なかなかチケットの取れない新人公演も、画面を通してではありますがリアルタイムで観られるのはありがたいことですし、新人公演メンバーにとっても励みになることでしょう。

「未熟な私たちではありますが、画面の向こう側の皆様にも私たちの想いが届いておりましたら嬉しいです」

というあがちんの言葉に改めてそう思いました。

思わず涙の縣千

次に幕が上がって

「久しぶりの東京の新人公演、見える景色が真っ赤な座席ではなく、こうしてお客様一人一人のお顔が見られることが本当に幸せです」

と話しながら思わず涙ぐんだあがちん。
あがちんのご挨拶が始まった時からずっと泣きそうな表情だった後ろのあみちゃんもそれを聞いて涙がこぼれ落ちていました。

「多くの人に支えていただいて、仲間から助けてもらって協力しあって、そしてお客様からたくさんのエールをいただいて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」

と涙声で話すあがちんにこちらも思わず涙が出てきてしまいました。
その後は

「あとはこの幕が降りた後に、幕の向こう側で皆様が笑顔でお帰りになられることを願うばかりです」

と言いながら笑顔になるあがちん。
後ろのあみちゃんも笑顔になっていました。
最後に

「本日は本当にありがとうございました!」

と言って深々とお辞儀した後のやりきった感満載のあがちんや、周りの新人公演メンバーの爽やかな笑顔に心が洗われる思いでした。

今後も新人公演ライブ配信に期待

あがちんが言っていたようにこのような状況がなかったら新人公演のライブ配信は行われなかったと思うとちょっと複雑な心境ですね。
コロナなんて無かった方がよかったんですからね。

でもそのおかげで今まで限られた人しか見られなかった新人公演がリアルタイムで観られるようになったのはありがたいです。

次の星組公演からも新人公演のライブ配信が継続されるのを期待しています。

  

読んで頂き、ありがとうございました。

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