礼真琴の千秋楽ご挨拶と専科へ異動の瀬央ゆりあご挨拶(星組宝塚大劇場公演『1789』千秋楽)

昨日7月2日に星組宝塚大劇場公演『1789』が千秋楽を迎えました。
初日の開演時間が遅れたり、2日目から約2週間公演中止となったりと紆余曲折があったこの公演ですが、再開されてからは無事に千秋楽まで上演できました。

私も千秋楽間際になって遠征して観劇してきましたが、大変なことがあったから余計に出演者たちのエネルギーが爆発してすごい舞台になっていたように思いました。
観劇の感想はまた書くとして、今日はタカラヅカニュースで放送された千秋楽の模様についてです。

星組宝塚大劇場公演『1789』千秋楽の様子

ダイジェスト映像

ダイジェスト映像は初日は一幕ラストまでとフィナーレのみでしたが、今回は二幕のはじめの「誰の為に踊らせれているのか?」や「私は神だ」の場面まで流れました。

フィナーレではこっちゃん(礼真琴)とせおっち(瀬央ゆりあ)の絡みが見られたのも嬉しかったです。

先日の劇場での感動がよみがえってきました。

専科へ異動する瀬央ゆりあのご挨拶

退団者のご挨拶の前に組長のちぐさん(美稀千種)とせおっちが緞帳前に登場して、この公演後に専科へ異動となるせおっちがご挨拶をしました。

「星組で過ごした15年は毎日が刺激的でパッションにあふれ、笑顔に包まれた充実した日々でした」

と笑顔で客席を見回すようにしながら話すせおっち。
その後は

「大切な同期であり、尊敬する礼真琴率いる星組の一員としてここに立ち、星組の皆さんと一緒に舞台を作ることができ感謝の気持ちでいっぱいです」

と話しましたが、心なしか寂しそうな表情にも見えました。
うんうん、せおっちが星組からいなくなってしまうのを思うと、私たちも寂しいですよ~
最後は

「お客様への感謝の気持ちを胸に東京公演も星組の瀬央ゆりあとして一日一日、一瞬一瞬を大切に精進してまいりますので、どうぞよろしくお願い致します」

とお辞儀をすると客席から大きな拍手が起こっていました。
まだ東京公演があるとはいえ、大劇場の舞台に星組生として立つのは最後なんだと思うとウルッと来てしまいます。
私も大劇場で星男瀬央ゆりあを見ることができましたが、東京でもしっかりと目に焼き付けたいと思います。

礼真琴の千秋楽のご挨拶

こっちゃんの千秋楽のご挨拶はまずは初日に台風が襲い、すぐに公演が中止になってしまってご心配をおかけしてしまったとお詫びの言葉からでした。
再開してからは、中止期間を取り戻すかのように仲間たちが暴れまわり、熱い拍手で応援してくださったお客様の熱に助けていただいたと話しました。

今回卒業する3人の退団者のご挨拶を聞いて、あらためて素晴らしい役者さんだなと思ったそうです。

「(その3人も含めた)このメンバーで作る東京公演、新たに加わる研1生も含めてあらたな気持ちで東京公演に向かいたいと思います」

と意気込みを語って最初のご挨拶を締めました。
次のカーテンコールでは

「大きな大きな、物理的にも大きなお力添えをいただいている」

とまゆぽん(輝月ゆうま)のことに触れ、

「まゆぽんの恐ろしさに震えながら、毎日舞台に立たせていただくのが震えるほど嬉しい」

なんて言うのでまゆぽんも声を上げて笑った後、こっちゃんに向かってガッツポーズしてました。
同期の絆にほっこり。
そして、この梅雨の中、千秋楽のその日は雨が降らなかったことが本当によかったと話すこっちゃん。

「皆様も雨に濡れることなく帰れるでしょ?」

と客席に言ってからちょっと不安になったのか周りの組子に

「降ってないよね?」と確認するところがこっちゃんらしい(笑)

「(降ってないと)思います」と曖昧に言いながら「安心してください」と謎の太鼓判を押すこっちゃんが面白い(笑)

恒例の退団者の一言コーナーで

この公演ではいーちゃん(音咲いつき)、くらっち(有沙瞳)、あまじぃ(天路そら)の3人が退団します。
恒例の退団者からの一言コーナーで、いーちゃんが

「今日改めて宝塚っていい所だなと思いました」

と話しながら涙声になっていって、

「そんな宝塚でことさんの近くで背中を見ながら舞台に立てたことが幸せ」

とこっちゃんと向き合って話すいーちゃんを見ながらこっちゃんも泣き顔になっていたのが印象的でした。
ずっと笑顔で明るい雰囲気だったカーテンコールで唯一涙になった場面でした。

客席も声が出せた“星組パッション!”

スタンディングオベーションになった客席を見て

「皆様お立ちいただきましたので“星組パッション!”をぜひ皆様、声を出していただいてやりたいと思います

とこっちゃんが言ったので客席大喜びです。
カメラには映っていませんでしたが、ぴーちゃん(天華えま)がぴょんぴょん飛び跳ねて喜んでいたそうですし、ありちゃん(暁千星)となこちゃん(舞空瞳)もキャッキャッしていたそうです。

「すごいね」「初めてなのよ」と両隣にささやくこっちゃんもすごく嬉しそう。
それを見て改めて“星組パッション!”がずっとコロナ禍だったことを思い出しました。

まゆぽんにも「いけそう?」と訊くとまゆぽんから大丈夫!というようにサムズアップが返ってきました。
それにもみんな大喜び。
そして

礼「熱いぜ!」
全員「星組!」
礼「燃えろ!」
全員「星組!」
礼「進め!」
全員「星組!」
「星組~!」
全員「パッショ~ン!!」

と客席も大声で参加して“星組パッション!”ができました。

「何度この時を夢見たか」と感無量で拍手し続けるこっちゃんを見てるとこっちまで嬉しくなってきちゃいます。
できれば劇場で自分も参加したかったです。
最後は

「本日は本当にありがとうございました!!」

と力を込めて言って、手を振りながら客席を見渡した後カメラの方にも手を振ってくれたこっちゃんでした。

そしてTwitterでの皆さんのレポートによると、緞帳前に出てきた時もまた声出し星組パッションができたことをニコニコしながら話したそうで、よっぽど嬉しかったんだろうなと思います。

ただ、今回のカーテンコール、こっちゃんはずっと笑顔ではありましたが、なんとなくいつもより口数が少ない気がしていました。
せおっちの組替えについても一言だけ「組替えのなおちゃんも含めて」と言っただけでした。
もしかしたらそれ以上話すと涙腺崩壊してしまって抑えがきかなくなっちゃうからだったのかな~とふと思ったりして。
まだ東京公演もあるというのもあってあまり話さなかったのかもですが、きっと東京公演では涙のことせおが見られるかななんて思ってます。

  

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