タカラヅカニュースでは花組『アルカンシェル』東京公演の千秋楽の模様を昨日と今日の2回に渡って放送してくれました。
全体の放送時間が長くなって、カットされる部分が少なくなったようですね。
嬉しいです。
昨日の前編では千秋楽の本編とサヨナラショーのダイジェスト映像、そして退団者のご挨拶まで放送されました。
今日の後編ではカーテンコールと緞帳前のれいまどコンビ、そしてれいちゃん(柚香光)の記者会見と劇場を出る様子までが放送されました。
花組 東京宝塚劇場公演『アルカンシェル』千秋楽の様子後編
退団者からの一言コーナー
カーテンコールはまずは恒例の退団者からの一言コーナーから始まりました。
美里玲菜ちゃん、愛蘭みこちゃん、ホッティー(帆純まひろ)、ふじもん(舞月なぎさ)、まどかちゃん(星風まどか)、れいちゃんと順番に今の気持ちを言っていきましたが、その中でホッティー、まどちゃん、れいちゃんの番では笑いに包まれました。
帆純まひろ
雨が嫌いだったホッティー、この『アルカンシェル』という作品で雨の後には虹がかかるんだなと思い、雨が少し好きになれたそうです。
「小池先生に感謝だなと思っております」
って(笑)
星風まどか
「残念ながら」と話し出したまどかちゃん、いったい何が残念なのかと思ったら
「現役中に免許取得は叶いませんでした」
ですって!(笑)
『BE SHINING!!』の日替わりMCでれいちゃん共に車の免許を持っていないという話をして、「免許ない」ソング(タイトルは「demo」です)を2人で熱唱したんでしたね。
あの後も免許は取れないまま卒業を迎えてしまったということなんですね〜
ここでその話題を持ってくるまどかちゃん、素敵です。
柚香光
れいちゃんは
「晴れて卒業という言葉がありますが、その言葉の通り私の目に映るものすべてが華やかで爽やかで、こんな気持ちでご挨拶をさせていただけている今がもう感謝でしかありません」
と言った後、ひょこひょことかかとを上げ下げして「喜びの舞」って(笑)
れいちゃんの真似をして他の退団者もみんなおんなじ動きをやってました。
涙は全くなく温かい笑いに包まれた一言コーナーでした。
お手紙への感謝
次のカーテンコールで一人で舞台にいるれいちゃん、15年間ファンの皆さんからいただいたお手紙に対してお礼が言いたいと話し始めました。
「下書きを何度もして書いてくださったんだろうなと思えるお手紙」
「便箋と封筒をすごく丁寧に選んでくださったんだろうなというお手紙」
「四角をずれないように丁寧に折りたたんでくださってるお手紙」
をいただく度に震えるほどに嬉しくて、何度もパワーをいただいたと感情を込めて話すれいちゃん。
「厳しいお言葉も温かなお言葉も熱烈なラブレターも」どれもが糧となりパワーとなっていたんだそうです。
そういえば東京公演の初日に4歳の女の子からのファンレターの話をしてくれましたね。
れいちゃんにとってファンの皆さんからのお手紙はとても大切なもののようですが、最後のカーテンコールでこんな風にお礼を言ってもらえるなんて、お手紙を送ったファンの皆さんもすごく嬉しかっただろうなと思います。
れいちゃんからファンの皆さんへの愛ですね。
永久輝せあとの花組ポーズ
千秋楽の日を無事に迎えられたことへのお祝いとお客さんの健康と発展を祈って、花組ポーズをすることになりました。
と、ここで
「ひとこ!ちょっと前においで」
とひとこちゃんを呼びました。
兵隊さんの行進のように足を上げて前に出てきたひとこちゃん(笑)
「次期トップスターの永久輝せあさん」
とれいちゃんに言われて恐縮した様子でしたが、れいちゃんに腕を引っ張られてセンターに連れて来られてました。
で、れいちゃんとひとこちゃんの2人で
「花組〜!!」
と音頭を取り、全員で
「最高〜!!」
と最後の2人での花組ポーズをやり切りました!
それからギュ〜ッとハグした後、ひとこちゃんがこそっとれいちゃんの耳元で「大好きです」ってささやいたら、「私も大好き」ってれいちゃん。
ハッと手を胸に当てて客席に「聞こえました?」ってひとこちゃんが訊いたら、「聞こえてない聞こえてない」と2人だけの秘密にしようとするれいちゃんにキュンキュンしました。
柚香光・星風まどか「おばあちゃんになってもよろしく」
今回も緞帳前でのトップコンビのご挨拶までほぼノーカットで見せてくれたのが本当に嬉しいです。
れいちゃんが千秋楽の前に2人でメッセージカードの交換をした話をし始めました。
そのメッセージカードに2人とも「おばあちゃんになってもよろしくお願いします」って書いてたんですって。
客席大爆笑でした。
で、まどかちゃんの方はさらに「来世も」とも書いていたそうで、
「私はそこまで予定してなかったから、ちょっと負けたな〜と思って」
とれいちゃん(笑)
その後
「来世は人間じゃないかもしれない、もずくとかでも『柚香さん!』って気付いてくれる?」
とまどかちゃんに訊いたら
「絶対気付きます!」
と笑顔で断言するので
「そうなんだ〜、怖い」
とれいちゃん(笑)
それからもずくって言っちゃった自分にツボったれいちゃんが
「ダメですよ、たゆたえども沈まずって歌ったのに沈んでたゆたってますから」
って自分にツッコんだので、また客席大笑いでした。
皆さんのXのレポートでその様子を読んでいたので、この2人の夫婦漫才のような掛け合いを実際に見られてすっごく嬉しいです。
最後はまどかちゃんが
「柚香さん、皆々様に幸あれ!」
と叫び、れいちゃんは
「こんなにも幸せをいただいているのでね、どうか皆様もお幸せに笑顔で過ごしてくださったら嬉しいなと心から願っております」
とご挨拶して両手を振りながら袖にはけて行きました。
「花組生へあなた達は魅力的ですと伝えたい」
終演後の記者会見の様子も流れましたが、だいぶカットしてあるみたいで、各社のネットニュースにあったのや公式サイトに載っている内容とはけっこう違っています。公式サイトのコメントもだいぶはしょって書いてあるようですが。
でもやはり印象に残った言葉は
「(宝塚は)私の青春でございます。青春、その一言に尽きる。そしてとても良い青春であったなと感じております」
というものでした。
そして花組生に伝えたいことは、自分にはない魅力を持った人がたくさんいるのでその魅力が舞台で開花するのを楽しみにしていると。
「本当にあなた達は魅力的ですということを伝えたいです」
という言葉が心に残りました。
最後に劇場を出るれいちゃんを花組生と専科の2人が見送る場面も流れました。
全員で
「行ってらっしゃ〜い!」
と声をかけると、れいちゃんからは
「愛してる!ほんとに。ありがとう」
と。
本当にれいちゃんをの清々しい笑顔が綺麗で、キラキラしていました。
あ〜、もう退団してしまったんですね〜
読んで頂き、ありがとうございました。
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