彩風咲奈の全国ツアー幕開けのご挨拶(雪組全国ツアー『愛するには短すぎる』『ジュエル・ド・パリ!!』初日)

雪組の別箱公演は8月25日に彩風咲奈夢白あや主演の全国ツアーが梅田芸術劇場メインホールで、そして今日8月28日には和希そら主演の『双曲線上のカルテ』がシアター・ドラマシティで始まりました。

どちらも休演者がいて代役を立てての公演となってしまいました。
とくに『双曲線上のカルテ』は2番手のランベルト・ヴァレンティーノ役のあがちん(縣千)が休演ということで、かなり話題になっていました。

代役でランベルトを演じるはいちゃん(眞ノ宮るい)、はいちゃんの代役を務める絢月晴斗くんには頑張ってもらいたいです。
さて、今日のタカラヅカニュースでは全国ツアーの初日の模様が放送されました。

雪組 全国ツアー公演『愛するには短すぎる』『ジュエル・ド・パリ!!』初日の様子

この公演はりーしゃさん(透真かずき)とみどりちゃん(妃華ゆきの)の2人が休演しています。
というわけで2人の役は代役となっています。

『愛するには短すぎる』

お芝居の『愛するには短すぎる』は星組の湖月わたるさんの退団公演として初演された後、何度も再演されている作品です。
私もスカイ・ステージで初演を見た時から好きな作品です。

豪華客船を舞台にした華やかで明るい宝塚らしい作品で、ちょっと切ないラストがまたいいですよね。

ダイジェスト映像では専科のりんきらさん(凛城きら)のコミカルなシーンや、咲ちゃん(彩風咲奈)とあーさ(朝美絢)の息ぴったりなバディ感満載の場面、さきあやコンビのキュンキュンする場面など盛りだくさんに見せてくれました。

フレッド(彩風咲奈)とアンソニー(朝美絢)がソファで2人で歌う大人気のシーンも少しですが見られました。
咲ちゃん、あやちゃん、あーさの雪組トリデンテにぴったりな作品です。

早く劇場で観たいです。

『ジュエル・ド・パリ!!』

ショーの『ジュエル・ド・パリ!!』はこの前の大劇場公演でのショーを全国ツアーバージョンにしたものです。

プロローグでは『双曲線上のカルテ』チームの出演者の担当していたところをかせきょー(華世京)やしゅわっち(諏訪さき)が代わっていました。

ロケットの前の咲ちゃんの掛け声は「c’est Paris OSAKA」になっていました。

大劇場公演で「びっくり和希」と言われていたコンコルド広場のクレオパトラはあきら(叶ゆうり)になっていました!
稽古場レポートで思わせぶりだったのはこのことだったんですね〜(笑)

中詰の3人でのアドリブは咲ちゃんとあーさとりんきらさんで「来たで!」「大阪!」「まいど!」「あ〜!初日!」というものでした。
ここは各地で違うアドリブになりそうなので楽しみです。

その後は大劇場公演ではなかった客席降りがあります。
これも全国の皆さんはうれしいですよね。

あと、カンカンの場面もあるそうですが、ダイジェスト映像ではカットされていました。
ちょっと見たかったですが、劇場での楽しみにしたいと思います。

彩風咲奈の初日ご挨拶

長のご挨拶は、りーしゃさん(透真かずき)が休演なので代わりにまなはる(真那春人)が
ご挨拶しました。

まなはるから全国ツアー恒例のご当地出身者の紹介がありました。
星沢ありさちゃん、風立にきくん、愛空みなみちゃん、愛羽あやねちゃん、琴羽りりちゃん、沙羅アンナちゃん、そして専科の美穂圭子さんが大阪府出身者でした。

一人紹介されるごとに出演者から「ヒュ〜〜」とはやされて盛り上がっていたのが全国ツアーらしくていいです。

そして咲ちゃんのご挨拶です。
休演者がいる中での公演ということで、咲ちゃんの

「当たり前のようで当たり前ではないことをあらためて感じることができた」

という言葉は胸に刺さります。
そしてその状況でも無事に初日を迎えることができたことへの感謝の言葉もしみじみ口にしました。
それでもやはり

「全員そろって全国ツアーの出発を迎えたかったという気持ちは心にある」

そうですが、

「そんな気持ちもお客様が温かく包み込んで一緒に寄り添ってくださっているようで、一緒に感じる仲間がいて、たくさんのパワーを集結して、強い気持ちを持って出発できる」

と感じているそうです。
その咲ちゃんの決意が頼もしいです。

全国ツアーは普段の公演よりも宝塚を身近に感じてもらえるチャンスで、咲ちゃん自身もファン時代は地元に宝塚が来るのをワクワクして待っていたということです。
なので、宝塚を知っているお客様にもはじめて観るお客様にも宝塚の魅力をたっぷりお届けできるように全力で駆け抜けてまいりたいと意気込む咲ちゃんでした。

ちょっとあやしい大阪弁で(笑)

次のカーテンコールでは、宝塚からほど近い大阪梅田だけれど全国ツアーで来ると新鮮だという話で始まりました。
で、

「ただ、めっちゃ暑いで、大阪〜」

ってちょっとあやしい大阪弁で言った咲ちゃん(笑)
関西人の組子の方を見て「合ってます?」って確認したら違うって言われたみたいでw、「ちょっと違うそうです」って。

そしたら客席からどうやら合ってるって言ったもらったみたいで「よかった♡」って。

3日間の大阪公演の間に関西弁をマスターして次の地に進みたいそうです。
ショーのアドリブの「来たで!」もちょっとイントネーション違ってましたからね〜

頑張って関西弁をマスターしてください、咲ちゃん!

雪、雪、雪パワーで(笑)

この公演にはショーの方に美穂圭子さん、お芝居とショーにりんきらさん(凛城きら)の2人の専科さんが出演していますが、2人とも元雪組生です。

りんきらさんはなんと雪組を出てから今回がはじめての雪組出演なんだとか。
ま、というわけで

「雪、雪、雪と雪組がこんなに揃って、全国ツアーどうなっちゃうのっていうくらいのパワーがみなぎっております」

となぜか興奮気味の咲ちゃん。

「北海道までまいりますよ!元気に皆様にお会いできるのを」

と言ったところで客席から拍手をもらって、

「ありがとうございます」

と実に嬉しそうな様子です。
こんなに興奮気味な咲ちゃんも珍しい(笑)

最後のカーテンコールでは

「今日は初日を頑張りましたので、大阪名物、まずはお好み焼きを食べたいと思います」

だそうです。
お客様にも観劇でお腹空いてるでしょうからお好み焼きを食べて帰ってくださいとお好み焼きの宣伝をしてました(笑)

そういえば御園座公演の時はうなぎを宣伝してましたっけ(笑)
最後の最後には

「また待っております。旅は始まったばかりでございます」

と客席に優しく語りかけるように言って

「どうぞ千秋楽までよろしくお願いいたします。本日は本当にありがとうございました!」

とずっと実に楽しそうな咲ちゃんで、見ているとこっちまで楽しくなるカーテンコールでした。

この調子で全国回るんですね〜
私が観劇する神奈川公演はどんなカーテンコールになるかな〜と、お芝居とショーだけでなくカーテンコールも楽しみになりました。

  

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