美園さくらのこのキャラクターで退団後も活躍してほしいです(卒業インタビュー)

昨日は公式サイトで「珠城りょうラストデイ」ライブ中継 オリジナルパンフレットの発売のお知らせが出てるのを見ました。
これが出るともう本当にいよいよだな〜って気がします。

たまきち(珠城りょう)のラストデイということはさくさく(美園さくら)もラストデイなんですよね〜
寂しさが募ってきました…

卒業インタビュー 月組 美園さくら

タカラヅカニュースでは昨日今日と2回に渡ってさくさくの卒業インタビューが放送されました。

インタビュアーは月組のスカイ・ナビゲーターズの朝陽つばさくんと桃歌雪ちゃんです。
あさぴ(朝陽つばさ)はさくさくと同期でゆきちゃん(桃歌雪)は一個下なので、気心が知れているからかさくさくは終始リラックスしてよく喋る喋る(笑)

これまで出演したNOW ON STAGEなどの上級生と一緒の番組では緊張しすぎてしどろもどろになっていたそうですが、このコーナーではよどみなく言葉が出て一人で喋ってる感じでした(笑)

本人はこの収録もすごく緊張してると言ってましたが…

ずっと笑顔でこれまでの宝塚人生についてや今の心境についてのインタビューに答えていきました。

新人公演で苦しんだ思い出

初舞台のロケットから映像を交えつつ思い出を語り合っていましたが、その中でもとくに印象に残ったのが『1789』の新人公演の話。

初めての新人公演ヒロインでマリー・アントワネット役をやっていましたが、可愛らしさの中にも落ち着きと威厳があって、タカラヅカニュースで見た時にすごい子が出てきたな〜と思った覚えがあります。

でも本人が言うには小池先生に「そんなんならもう宝塚の舞台に立つ資格が無い」とすごく怒られたそうで、その時にはもう退団したほうがいいんじゃないかとまで思ったそうです。

他の番組で一度退団を決意したことがあったと言っていたのはきっとその時の事だったんですね〜
その後奮起して頑張って、本番のあの演技になったのかな〜と思いました。

新人公演といえばもう一つ『エリザベート』のシシィ役。

あの時はすでに次期トップ娘役の発表がされてたというのもあって、とくにガチガチになってしまっていたとか。

『パパみたいになりたい』の時も「パパみたいに”なりたくない”」と思ったと笑いながら言ってました。

それでもその時の自分の成長とエリザベートの成長を重ねられて、自分なりのベストを出せたと話していました。

「どうしよう、カッコいいこと言っちゃった」
って照れて笑ってましたが(笑)

珠城ありきの宝塚人生

もう一つすごく印象に残ったのが

「珠城さんありきの舞台人生だったなと思っていて、トップ娘役に就任した時に珠城さんと一緒に辞めたいというのが第一希望だった」

という話でした。

たまきちのサヨナラ番組で

「さくらは本当に大変でした。すぐに殻に閉じこもってしまうので、皆んなでそれをほぐすのが大変だった」

と話していたのを思い出しました。

さくさくも自分のサヨナラ番組で、もう退団しようと思った時に「珠城さんから『それで悔しくないの?』と言われて、珠城さんにちゃんと頑張った姿を見せたいと思って続けた」という話をしていました。

それまでは劇団レッスンにも行ってなかったのが、その時からレッスンに通ったりもっと技術も上げられるように努力しようと意識を変えたともサヨナラ番組で話していました。
それがきっとこのインタビューで話した『1789』の新人公演の時の話なんでしょう。

そのたまきちの言葉がなかったら本当に辞めてしまっていたかもしれないので、たまきちはさくさくにとって恩人なんでしょうね〜
その思いから退団は珠城さんと一緒にというのが強かったんだろうなと思いました。

たまきちの他にも「月組の皆さんにも気持ちをかけてもらったので、その気持ちにお応えしたい」って言っていたのも印象的でした。

宝塚大劇場では余裕がなくてみんなと話ができなかったのが残念だそうで、東京公演の間に少しでも一人一人とお話ししたいそう。
それだけ月組の皆んなにも恩を感じているんだな〜、恩返しをしたいと思っているんだな〜と聞いていて思いました。

このキャラクターは外部でもきっと引っ張りだこなのでは?

スカイステージの番組やタカラヅカニュースのコーナーでもさくさくが出てくると思わず笑顔になってしまいます。

「NOW ON STAGEで緊張しながらも頑張ったな〜と自分を褒めてあげたい」と言いながら自分の頭をポンポンとする仕草。

『すみれキャンプ』のコーナーで一人人参を持っていたと指摘されて「目の前に人参があったら誰でも持ちたくなるでしょ?」って言うところ。

このインタビューのコーナーでも何度かさくさくの不思議ちゃんぶりが発揮されてました。

そういう明るくて面白いキャラクターと、殻に閉じこもってしまうほど真っ直ぐなところ、そしてそんな自分にかけてもらった気持ちに恩返ししたいと思う真面目なところが混在してるのがさくさくの魅力だな〜と、今回のインタビューを見ていて思いました。

さくさくの美貌と素晴らしいスタイルももちろんですが、このキャラクターはきっと退団後もいろんな所から引っ張りだこなのではないかなと思います。

退団後のさくさくの活躍も楽しみです。

いや、まずは千秋楽までしっかりとトップ娘役として全うするよう応援していますが。
8月15日の大千秋楽はライブ配信でしっかりと見届けますよ。

  

読んで頂き、ありがとうございました。

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