愛し愛される珠城りょう(卒業インタビューPart1)

タカラヅカニュースの卒業インタビュー、今日はいよいよたまきち(珠城りょう)の番です!
とうとう来てしまいました(涙)

卒表インタビュー 月組 珠城りょう

さくさく(美園さくら)の卒業インタビューはMCがスカイ・ナビゲーターズの二人で、さくさくと学年が近いのもあってとてもリラックスした雰囲気でした。

今回のたまきちのはスカイ・レポーターズの二人です。
はーちゃん(晴音アキ)はたまきちの一個下、ぐっちゃん(春海ゆう)は二個下です。
たまきちとは下級生の頃からずっと苦楽を共にしてきた仲間なので、話は自然な感じですごくはずみました。

今の心境

収録は東京公演もあと半分という時だったようです。
その前日ぐらいから客席の雰囲気が変わって、お客さんの集中してる様子が伝わってきて千秋楽が近づいてきているのを実感したとか。

は〜、分かります。
公演が残り少なくなってきてどの瞬間も見逃したくないというファンの気持ち。

たまきち自身は「この日常がもうすぐ無くなってしまうのがまだ実感がわかない」と言ってました。
退団者のほとんどの人がそう言いますよね、そして周りの組子の方が寂しい寂しいって。

はーちゃんは大泣きしちゃいそうになるって言うし、ぐっちゃんはお芝居の途中でこの時間がずっと続けばいいのにと思ってグッときちゃったそう。

たまきちは『桜嵐記』という素敵な作品を先生が書いてくださったので、役として皆んなと一緒に舞台を作れる時間を大事にしたいと集中しているそうです。
いつも通りという意識が強いんですね。

今こんな状況でいつ千秋楽になっても悔いがないという思いでやっている、そしてその状況を作ってくれているのが月組のみんなだってたまきちが言うのを聞いて、たまきちの強さと周囲への感謝を感じました。

MCの二人との関係

春海ゆうのエピソード

まずはぐっちゃんは『ピガール狂騒曲』の時に早替わりが多かったたまきちの為に「珠様の健康は私が守ります」と言って、舞台袖で飲み物を用意したり他にも健康に良いものを紹介したりしていたそう。
その優しさがたまきちはすごく嬉しかったそうです。

「人間なので疲れた時や体が動かない時もあると思うのに、珠様はそういったところを一切周りに見せない」
と言うぐっちゃんに

「自分がしんどそうにとか苦しそうにしてたら皆んなが心配しちゃう。それで皆んなが舞台に集中できないのが嫌だから」
というたまきち。

組子はたまきちを想い、たまきちは組子を想うという関係をあらゆるエピソードに感じてきましたが、退団直前のこの場面でもやっぱりそういう話になるんですね。

晴音アキのエピソード

はーちゃんは、去年の『赤と黒』の時のバレンタインデーにウェットティッシュのケースの蓋にデコレーションした物をプレゼントしてくれたそう。
そのデコレーションが取れてきちゃったので言ったらその当時の『幽霊刑事』バージョンに作り替えてくれたんだそうです。

それだけでもはーちゃんの愛を感じたけれど、もっと愛を感じるエピソードが!

なんとはーちゃんはサヨナラショーの時のお団子キャップを「りょう」って名前入りで手作りしたんだそう。

お団子キャップなんて踊ってる時に見えるか見えないかって物にそうやって思いを込めて作ってくれた事に「愛でしかない!」とたまきちは言ってました。

そしてそんなはーちゃんのたまきちへの愛もすごいと思いましたが、その話を宝塚GRAPHで紹介したりこの場で披露するたまきちも愛が溢れてますよね。

愛される珠城りょう

もう一つ印象に残ったのが、新人公演のご挨拶について話していた時に初めて主演をした『THE SCARLET PIMPERNEL』のご挨拶の話。

「一番大切なのは(新人公演じゃなくて)本公演なので」
と言ったという話になって、

「本役の霧矢さんから『本公演があって新人公演をやれるということを肝に銘じてやりなさい』と言われたからそれはちゃんと肝に銘じて」
と言った後、自分で

「真面目かっ!」

ってツッコんでました(笑)

でも、新人公演の時からトップになってからも、挨拶はずっとノートに書いて何回も練習して臨んでたという話につくづく真面目だな〜と感心しました。

その真面目さと責任感の強さが周りから信頼され尊敬され、そして愛される理由なんですね。

そして、このインタビューを見ていて、こうやって組子の事をしっかり見ていて愛情を注いでいるから組子からも愛されるし、それを見ている先生方や劇団からも愛されていたんだろうと思わされました。

明日はPart2があります。
明日はまたどんな話が聞けるか楽しみです。

  

読んで頂き、ありがとうございました。

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