今日はタカラヅカニュースは盛りだくさんでした。
月組のさくさく(美園さくら)の卒業インタビューをはじめ、『桜嵐記』のトークや『銀ちゃんの恋』の稽古場レポートなど、新ニュースがいっぱいでした。
花組 KAAT神奈川芸術劇場公演 『銀ちゃんの恋』 稽古場レポート
まだまだ先だと思っていたらもう来週の月曜日に初日を迎えるマイティー(水美舞斗)主演の『銀ちゃんの恋』。
その稽古場レポートが放送されました。
MCは花組新スカイ・ナビゲーターズの糸月雪羽ちゃん。
一人でMCは初めてですね〜
そして、出演は専科の悠真倫さんと花組103期生の希波らいとくんです。
これまでの公演と今回の公演の主な配役
『銀ちゃんの恋』はつかこうへい作「蒲田行進曲」が原作で、1996年に月組久世星佳主演、2008年に花組大空祐飛主演、2010年に宙組大空祐飛主演と過去3回上演されてきました。
これまで(と今回)の主な配役は次の通りです。
1996年月組 | 2008年花組 | 2010年宙組 | 2021年花組 | |
倉丘銀四郎 | 久世星佳 | 大空祐飛 | 大空祐飛 | 水美舞斗 |
小夏 | 風花舞 | 野々すみ花 | 野々すみ花 | 星空美咲 |
ヤス | 汐風幸 | 華形ひかる | 北翔海莉 | 飛龍つかさ |
ヤスの母 | 邦なつき | 邦なつき | 邦なつき | 京三紗 |
監督 | 真山葉瑠 | 悠真倫 | 寿つかさ | 悠真倫 |
助監督 | 一紗まひろ | 白鳥かすが | 天羽珠紀 | 希波らいと |
橘 | 樹里咲穂 | 真野すがた | 春風弥里 | 帆純まひろ |
玉美 | 暁なぎさ/檀れい | 月野姫花 | 妃宮さくら | 糸月雪羽 |
今回の出演者の役について
監督役 悠真倫
2008年花組版でも監督役をされたまりんさん(悠真倫)が今回もまた監督役で出演です。
まりんさんは今回マイティー主演で『銀ちゃんの恋』が上演されると聞いてすごいすごいって喜んだそうです。
それで、自分が呼ばれると思ってなかったのになんと前にやった監督役で呼ばれて嬉しかったそう。
そして、まだまりんさんが花組にいらっしゃった時に下級生だったマイティーやヤス役のつかさくん(飛龍つかさ)が真ん中で立派にやってるのを見て胸熱になるって。
最近はあまり花組に出てなかったのでマイティーやつかさくんとは本当に久しぶりの共演になりますね。
それはしばらく見ない間に大きくなったな〜と親心のような気持ちになるだろうな〜と思います。
助監督役 希波らいと
らいとくんは今回まりんさんとは初共演だそう。
2018年から花組配属ですからね、まりんさんとは重なってないんですね〜
それが助監督役でがっつり絡む役になって、初めてなのに気さくに優しくしてもらってるそうです。
お芝居ではメガホンでボコボコに殴られるそうですが(笑)
まりんさんがまず自分の頭をそのメガホンで叩いてみて痛くないのを確認してるのを見て、らいとくんはまりんさんの優しさを目の当たりにしたようです。
「痛かったら言って下さい。そろそろ限界ですって言って下さい」
って言うまりんさん優しいな〜
2008年版では助監督役の白鳥かすがくんの頭をポンポン叩いていた絵がうっすら浮かんできました(笑)
あの時も気を遣いながら叩いていたのか〜と思うとなんか面白いです。
玉美役 糸月雪羽
今回玉美役のいとちゃん(糸月雪羽)、石田先生から「やりすぎてもいいから何でもやってみなさい」と言われてるそうです。
玉美って確かヤスの兄嫁の個性的なメイクの女性でしたっけ。
檀れいさんがかなり体当たりで演じたシーンをスカイステージの番組か何かで見た覚えがあります。
いとちゃんは「やり始めると止まらない、やりたいことがどんどん浮かんじゃう」そうなので、どんな玉美を見せてくれるか楽しみです。
その他のキャラクターについて
ヤス役飛龍つかさ
まりんさんが好きな場面でヤスが歌う『最中(もなか)の歌』というのがあるらしいです。
本当の曲名は違うらしいですが最中について歌う歌らしくて、その歌が昔から好きなんだそう。
それをつかさくんがいい感じに歌っているそうです。
ヤスって華形ひかるさんや北翔海莉さんが体当たりで演じられていたのを覚えていますが、あったかい性格の本当に良い役です。
つかさくんのキャラクターにぴったりだなと配役が発表になった時に思いました。
いや、発表になる前からきっとヤスはつかさくんだろうなと思ってました。
つかさくんのヤス、絶対はまり役ですね。すっごく楽しみです。
小夏役 星空美咲
私の中では小夏って野々すみ花さんの演じていた姿が印象強いです。
星空美咲ちゃんって、ほのかちゃん(聖乃あすか)主演の『PRINCE OF ROSES』でヒロインでしたね。
タカラヅカニュースで少し見ただけですが、お芝居の上手な子だなという印象でした。
稽古場レポートでは彼女の天然なエピソードがいくつか語られましたが、そんな可愛いところもちょっとすみ花ちゃんを彷彿とさせて似てるかもと思いました。
どんな小夏を演じてくれるか楽しみにしています。
橘役 帆純まひろ
今回の配役で嬉しかったのがホッティー(帆純まひろ)の橘役でした。
らいとくんが銀ちゃんと橘の役者同士のやり取りが熱くてじーんとくるって言ってましたが、2010年版で見た銀ちゃんの大空さんと橘の春風弥里さんのその場面がすごく印象に残っています。
あれをマイティーがホッティーとやるんだと思うとなんだか胸が熱くなります。
ホッティー、橘役を頑張って!
銀ちゃん役 水美舞斗
最後に銀ちゃん役のマイティーです。
マイティー主演で『銀ちゃんの恋』が上演されると発表になった時本当に嬉しかったです。
銀ちゃんって正統派の男役のやる役とはだいぶ違うけど、本当に面白い役ですしやりがいがあるんじゃないかなと思います。
マイティーのお芝居大好きなので、きっと面白い銀ちゃんを見せてくれるんじゃないかと期待しています。
ずっと昔、大空祐飛さんが花組で『銀ちゃんの恋』を再演するとなった時にスカイステージの番組だったかタカラヅカニュースのコーナーだったかで大空さんと作・演出の石田昌也先生と原作者のつかこうへいさんが3人でトークされた時がありました。
その時につかさんが大空さんの事を「本当に嫌な女だな〜。石田先生はよくこの人に銀ちゃんをやらせる気になったよな〜」と仰ってたのを覚えています。
もちろん褒め言葉です。
銀ちゃん役をやるのに相応しい嫌な奴って事ですもんね。
マイティーの銀ちゃんは天国のつかさんにはどんなふうに言ってもらえるのかな〜
楽しみにしています。
読んで頂き、ありがとうございました。
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