和希そら・縣千と共に…朝月希和ミュージック・サロン

11月10日と11日に3回宝塚ホテルで開催される予定だったのにコロナで中止になってしまった朝月希和ミュージック・サロン。
嬉しいことに21日に実施されました。

タカラヅカニュースでは当日、稽古場レポートも急遽放送されました。
また、公演の様子もタカラヅカニュースでほんの少しですが観ることができました。

朝月希和・和希そら・縣千の3人で登場した稽古場レポート

朝月希和 ミュージック・サロン『La Lumière ~朝の月のように~』の稽古場レポートは出演するひらめちゃん(朝月希和)、そらくん(和希そら)、あがちん(縣千)の3人で行われました。
日程が変更されて開催が決まってから収録だったようです。

この3人でミュージック・サロンに込めた思いや、お稽古場での様子をいろいろと話してくれました。

タイトルに込めた思いと選曲について

このミュージック・サロンのタイトルの『La Lumière』は“ともしび”という意味です。
観終わったお客様が思い出として温かいものが残ったらいいな〜という思いを込めて付けたそう。

『朝の月のように』の方はもちろん朝月希和の芸名にちなんだものですね。
夜を超えて朝になっても空に残っている月のように一晩経ってもお客様の心に残る舞台にしたいという願いがこもっているということです。

選曲についてはあれもこれもやりたいとかなり盛りだくさんになってしまったそう。

中でもこだわりは日本物で、ひらめちゃんが大好きな日本物がところどころに入っているんだそうです。

サヨナラショーでもそうでしたが、突然こぶしを回して歌い出すひらめちゃんを見て「あ〜、ひらめはこういう生き方をしてきたんだって思った」と話すそらくんが印象的でした。

大好きな曲をたくさん盛り込んだ中でとくに思い入れがあるのは、花組時代の『マスカレード・ホテル』の曲と、雪組時代では『凱旋門』の「待ちましょう」というシャンソン。

そしてもう一つ、『シルクロード』の「夢幻蜃気楼」の場面。
トップになる前に咲ちゃん(彩風咲奈)と組んだ場面なので、これができたのが幸せだと話していました。

ひらめちゃんが大好きな宝塚の曲をいっぱい詰め込んで、それを頼もしい二人の男役に支えられて娘役集大成として魅せてくれるミュージック・サロンとなっているんですね〜

和希そら

最初の自己紹介で落ち着いた口調で「朝月希和ちゃんの最後のミュージック・サロンを盛り上げたいと思います」と話したそらくん(和希そら)

宙組から雪組へ組替えして間もないので、ほとんどの曲がはじめてで新鮮だったようです。

「この曲たちと共にひらめは生きてきたんだな」という言葉が同期としての思いがこもっていて素敵でした。

ひらめちゃんが振り付けが大変でパニックになっててもそらくんは「大丈夫だよ〜」と笑いながら励ましてくれたそうで、ひらめちゃんはそれが頼もしかったと話していました。。

ひらめちゃんがそらくんのことを同期ならではの「しおり」という愛称で呼ぶのもなんかいいな〜と思って聞いてました。

縣千

あがちんは最初に「朝月さんと和希さんと楽しく盛り上げたいと思います」と言った時の笑顔がほんとにワンちゃんみたいで可愛くてキュンキュンしちゃいました。

あがちんにとっては雪組の曲は懐かしいものばかり、そして花組の曲では『マスカレード・ホテル』は劇場に観に行った作品なので大感動だったそうです。

どれもひらめちゃんのメモリアルを自分も体感しているようで、お稽古場ではお客さんのような感覚で横から見させてもらっていたと話していました。

ひらめちゃんがパニックになった時に、あがちんもひらめちゃんの背中をポンと叩いて落ち着かせてくれたそうで、そらくんと同様あがちんも本当に頼りになる存在だったというのが素敵だな〜と話を聞いていて思いました。

一緒に出演するメンバーがこの2人だったのは大正解でしたね。

朝月希和 ミュージック・サロン、ダイジェスト映像を見て

ライブ配信は観られなかったので、タカラヅカニュースでのダイジェスト映像を楽しみに見ました。

残念ながら思ったより短くて、ひらめちゃんが着たお衣装も全部は映ってなかったみたいです。

ですが、映っていたお衣装はどれも素晴らしくて、髪飾りやアクセサリー、髪型にもひらめちゃんのこだわりが感じられました。

男役の二人も最初の黒燕尾にひらめちゃんとお揃いの雪組カラーのグリーンのお衣装、えんじ色のベルベットのスーツなど、こちらもどれも素敵でした。

バックは雪の結晶をデザインした素敵なもセットで、お衣装にしてもセットにしてもこだわり抜いて準備したんだろうな〜と思うと、このミュージック・サロンがなくなってしまわずに、無事に開催できライブ配信も行われたのが本当によかったです。

楽曲は稽古場レポートで言ってましたが、ひらめちゃんがあれもこれもと詰め込んだのでかなりの曲数になったそうですが、映像ではほんの数曲。

でもコミカルなシーンからお芝居仕立ての場面、そして男役二人のソロ曲などなど、見せてくれたものだけでもバラエティに富んだセットリストなのがわかります。

その中でもそらくんが歌った96期の初舞台公演『スカーレット・ピンパーネル』から「ひとかけらの勇気」を聴かせてくれたのは嬉しかったです。
ひらめちゃんが男役二人の間を行ったり来たりして、一曲の中でどちらとも組んで歌ったり踊ったりしていたのも楽しい演出でした。

最後にはひらめちゃんが作詞したという「朝の月」も少しだけ聴くことができました。
思いのこもったとてもきれいな歌声で感動しました。

どうやらこの後アンコール曲で、花組元トップ娘役の蘭乃はなさんが『麗しのサブリナ』で着たオードリー・ヘップバーンのようなドレスを着たそうで、できればそれも見たかったです。

アンコール曲は『グレイテスト・ショーマン』の「Never Enough」だったとか。

あの曲を歌いこなすにはかなりお稽古をしたんだと思いますが、ひらめちゃん相当頑張ったんでしょうね〜

いろんなエピソードが満載だったらしいMCをはじめタカラヅカニュースで観られなかったあれやこれやはスカイ・ステージで放送される時のお楽しみとしたいと思います。

それにしても、ひらめちゃんのこのミュージック・サロンを盛り上げるためにそらくんとあがちんは大劇場公演の合間をぬって頑張ってお稽古したんでしょうね〜

同期としてひらめちゃんを支えるそらくん、かつて『凱旋門』で相手役を務めたこともある上級生のひらめちゃんを尊敬するあがちんの二人の存在が大きかった朝月希和ミュージック・サロンでした。

スカイ・ステージで12月に放送されます

嬉しいことにこの朝月希和 ミュージック・サロン 『La Lumière ~朝の月のように~』は早くも12月にスカイ・ステージで放送されます。

初回放送は12月11日21時からで、その後16日、20日、22日、25日、31日と12月いっぱい何度か放送があるので、ライブ配信で観られなかった分、この放送を楽しみにしたいと思います。

  

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