雪組『心中・恋の大和路』 稽古場レポート

7月20日からシアター・ドラマシティで、その後8月3日から日本青年館ホールで上演される雪組和希そら主演の『心中・恋の大和路』の稽古場レポートがタカラヅカニュースで放送されました。
1979年にバウホールで初演されて以来何度か再演されている日本物の名作です。

ポスターが発表になった時には主演のそらくん(和希そら)とあやちゃん(夢白あや)の美しさが評判になりました。
そのお稽古の様子が今回の稽古場レポートで初めて語られました。

雪組『心中・恋の大和路』稽古場レポートの出演メンバー

稽古場レポートの出演メンバーはMCが雪組スカイ・レポーターズのありちゃん(愛すみれ)、そして102期の真友月れあくんと103期の愛羽あやねちゃんです。

愛すみれ

ありちゃん(愛すみれ)は今回ヒロインの梅川が働いている店の女将のお清役での出演ですが、実は前回の2014年の再演の時にも出演していました。

前回は研6での出演でしたが、今回は研14になっての2回目の出演で、他の出演者にとってもすごく頼りになる存在のようです。

真友月れあくんと愛羽あやねちゃんに主演のそらくん(和希そら)とのお芝居について訊いた時に、二人はすごく緊張してハクハクしていると答えたのに対して「へ〜」と意外そうにしてたのが印象的でした。

まだ組替えしてきて間もない上級生のそらくんとお芝居するのはそりゃ緊張すると思いますよ〜

ありちゃんはそらくんより一期上の予科本科で、別に緊張したりしないのかもしれませんが(笑)

そらくんにとってもこの作品の経験者が一個上さんにいるというのはきっとすごく心強いことかなと思います。
ありちゃんとそらくんのトークも聞いてみたいなと思いました。

真友月れあ

真友月れあくんは飛脚宿衆の角屋役を演じるということです。

飛脚宿衆は専科の悠真倫さんを筆頭に全部で6人いるわけですが、みんなずっと一緒にいるので仲が良くてチームワークがバッチリなんだとか。
とくにリーダーの悠真倫さんからは何から何までアドバイスをもらって助けてもらっているそうです。

お芝居で苦労しているのが大阪弁なんだとか。

真友月れあくんも埼玉県出身ですし、飛脚宿衆のメンバーにも関西出身の人が少なくてイントネーションには苦戦しているそうです。
江戸時代の大坂が舞台ですので全編大阪弁ですからね〜、それは大変そうです。
台本が矢印だらけになってるんだとか。
ちょっとお稽古場を見てみたい気がします(笑)

でもリーダーの悠真倫さんがバリバリの大阪人ですので、そこはしっかりと教えてもらってくださいね。

愛羽あやね

愛羽あやねちゃんは飛脚問屋亀屋の女中おまん役で、とても明るくて活発なキャラクターなのが、シリアスなこのお話でのほっこりする部分になっているようです。

梅川役の夢白あやちゃんと同期です。
お芝居で絡むことはないそうですが、忠兵衛さんとの恋愛も同期なので頑張れ〜って応援したい気持ちになるんだそうです。

お話の中では応援しちゃいけない立場なんでしょうけど、同期ということで応援したくなってしまうんですね(笑)

その他の出演者について

前回の2014年版と今回の両方の出演者

ありちゃん(愛すみれ)が前回の2014年壮一帆さん主演の時にも出演していたという話から、前回と今回両方の出演者について調べてみました。

雪組生ではありちゃんと妃華ゆきのちゃんの二人だけでした。

でも専科の汝鳥伶さんが忠兵衛(和希そら)の父親の孫右衛門という前回と同じ役で出演されます。
お芝居がぐっと締まりますね。

関西出身の出演者

真友月れあくんが飛脚宿衆のメンバーに関西出身者が少なくて大阪弁に苦労しているという話をしていました。

そこで今回の出演者で関西出身のメンバーを挙げてみます。

関西出身者
愛すみれ妃華ゆきの諏訪さき琴羽りり一禾あお愛羽あやね琴峰紗あら愛空みなみ紀城ゆりや希翠那音華純沙那風立にき
雪組生は12人
そして、専科の汝鳥伶さん・悠真倫さん
全部で14人で30人中半数以下です。

主演のそらくん(和希そら)は岡山出身なので、関東や東北出身の人よりは少しはイントネーションも近いとは思いますが、それでも江戸時代の大阪弁には苦労するでしょうね。

関西出身で『心中・恋の大和路』経験者汝鳥伶さん、愛すみれちゃん、妃華ゆきのちゃんの3人はすご〜く頼りになる存在になるのではないでしょうか。

  

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