花組宝塚大劇場公演初日まで2週間を切りました。
いつも公式サイトのキャストボイスの更新で初日が近付いたのを実感するのですが、先週2番手のマイティー（水美舞斗）まで掲載されて、あとはれいちゃん（柚香光）とまどかちゃん（星風まどか）のトップコンビだけになりました。
花組 宝塚大劇場公演 『元禄バロックロック』稽古場レポート
キャストボイスを見ると、お芝居の『元禄バロックロック』のお稽古は討ち入りの立ち回りもつき、それぞれが役を深めていくお稽古をする段階に入っているようです。
そんな中タカラヅカニュースでは稽古場レポートが放送されました。
出演メンバー
メンバーはスカイ・レポーターズのりりこちゃん（華雅りりか）、そして前スカイ・ナビゲーターズのまいこつ（紅羽真希）と102期生の太凰旬くんです。
りりこちゃんはひとこちゃん（永久輝せあ）演じるクラノスケの奥さんリクの役で、この作品の面白い部分担当なんだそう。
まいこつはスラレモンという役で、しょみちゃん（真鳳 つぐみ）がその奥さんのスラレ、そして芹尚英くん演じるスリという役もいて、ネーミングからだいたい想像できる感じです。
何をスられるのかが気になります(笑)
しゅんくん（太凰旬）はニザエモンという賭場ラッキーこいこいの常連客だそうです。
星風まどか演じるラッキー様はレアキャラ？
まどかちゃん（星風まどか）演じるキラは賭場ラッキーこいこいの主で、そこではラッキー様と呼ばれているようです。
そのラッキー様が登場した瞬間の美しさとオーラがすごかったそう。
ラッキー様自体がレアキャラでめったに姿を現さない設定のようで、そのラッキー様の珍しさと美しさに皆んながすごく盛り上がったとか(笑)
確かにあのポスターのまどかちゃんの美しさは相当なものでしたからね〜
花組生たちもその美しさに湧いたりするんですね。
とくにまいこつは全国ツアーに出ていなかったので、今回初めてれいちゃんとまどかちゃんの並びを見て衝撃を受けたようです。
そして、その賭場ではイカれスタイリッシュというコンセプトの踊りの振り付けがされたようで、特徴的なポーズもあるんですって。
ラッキーこいこいポーズといって、人差し指と中指をクロスさせて両手もクロスさせるポーズらしいです。
運が回って来いという意味のポーズで、ダンスの振りやお芝居の中でも何度も出てくるらしいので、それは覚えておいた方がよさそうですね。
人物相関図を見た時に「ラッキーこいこい」という賭場の名前にかなり惹かれたのですが、その場面はかなり面白い場面になりそうです。
谷貴矢先生のこれまでの作品から内容を予想
れいちゃんと組長のさおたさん（高翔みず希）の稽古場情報や、この稽古場レポートの話を聞いているとれいちゃん（柚香光）演じるクロノスケが発明してしまう時を戻せる時計というのがすごく重要なアイテムみたいです。
忠臣蔵のお話を元にした時代物ではあるけれど、タイムリープなどのSF要素がとても濃い作品のようです。
それと、このお話の世界の「エド」は鎖国をしていない設定なんですね。
そういう設定を考えると、以前の谷貴矢先生の作品『出島小宇宙戦争』が思い浮かびます。
谷貴矢先生のオリジナル作品はデビュー作が2016年の瀬戸かずや主演の『アイラブアインシュタイン』で、完全なSF作品でした。
その後の朝美絢主演の『義経妖狐夢幻桜』は源義経を題材にしてはいましたが、妖狐が出てくるファンタジー作品で日本によく似た日本ではない国のお話でした。
そして、2020年の鳳月杏主演の『出島小宇宙戦争』も江戸時代の長崎の出島が舞台にはなっていますが、宇宙人が登場したりしてファンタジーとSF要素が盛り込まれたお話。
登場人物の名前も日本史でよく知った名前が全部カタカナ表記になっているところも『義経妖狐夢幻桜』『出島小宇宙戦争』『元禄バロックロック』に共通している点です。
お衣装も着物を元に現代風にアレンジされて、ビビッドな色遣いや個性的なデザインというところも共通してるな〜
なので、『元禄バロックロック』も『義経妖狐夢幻桜』や『出島小宇宙戦争』に似た作風の作品になりそうです。
忠臣蔵や徳川綱吉の生類憐れみの令といった史実を元にファンタジックにアレンジされ、タイムリープといったSF要素も加わってどのように味付けされるのか楽しみです。
最後には忠臣蔵の討ち入りの場面もあるそうで、立ち回りもかなりすごいんだそう。
この公演を最後に専科へ異動してしまう組長のさおたさん（高翔みず希）のチュウザエモンは史実通り槍の名手ということで、素晴らしい槍さばきも披露してくれるようです。
日本物らしい立ち回りも期待できそうですよ。
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