私の宝塚観劇この一年(2023年)

2023年も終わりますね。
今年は宝塚歌劇にとって、そして私たち宝塚ファンにとって苦難の年となってしまいました。
ただのほほんと夢の世界に浸っていてはいけないんだと思わされた年となりました。

宝塚はこれから変わっていかなければいけないですし、私たちファンもそれをしっかり見つめていかないといけないです。
それでも劇場にいる時間、配信を観ている時間は夢や元気を与えてもらえます。

この1年の自分の観劇を振り返ってみたいと思います。

2023年の宝塚に起きたこと

今年は宝塚大劇場は花組公演『うたかたの恋』『ENCHANTEMENT』、東京宝塚劇場は星組公演『ディミトリ』『JAGUAR BEAT』で始まりました。
昨年までよりは少なくなりましたが、今年もやはりコロナの影響で中止になった公演がいくつかありました。

コロナが5類になってからも体調不良者が出たために中止になることもあり、いくつかの公演では代役での上演となるものもありました。

それでも7月に来年の宝塚歌劇110周年を彩る各組の演目、そして記念イベントの数々が発表されると一気にお祝いムードになり、来年への期待が高まりました。

そんな中、9月に宙組のAさんがお亡くなりになるということが起こってしまいました。
本当にあってはいけないことが起こってしまいました。

このことでタカラジェンヌの過重労働問題、パワハラ問題が浮き彫りになり、私たちファンもこのままではいけなんだと考えさせられることになりました。

私の観劇振り返り

東京宝塚劇場での観劇

今年は東京宝塚劇場で上演された公演は、観劇予定の回が中止になってしまった月組の『フリューゲル』『万華鏡百景色』以外はすべて観ることができました。2回ずつ観た公演もあります。

花組の『うたかたの恋』『ENCHANTEMENT』はなんと4列目の花道横の席で、花道にいる下級生たちと目が合いまくるという幸せな観劇もありました。

今年から東京宝塚劇場の公演デザートが復活したのも嬉しいことでした。

ムラ遠征は2回

今年は宝塚大劇場への遠征も2回しました。
4月に宙組トップコンビ、真風涼帆さん、潤花さんの退団公演の『カジノ・ロワイヤル』を観るために一人で遠征してきました。

そして、7月には星組『1789』をこっちゃん(礼真琴)ファンの関西の友人と観るために宝塚大劇場へ行ってきました。

東京宝塚劇場も好きですが、やはりムラは特別感がありますね。
宝塚の殿堂を見たり、公演ランチや公演デザートも堪能し、レビューショップでお土産も買いました。
事前にスケジュールを立てて分刻みで行動したので、友人に目一杯堪能できたと喜んでもらえました。

ライブ配信もたくさん観ました

1月の宙組『MAKAZE IZM』をはじめ主に別箱公演でライブ配信をたくさん観ました。
雪組『海辺のストルーエンセ』、星組『Le Rouge et le Noir ~赤と黒~』、花組『二人だけの戦場』、宙組『Xcalibur エクスカリバー』、花組『BE SHINING!!』はどうしても観たいのにチケットが取れなかったので、ライブ配信で観られてよかったです。

全国ツアーを観劇

今年は何年かぶりに全国ツアーを観劇することもできました。

咲ちゃん(彩風咲奈)ファンの友人にチケットを取ってもらって雪組全国ツアー『愛するには短すぎる』『ジュエル・ド・パリ!!』を観に神奈川県民ホールに行ってきました。
やはり全国ツアー公演は大劇場公演と違う独特の雰囲気があるのが楽しいです。
初めて宝塚を観る方たちの反応も新鮮ですし、カーテンコールでご当地出身者紹介などがあるのも嬉しいです。

福岡在住の頃は福岡公演がある時は行っていたのですが、東京に来てからはチケットが取りにくいのもあって一回も行っていませんでした。
チケットを取ってくれた友人に感謝です。

御園座や博多座へ遠征も

そして、今年は初めての御園座と、久しぶりの博多座へも遠征してきました。
御園座では名物のアイス最中など劇場スイーツも楽しみましたし、帰りにうなぎも食べて名古屋を堪能できました。

博多座はなんと『ME AND MY GIRL』の初日を観ることができました。
初日を観劇というのもめちゃくちゃ久しぶりです。
なかなかの感動ものでした。
博多座も劇場内の売店が楽しくて大好きな劇場です。

My best 7

今年観た作品の中でベスト7はまずは星組『1789』です。

元々大好きな作品で月組の初演も東宝版も大好きで、星組でやることが発表されてからものすごく楽しみにしていました。
宝塚大劇場と東京宝塚劇場、そしてライブ配信でも観ることができました。

東京ではこっちゃん(礼真琴)が休演してしまったので代役公演でしたが、ありちゃん(暁千星)のロナンを観ることができたのも貴重な経験でした。

それから月組の『DEATH TAKES A HOLIDAY』も素晴らしかった。
歌の上手い人ばかりで良質の海外ミュージカルを観たという感動で劇場を後にしました。

雪組の『BONNIE & CLYDE』、星組の『Le Rouge et le Noir ~赤と黒~』、宙組の『Xcalibur エクスカリバー』も大感動しました。

ここまでは海外ミュージカルばかりですが、宝塚のオリジナル作品では雪組の『海辺のストルーエンセ』と花組の『二人だけの戦場』がよかったです。

2024年への期待

来年2024年は宝塚歌劇110周年の年。
残念なことに公演スケジュールの見直しで記念式典、タカラヅカスペシャル、大運動会が中止となってしまいました。

ですが、花組、月組、雪組がトップスターの退団公演となり大いに盛り上がることと思います。
トップスターの退団は寂しいですが、新しい組の体制になるのも楽しみの一つです。

そして星組の『RRR』も非常に楽しみです。

宙組の公演ができるのか、あるいはまた中止となってしまうのかが心配ですが。

今後ご遺族の納得される解決がなされること、そしてタカラジェンヌたちの毎日の環境が良くなることを願いつつ、劇場での観劇やライブ配信を観ることで、タカラジェンヌたちを応援していきたいと思います。

  

読んで頂き、ありがとうございました。

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