あけましておめでとうございます。
北陸での大地震、羽田空港での航空機事故と、新年早々大変な災害・事故が起こっておめでとうと言うのもはばかられますが、今日1月3日に雪組東京宝塚劇場公演が初日を迎えました。
舞台稽古後の囲み会見の様子
1月2日には舞台稽古後に東京公演恒例のトップコンビの囲み会見が行われ、咲ちゃん(彩風咲奈)とあやちゃん(夢白あや)の2人が公演について語りました。
2人はショーのデュエットダンスのお衣装で登場したようです。
彩風咲奈
『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』について
お芝居の『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』は派手な作品ではないけれど、物語の大切さや、主人公のアーサー・コナン・ドイルの思い描く夢や想像に浸れるところが宝塚らしいと思っているというようなことを話しました。
咲ちゃん(彩風咲奈)が演じるコナン・ドイルは面白い人ですごく多趣味な人。
「その人生の一部を演じるのに自分が閉じこもっていてはいけないので、毎回想像や妄想を働かせて夢をいっぱい膨らませている」そうです。
そして「いつも舞台では命を燃やしているけれど、このドイルを生きるために更にパワーを倍増させて挑んでいる」と意気込んでいたそうです。
『FROZEN HOLIDAY』について
ショー『FROZEN HOLIDAY』は盛りだくさんで、年は明けたけれどもう一度クリスマスからお正月まで楽しめる作品。
この雪組100周年を祝うショーのためにフランク・ワイルドホーンさんが書き下ろしてくださった楽曲が素晴らしく、
「この歌を歌う時には先輩方が紡がれてきた歴史や先輩方のお顔が思い浮かびます。お客様のお顔も浮かぶので、大切にしたいと思います」
と語っていたということです。
このショーはホテルが舞台になっていて最後はフェアウェルパーティーという設定で、デュエットダンスの構成も好きなんだそう。
そのフェアウェルパーティーで2人は結ばれたけれどそれぞれ帰って行き、そしてまた来年もきっと出会うんだろうなという気持ちで踊っていると話したそうです。
その場面を観る時は咲ちゃんのそのロマンチックな設定を思いながら観たいと思います。
夢白あや
お芝居、ショーともに明るい作品で、観に来てくださった方に元気にハッピーになってほしいと語っていたそうです。
お芝居で演じているルイーザについては、夫のアーサー(彩風咲奈)を想う愛、信じる心をを一番大切にしたいと思っていると。
そしてそこが咲ちゃんとの関係にリンクする部分があるので、2人の関係性を新鮮に濃密に描いていきたいと話していたそうです。
東京公演の初日が無事に終わったようです
15時半からの初日の公演が無事に終わったようで、観劇していた方たちのSNSでの投稿で様子を知ることができました。
開演アナウンスは元日に起こった能登半島の大地震に配慮してか、いつものお正月公演で流れる「あけましておめでとうございます」はなかったということです。
そしてカーテンコールでの組長のにわさん(奏乃はると)と咲ちゃん(彩風咲奈)の初日のご挨拶でもお祝いムードはなく、地震の被災者の方々へのお見舞いの言葉があったそうです。
彩風咲奈の初日ご挨拶
地震の被災者の方たちへのお見舞いの言葉の後、
「この物語の力がお客様の希望となるよう、私たちが歌い踊り続けることで劇場のお客様だけでなく皆様の希望になれるよう千秋楽まで大切に演じたい」
というような力強いご挨拶で、
その後
「今年初日の出を見られませんでしたが、皆様にお目にかかれて初日の出が見られたような幸せな気持ちです」
とユーモアも忘れない咲ちゃん。
そして宝塚の公演が12月13日までだったので、「クリスマスもお正月も皆様とは一緒に過ごせませんでしたが、このショーを観れば何度でも私たちを一緒にクリスマスとお正月を過ごせます」
なんて言って笑いを誘っていたみたいです。
いつもの咲ちゃんのご挨拶同様とても温かいカーテンコールだったようです。
新年最初のタカラヅカニュースは1月5日放送なので、その時に初日の模様をやってくれるでしょうね。
見られるのが楽しみです。
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