ピンク大好き柚香光の花組愛あふれる初日ご挨拶

今年最初のタカラヅカニュースは4日にPart1、Part2、5日のPart3、Part4と4回に渡って【お正月スペシャル!2022】が放送されました。

拝賀式の後の各組トップコンビのご挨拶、各組スカイ・ナビゲーターズとスカイ・レポーターズの新春ご挨拶、雪組公演の稽古場レポート、月組 宝塚大劇場公演の初日の模様、花組 東京宝塚劇場公演の初日の模様など盛りだくさんな内容でした。

それに加えて目玉が各組のトップ娘役と若手の男役2人で対決する『Let’sトライ!どっち?どっち?クイズ』のコーナーでしたが、これがすごく楽しかったです。

その中で楽しみにしていたのが1月2日の花組東京公演初日の模様です。

花組 東京宝塚劇場公演『元禄バロックロック』『The Fascination!』初日

お芝居の『元禄バロックロック』はこれまでタカラヅカニュースや他の番組では流れなかった場面もあって、ちょっとずつお話の内容が分かってきた部分もあり観劇の楽しみが増しました。
ショーの『The Fascination!』の方は3日にNHKBSプレミアムで宝塚大劇場での公演を丸々見せてくれたので、それで予習はバッチリです♪

柚香光東京公演初日ご挨拶

まずは高翔みず希組長のご挨拶で、新しく花組生となった美風舞良副組長とトップ娘役の星風まどか、花組配属になった107期生の紹介がありました。

107期生の紹介の時にれいちゃん(柚香光)が大羽根で後ろの107期生たちが隠れないようにと少し体勢を低くしたのですが、その低くなり方が例によってなんともカッコよかった
左足を曲げて右足を横に伸ばして、すっごくカッコよく低くなっていました。
さすがれいちゃんです

柚香光の年のはじめの誓い

「あけましておめでとうございます!」

「なんとも清々しい初春の中初日を迎えて、こうして皆様にお目にかかれましたことを本当に嬉しく存じます。寒い中駆けつけてくださいまして本当にありがとうございました」

と感謝の言葉から始まったれいちゃんの初日のご挨拶。

その後、

「年のはじめに誓います」

とキラキラな笑顔で

「ご観劇いただいた皆様が2022年なんかいい年になりそうだな、ああなんかうまくいきそうだなと元気が湧いてくるようなそんな公演をお届けできるように、元禄バロックのエドに全員で共に生き、花組100周年の誇りと責任を全員で胸に持って、千秋楽まで一日一日大切に務めてまいります

と誓いの言葉を述べました。
それからこの公演で退団する4名の名前を挙げて、退団者への応援もお願いしていました。
トップスターとして完璧なご挨拶です。

「まだまだ油断のできない日が続きますが、皆様どうか温かくして、加湿もきちんとして、手洗いもきちんとして…」

といろいろ細かく言ってくれるのでちょっと組子や客席から笑いが起きてましたが、そんなところがれいちゃんらしいところ。
笑いもちゃんと忘れないんですよね〜

「どうかどうかお元気でいらしてください。本日は本当にありがとうございました」

で最初のご挨拶は終わりました。

ピンク好きについて話す柚香光

次に幕が上がって、あ、れいちゃん節が出てくるかな〜と期待して待ってましたら

「この約半年間、花組100周年にずっと思いを馳せ続けていたためか、ピンクが大好きになりまして…」

と言い始めるれいちゃん。

「ピンクのパジャマを買ってみたり、新しいブランケットを買う時にピンクを選んでみたり」

と自分がピンクが好きになったことについて話し出しました。
れいちゃんは七五三の衣装を選ぶ時にもワインレッドを選んだほど、子供の頃からピンクを避けて生きてきたそうなんです。
それが花組100周年を通して好みの色まで変わってきたということに一人で感動して年をまたいだんだそうです(笑)
そして

「楽屋でふと気づいたら、組長さんもピンクのスリッパ、航琉ひびきさんもピンクのブランケットに包まれ、そして和海(しょう)さんもピンクのスリッパ、羽立(光来)さんもピンクのスリッパ

とピンクのスリッパの人たちの名前を順に挙げていくので、名前を挙げられた人は恥ずかしそうに羽根扇で顔を隠したり、笑って隣の人と顔を見合わせたり。
客席からも組子たちからも名前が挙がるたびに笑いが起きていました。

「でもまだ続くんです。優波慧もピンクのスリッパ、永久輝せあもピンクのスリッパ、紅羽真希もピンクのスリッパ

と続け、

「見事に全員ピンクのスリッパで感動していたところに、最後の取っておきの締めに全身ピンクの男が!

でマイティー(水美舞斗)が羽根扇で顔を隠したので皆んな大笑い。

「水美舞斗!蛍光マーカーのような光沢のあるピンクの楽屋着に身を包んで年明けにご挨拶させていただき」

って。

「娘役さんがピンクに包まれているのは皆さんもご存知だと思うんですけれど、ひげを着けていようがなんだろうが、皆んな花組への愛がそのピンク色を身にまとうという行動に出ているくらい、舞台上も楽屋も温かいピンク色に包まれております

だそうです。

「2022年もそんな皆んなの花組への愛情を胸に、もっともっと深めて、もっともっと熱く公演を作ってまいりたいと思います」

と花組生全員の花組愛の強さを語るれいちゃんに感動して聞いておりました。
ただ組子たちの組への愛情を語るだけでなく、花組カラーのピンクの話を持ち出してくるところが本当にさすがだなと思いますし、れいちゃんの頭の良さを改めて感じました。
最後は組子全員で

「いい一年にするぞ〜!」

と叫び、

「皆様、本日は本当にありがとうございました!」

のご挨拶で幕が降りました。

初日を観劇された方によると、実はそれ以外に「東京ではファンタジー、宝塚ではロマンスが」と月組のことにも触れる場面もあったそうで、そこがタカラヅカニュースではカットされていたのは残念でした。

れいこちゃん(月城かなと)への同期愛も感じられるいいシーンだったのにな〜

そんなところにもれいちゃんの温かさとともに頭の良さを感じます。
もちろん自分が同期への言葉を言いたいというのもあるでしょうが、ファンの人が何を言ってほしいかちゃんと考えた上での発言でもあると思うので。

そういえば今日の『Let’sトライ!どっち?どっち?クイズ』内のクイズで、「気持ちのいい場所は?」という質問に「銀橋」と答えていたのですが、その理由が「お客様により近いから」というものでした。
お客様本位というところに本当にさすがだな〜と感心しましたし、そういう答えがさっと出てくるところにもれいちゃんの頭の良さを感じた瞬間でした。

千秋楽はライブ中継・ライブ配信もあります

この公演ももちろん千秋楽にライブ中継とライブ配信があります。

  

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