宝塚大劇場での星組『柳生忍法帖』の新人公演は10月12日に行われました。
東京での新人公演は12月2日です。
タカラヅカニュースでは昨日今日と2回に渡って、新人公演メンバーのトークが放送されました。
新人公演トーク 星組 碧海さりお・夕陽真輝・咲城けい
出演メンバー
新人公演トークに出演したのは101期生で今回新人公演の長でもある碧海さりおと、同じく101期生の夕陽真輝、102期生の咲城けいの3人です。
芦名銅伯:碧海さりお
ちゃりおくん(碧海さりお)が新人公演で演じるのは愛ちゃん(愛月ひかる)が本役の芦名銅伯です。
ちゃりおくんは昨年研5にして『眩耀の谷』で新人公演初主演。
残念ながらコロナの影響で東京での新人公演は中止になってしまいましたが…
今回の『柳生忍法帖』での2番手の役である芦名銅伯役も堂々とした演技でした。
宝塚大劇場での新人公演の長としてのご挨拶も、すごくしっかりとしていて感心させられました。
お芝居ではプロローグの後約20分間舞台上に現れなくて、それでかえってめちゃくちゃ緊張したそうです。
せり上がりで上がる前は今までで一番緊張したとか。
そうなんだ〜
ということは本役の愛ちゃんもプロローグの後はしばらく出てこないということなんですね〜
沢庵和尚:夕陽真輝
まっきー(夕陽真輝)が新人公演で演じるのは本公演でてんてん(天寿光希)が演じている沢庵和尚。
先月タカラヅカニュースで放送された星組の『男役のすゝめ』では、そのてんてんと男役について語り合っていたのが記憶に新しいです。
とっても明るいキャラクターで、このコーナーでも同期のちゃりおくんときたんなく語り合っているのが印象的でした。
ひょうひょうとした感じと包み込むような温かさが、沢庵和尚にとても合っていると思います。
お稽古場で新人公演メンバーたちが必死に頑張っている姿が尊くて、稽古場での時間が本当に素敵な時間だと話すのを聞いていてもあったかい人柄だな〜と思いました。
漆戸虹七郎:咲城けい
さんちゃん(咲城けい)は新人公演ではせおっち(瀬央ゆりあ)の漆戸虹七郎役を演じます。
今回初めて3番手の役に抜擢されましたね。
なかなかの美形なのでビジュアルの点でも漆戸虹七郎はぴったりだなと思いました。
昨年の梅田芸術劇場メインホール公演『エル・アルコン-鷹-』の稽古場レポートにまっきー(夕陽真輝)と一緒に出ていたのが記憶に残っています。
今回の役は目の動きや体の角度だけで心情を表さないといけないのがすごく難しかったそうです。
それぞれの本役からのアドバイス
それぞれ本役さんからの貴重なアドバイスを胸に新人公演ならではの役作りを頑張っているようです。
そして、そのアドバイスの内容から本役の人の役作りも垣間見えます。
愛月ひかる→碧海さりお
本役の愛ちゃんは新人公演のお稽古を見に来てくれた時に、ちゃりおくんが演じている銅伯に向き合ってたくさんアドバイスをしてくれたそう。
その中でも「自分が思っているより何もしなくていい」という一言にハッとさせられたんだとか。
未熟さ故にどうしても『やらなきゃやらなきゃ』となっちゃうけれど、デ〜ンと構えていたらいいと言ってもらったのが印象に残ったようです。
あとは衣装を着る前の段階で衣装を着た時のアドバイスをたくさんしてもらったのが役に立ったそう。
本公演で早替りのお手伝いもしているので、そこは見て勉強したそうです。
「ご卒業されてしまうので最後まで学びたい」と語っていました。
天寿光希→夕陽真輝
てんてん(天寿光希)からのアドバイスでは「衣装がシンプルで何も装飾がない分、その“人”が見えると思う」と言ってもらったと。
そして「和尚はそこに居るだけでいいんだよ。そこに居て生きていたらいいんだよ」と言われたことに「確かに〜!」とすごく納得したんだそう。
それが一番心にず〜んと来たって。
瀬央ゆりあ→咲城けい
せおっち(瀬央ゆりあ)からは七本槍の中でも虹七郎は動かない役どころなので、他の七本槍を見守っているぐらいの余裕をもっと持ってと言われたそう。
そして、本公演に似せようとか合わせようとするんじゃなくて、新人公演は新人公演でやったらいいんだよと言ってもらって、自分なりにもっと役を深めようと思えたそうです。
衣装などのビジュアルについて
この新人公演トークでそれぞれの衣装について語ってくれたのが、本公演を観る時に参考になります。
芦名銅伯
芦名銅伯の衣装にはお腹の所に大きなドクロが付いていますね。
あと、髪の毛でなかなか見えないそうですが、赤い陣羽織の背中には阿修羅像が描かれているとか。
メラメラと炎が燃えている上に阿修羅像があってすごい絵柄なんだそう。
それは本公演を観る時に注目します。
カツラの色は本公演の愛ちゃんとは違う色なんだそうで、そういうところからも本役さんとはまた違った役作りを意識したんだそうです。
沢庵和尚
沢庵和尚の衣装は2着ともとてもシンプル。
だけど長い袖がある分、手を出す仕草の時の袖の動きなどを舞台稽古で鏡を見るなどして研究したそうです。
稽古場でも着物を着てお稽古しているけれど舞台衣装となるとやっぱり全然違うので、舞台稽古でいろんな発見があるということなんですね〜
漆戸虹七郎
虹七郎の衣装はマントが付いていて、踊る時や立ち回りでそのマントを右肩に跳ね上げるようです。
そのマントの右肩には磁石が付いているそうで、上手くいけばめちゃくちゃカッコいいとか。
その時の映像が流れましたが、確かにこれはカッコいい。
本公演のせおっちのその場面も注目しなくては。
それと、着物の左側には大きな龍の柄がついていて、その龍がひっくり返っちゃうとかっこ悪いからちゃんと立たせてあげてとせおっちからアドバイスをもらったそう。
なので、その龍にずっと気を配って袖に入ったらすぐにちゃんと立つように引っ張っていたそうです。
星組新人公演もライブ配信があります
前回の雪組公演から東京での新人公演でのライブ配信が始まりました。
今回の星組でも新人公演のライブ配信が12月2日(木)18:30の公演であります。
【宝塚歌劇 ライブ配信のお知らせ🆕】
◆12/2(木)18:30
星組 東京宝塚劇場 新人公演
『#柳生忍法帖』販売期間:11/25(木)10:00~12/2(木)18:30
販売価格:2,500円(税込)#天飛華音 #瑠璃花夏 #碧海さりお#宝塚歌劇団#楽天TVでタカラヅカ— Rakuten TV〈楽天TV〉 (@rakutentv_japan) November 8, 2021
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