星組千秋楽映像にはちょっとがっかり(星組『RRR』『VIOLETOPIA』千秋楽)

星組東京宝塚劇場公演が4月6日に千秋楽を迎えました。
私はライブ配信を観られなかったので、タカラヅカニュースの千秋楽映像を楽しみにしていました。

ですが、昨日放送されたタカラヅカニュースを見てかなりがっかりしました。

皆さんのSNSでのレポートを見て楽しみにしていた場面がごっそりカットになっていたからです。
タカラヅカニュースが30分になって千秋楽の分の放送時間が短くなってるんでしょうか〜?

花組の宝塚大劇場の千秋楽は2日に渡ってかなり長い時間放送してくれたので、今回もちょっと期待していました。
花組はトップスターの退団公演だから特別だったということでしょうか…

う〜ん、納得いかん

星組東京宝塚劇場公演『RRR』『VIOLETOPIA』千秋楽

ダイジェスト映像を見て

『RRR』

お芝居の『RRR』はナートゥダンス以降をかなり駆け足で流していました。

ナートゥダンスの最後、いつもビーム(礼真琴)が倒れ込んだ後に
「兄貴に挑発されて歯止めが効かなくなった〜」
というところで、
千秋楽は
「なぜだかもう二度とやらない気がして歯止めが効かなくなった〜」
になっていたそうです。

その後のラーマ(暁千星)も
「俺ももう二度とやら〜ん!」
って(笑)

その直後のペッダイヤ(天華えま)とジャング(天飛華音)も
「もう二度とやらない気がするよな」
とボソッと言ったそうで、

そのくだりがすべて見せてもらえなかったのは本当に残念。
ここはニュース的にもおいしい場面だと思うので、絶対流れると思っていました。

エピローグのエッタラジェンダの場面が流れたのはよかったですが、最後のビームとラーマのアドリブでのやり取りのところはありませんでした。

ここはその日によって客席に来ている人をいじったり、毎回違うことをやって笑いを取っていましたが、千秋楽は両手を広げるラーマありちゃん(暁千星)にビームのこっちゃん(礼真琴)が飛び込んでいって固いハグをしたんだとか。
そんな感動シーンも見せてもらいたかったです。

『VIOLETOPIA』

『VIOLETOPIA』の方はいろんな場面が満遍なく入っていましたが、どれも一瞬一瞬ですごく駆け足でした。

その中で「バックステージは虚構」の場面のぴーちゃん(天華えま)のアドリブがノーカットで流れたのはよかったです。

プロデューサーの輝咲玲央さんに
「今日は一段とパッションみなぎってるね!」
と言われ、
両手で髪をかき上げながら
「僕、永遠のパッション隊長なんで」
とカッコつけるぴーちゃんに
全員で
「いよ〜、パッション隊長〜!」
と囃し立てるというアドリブでした。

ここは毎回違うアドリブだったようなので、ぴーちゃん最後までよく頑張りました!

あとは中詰めの客席降りを少し長めに流してくれたのはよかったです。

皆さんのレポートでいいな〜と思ったのが、トップコンビのデュエットダンスの最後にこっちゃんが大階段の上にスタンバイしているエトワールのぴーちゃんに目線を送ったことです。
ここはいつかスカイ・ステージで放送を見る時にしっかり確認したいと思います。

礼真琴の千秋楽のご挨拶

こっちゃん(礼真琴)の千秋楽のご挨拶は2月の半ばに東京に来てからの6週間と少しの間東京でお世話になりましたという話から。

公演が始まってから雪がちらつく日もあり、急に暖かくなったかと思うとまた寒くなり、大雨や強風など天気が安定しない日々だったと。
千秋楽までに桜が咲くのか不安だったけれど、4月6日のこの日には全国では桜が満開になり、日比谷でも美しい桜の花が咲いてくれたという話でした。

そして2月から4月までの長い間を経て千秋楽を無事に迎えられたのは、作品に携わる人たちの尽力とお客さんのおかげと感謝の言葉を述べました。
それから4名の退団者のことに触れ、千秋楽に向けてどんどん輝きを増す4名と共に過ごし、4名の退団ご挨拶を後ろでしっかりと聞くことができたのが幸せだったと話すこっちゃん。
最後は

「この公演で学んだたくさんのことを次に活かしていけるように、これからも前に進み続けたいと思います。今後の星組もどうぞよろしくお願い申し上げます」

という言葉でご挨拶を締めました。
なこちゃん(舞空瞳)の退団の発表があった後で見たせいもあるかもしれませんが、これまでの公演の千秋楽のご挨拶よりこっちゃんの表情が達観したように見えました。
笑顔なんですが、いつものいたずらっ子のような笑顔ではありません。

翌日のなこちゃんの退団発表がこっちゃんの胸の内にあったのでしょうか。

退団者の一言コーナー

恒例の退団者からの一言コーナーでは、実際には退団者の4人が一言話した後にこっちゃんからそれぞれへの言葉があったそうです。
それが全部カットになっていました。

天華えま

ぴーちゃん(天華えま)の

「パッション隊長は永遠に私のものだと思っております。よろしくお願いします!」

の後に、こっちゃんからぴーちゃんに

「ポジティブなパワーに変えることができる人ってなかなかいない。ナポレオンの時から新人公演で私の役をしてくれて嬉しかった。たくさん盗ませてもらったよ」

というようなことを言ったそうです。
それを聞いたぴーちゃんが

「泣かせにくるのよくない…好きです」

って泣きながら言ったとか。

大輝真琴

まいけるさん(大輝真琴)は、客席に向かって感謝の言葉を言ったところは流れました。
実はその後こっちゃんに向かって

「(こっちゃんは)いつも人のことばかりだから今日は言わせて」

と言って

「この人こそ人柄と腕前を兼ね備えたトップスターなんです」

と言ったそうで、そこはカットされてました。
「いやいやいやいや」と謙遜しながらもこっちゃんの目が潤んでいたそうで、そんな感動シーンもぜひ見たかったです。

星組パッション!

今回も千秋楽には星組パッション!がありました。
ですが今回の音頭は退団者の4人がやりました。

ゆらんらん(侑蘭粋)「熱いぜ!」
全員「星組〜!」

ひなちゃん(彩園ひな)「燃えろ!」
全員「星組〜!」

ぴーちゃん「進め!」
全員「星組〜!」

まいけるさん「星組〜!」
全員「パッショ〜ン!!」

と大盛り上がりで星組パッション!をやり終えました。
自称「パッション隊長」のぴーちゃんがとくに大きな声を上げてピョンピョン飛び跳ねていたのが印象的でした。

ここで千秋楽映像は終わりです。
約20分あったので、通常の千秋楽に比べて特別短いということはないのかもしれませんが、なんとなく短く感じてしまいました。
見どころの多い千秋楽だったせいかもしれません。

皆さんのレポートによると、こっちゃんの
「私たちは全世界で一番長い間ナートゥをやったと自負しています」
というような言葉もあったとか。
これはもしかしたら緞帳前に出てきてから言ったのかもしれませんが。

タカラヅカニュースでは見られませんでしたが、SNSでの皆さんのレポートのおかげでいろんな感動シーンがあったのを知ることができました。
スカイ・ステージで千秋楽の放送を見る日を楽しみにしておこうと思います。

  

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