『RRR』の稽古場レポート、ゲストは水乃ゆり・稀惺かずと

今年も残すところ2週間となりました。
星組の宝塚大劇場公演は初日が1月5日になりましたが、それでもお稽古期間はわずかです。

タカラヅカニュースでは星組の大劇場公演のお芝居『RRR』の稽古場レポートが放送されました。

星組 大劇場公演 『RRR × TAKA”R”AZUKA ~√Bheem~』 稽古場レポート

出演メンバー

MCは星組スカイ・レポーターズのひーろー(ひろ香祐)とさきちゃん(澪乃桜季)の二人です。
ゲストは102期のゆりちゃん(水乃ゆり)と105期のつんつん(稀惺かずと)の二人でした。

さきちゃんとつんつんがとてもインドらしい格好で『RRR』の世界に誘ってくれます。

水乃ゆり:WATERRR女

ゆりちゃん(水乃ゆり)が演じるのはWATERRR女という役。
先日の稽古場情報でこっちゃん(礼真琴)とちぐさん(美稀千種)が話していたウォーターとファイヤーのうちのウォーターの方ですね。

こっちゃん演じるビームが水、ありちゃん(暁千星)演じるラーマが炎をテーマとしているので、こっちゃん側のコロスということですね。

「水乃ゆりちゃんが水のコロス」というのはなかなかはまってると皆で笑ってました(笑)

水を表現する振付も難しいそうですが、時にはビームの心情を表していたり、時には神話の中の一人として存在したりというのが今はまだ試行錯誤中だそうです。
リフトや床技!といったものもあるそうでそれもすごそうです。

稀惺かずと:ラッチュ

つんつん(稀惺かずと)が演じるラッチュはゴーンド族の一人で、やはりこっちゃん側・ビームの仲間です。

ビームとペッダイヤ(天華えま)とジャング(天飛華音)と自分の4人だけでゴーンド族らしい、家族の絆などを出すのが難しいということでした。

ラッチュはラーマ(暁千星)側に潜入捜査をしたりするそうです。
拷問されたりもするそうです。ひえ〜っ!?

そのリアルさやインド人の熱さなどを出すためにこっちゃんやひーろー(ひろ香祐)からたくさんアドバイスをいただいたと話していました。
目線もゴーンド族の獣感を出すために、ゴーンド族のメンバーと話し合って作りこんでいるそうです。

見どころについて

見どころ①は「プロローグ」

つんつん(稀惺かずと)が”見どころ”として挙げたのがプロローグ。

ビーム(礼真琴)とラーマ(暁千星)が水と炎として歌い踊るところで、振りも全然ニュアンスが違ったり、同じ曲を歌っても2人とも熱いのにその熱さが違うのが素敵だと話していました。

そしてビームの水とラーマの炎をコロスの面々が踊りで表現していて、身体の動きだけで自然のものを表すというのが宝塚ならではなので、そこを楽しみにしてくださいということでした。

ロバート(鳳真斗愛)とステファニー(澪乃桜季)の絡み

ゆりちゃん(水乃ゆり)が好きなシーンとして挙げたのは、もえか(鳳真斗愛)演じるロバートとさきちゃん(澪乃桜季)演じる妻のステファニーの絡みでした。

ロバートはイギリス側の警察官なんですが、映画でもあった場面のようです。

ステファニーの笑い方がロバートをイラッとさせるのが絶妙に面白いそうで、それがすごいなと笑いながら言っていました。かなり面白い場面になっているのではと期待しています。要注目です。

インドの熱さ、粘り気がテーマ

脚本・演出の谷貴矢先生は、

ビーム(礼真琴)側は「とにかく熱い」
ラーマ(暁千星)側は「スマートな中の熱さ」

その違いがインドの粘り気の中に出せたら素敵だという話をしていらしたそうです。

イギリスとインドの差、インドの方には粘り気がある。
そしてインドの中でもビーム側とラーマ側で熱さに違いがあるということのようです。

確かにインド映画を観ていると熱さや粘り気というものを感じます。
そしてそれが今の星組によく合っているように思います。

今回の稽古場レポートの話を聞いて観劇するのがますます楽しみになりました。
まずはチケットを何とかしないと!

  

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