神奈川県民ホールの雪組全国ツアー、楽しかった〜♡(『愛するには短すぎる』『ジュエル・ド・パリ!!』観劇)

雪組の全国ツアーは早くも2箇所目の神奈川公演真っ最中で、今日9月2日にはライブ配信が行われました。
8月31日の神奈川初日に休演していたりーしゃさん(透真かずき)とゆきのちゃん(妃華ゆきの)が復帰して合流できたのが本当によかったです。
昨日はもう一つの『双曲線上のカルテ』のあがちん(縣千)も復帰できたのも嬉しいニュースでした。

さて、私も雪組全国ツアーを観劇してきました。
全国ツアーを観劇するのは星組の北翔海莉さんと妃海風さんのお披露目以来なので、なんと8年ぶりでした。
全国ツアーなんてチケット取れないよねとはなから諦めて今まで積極的に観に行こうとしてこなかったからなんですが、最近咲ちゃんを推しになった友人がどうしても観たいと言って、頑張ってチケットを取ってくれました。
友人に感謝です♪

雪組全国ツアー『愛するには短すぎる』『ジュエル・ド・パリ!!』観劇感想

はじめての神奈川県民ホール

私はすぐ近くのKAAT神奈川芸術劇場には何度か行ったことがあるのですが、神奈川県民ホール本館は初めてでした。
友人は何度か行ったことがあるということだったので、すべてお任せして連れて行ってもらいました。

開業からもう50年くらい経っているそうなのでかなり古い感じはありますが、とても重厚感のある立派な劇場でした。

建物に入ってすぐに公演のある大ホールのエントランスに行ってみたら、おそらく雪組生がウォーミングアップしているんでしょうね、姿は見えませんでしたが歌声が聴こえてきてちょっと嬉しかったです。

ランチは6階レストランで

友人のすすめでランチは6階にあるレストラン「英一番館」に行きました。
開店前でしたがすでにけっこう並んで待ってる人がいて、名前を書いて待ちました。

予約もできるようです。
それほど待たずに入れたので結果オーライでしたが、予約しておくべきでした。

大きな窓から横浜港が一望できて、眺めがすごくいいのも嬉しかったです。

日替わりメニューのお楽しみランチにしましたが、メインの料理にパンかライス、サラダバーのサラダとスープ、飲み物とデザートまで付いてなんと900円!お得感たっぷりでした♡

3階席でも見やすかったです

チケットかながわで取れたチケットは3階の端の方の席でしたが、舞台まで視界を遮る物がなくてとても見やすかったです。
ただエスカレーターが無いので階段で上がらなくてはならず、それはかなりキツかったです(汗)

もちろん舞台まではかなり遠いので、オペラグラスがないと顔は全く見えません。
でも舞台だけでなく1階席の大部分を見渡せるので、客席降りの時も様子を観られたのはすごくよかったです。

トイレ事情

トイレは劇場ホールの各階にあるようですが、どこもものすごい長蛇の列でした。
開演前は結局エントランスから出て、建物入り口付近のトイレに行きました。

係の人が「中のトイレの方が10倍の数があるのでそちらの方がいいですよ〜」と叫んでましたが、あの列に並ぶよりはこっちの方がましかもと思って並んでたら案外早く入れました。

幕間は一旦3階フロアのトイレに行ってみましたが、やはりものすごく並んでいたので、下まで階段で降りて、レストランに行くエレベーターで6階のトイレまで行ったらこれが大正解!
全く並ばずに入れました。
その時によるのかもしれませんが、移動はたくさんしましたが、あの列にずっと並んでいることを考えるときっとこっちのほうがよかったと思います。

公演感想

『愛するには短すぎる』

お芝居の『愛するには短すぎる』は初演の星組版も再演の2回もスカイ・ステージで見てとても好きな作品でした。

初演の湖月わたるさんと安蘭けいさんのバディ感がすごく好きでしたが、今回の咲ちゃん(彩風咲奈)とあーさ(朝美絢)も当て書きかと思うほどぴったりでした。

真面目でこれまで周りに逆らうことなく生きてきたフレッドは咲ちゃんにぴったり、自由人で奔放に生きてきたアンソニーもあーさにぴったりでした。
二人がソファで息ぴったりに歌う「バイバイUKそして何か」や終盤で恋のライバルとして歌う「恋は元々アンフェア」が本当に楽しいです。

フレッドとあやちゃん(夢白あや)演じるバーバラが真剣に話しているところに急にアンソニーがドラキュラの仮装で乱入して、付け牙でモゴモゴ喋るシーンなど、いかにも正塚晴彦先生らしい展開で大笑いしました。

とっても軽妙にストーリーが進んでいって事件は解決して、でもラストはほんのり切ない別れで終わるのがやっぱりいいんです。大好きです。
登場人物みんな一癖も二癖もあって面白いですしね〜

あ、そういえばかせきょー(華世京)演じるフランクが小切手に好きな金額を書き入れるところでペンを転がしてしまったんですが、あれはハプニングだったんですよね〜?
あまりに自然にカッコよくあーさが拾っていたので、そんな演出なのかなと思ってしまいましたが(笑)

臨機応変に対応できるあーさ、さすがです。

『ジュエル・ド・パリ!!』

前回の大劇場公演のショーを全国ツアーバージョンにしていますが、場面的にはほとんど変わりはなかったです。
中詰では大劇場公演ではなかった客席降りがあるという点は変わっていましたね。

プロローグの階段での咲ちゃんの衣装引き抜きのところの最初のお衣装がよりエレガントにレディっぽくなってましたが、他は同じお衣装だったと思います。

あとは2チームに分かれているので、『双曲線上のカルテ』チームのメンバーのところを他の人がやっているのも新鮮に感じました。

そらくん(和希そら)とあがちん(縣千)の代わりはほぼしゅわっち(諏訪さき)とかせきょーが担っていて頑張っていました。
パレードでもこの二人が肩羽根を付けていました。

あ、そうそう「びっくり和希」と言われていたコンコルド広場のそらくんクレオパトラはあきら(叶ゆうり)がやっていて「びっくり叶」になってました(笑)
美しい腹筋もへそピアスも披露していて、ついついオペラグラスで追っかけてしまいましたよ(笑)

あと、中詰のさきあさそらの3人でのアドリブのところはそらくんの代わりにりんきらさんが入ってまして、

咲ちゃん「チンジャオロース!」
りんきら「エビチリ!」
あーさ「ピータン!」
咲ちゃん「横浜!」
3人「中華街!!」

と横浜中華街バージョンのアドリブを披露してくれました。
客席大爆笑でした!

最後まで華やかで実に宝塚らしいショーですので、お芝居とともに全国の宝塚を初めて観る人にもうってつけの演目だな〜と思います。

カーテンコール

別箱公演のお楽しみはカーテンコールが毎回あることですね。
とくに全国ツアーはご当地出身者紹介もあるのが嬉しいです。

今回は神奈川県出身者で、妃奈環ちゃん、愛陽みちちゃん、蒼波黎也くん、そして鎌倉市出身のあーさ(朝美絢)が紹介されました。
一人ずつ紹介されるたびにみんながヒュ〜ヒュ〜囃し立てて、大盛りあがりなのも楽しいです。

最後のあーさだけ「こんにちは〜」と手を振ってましたが、前日の夜公演では色気たっぷりに「こんばんは〜」と言った後投げキッスを撒き散らしたそうなんです。
私が観た回はあっさりとしていたので、りーしゃさんからそれだけでいいの?という感じで見られて「はい」って大人しく言ったのも笑いを誘っていました。

咲ちゃんのご挨拶ももちろんありました。

「今日は一回公演ですので、中詰のアドリブでも言ったように、中華街にお立ち寄りいただいて美味しい中華を食べて楽しい気持ちで帰っていただけたらと思います。」

「そしてお腹いっぱいになったらまた劇場へ、そして本拠地の宝塚大劇場、東京宝塚劇場へいらしていただけると嬉しいです」

というようなことを言っていました。
そういえばNOW ON STAGEで全国ツアーの楽しみは各地のグルメだと咲ちゃんが言っていました。

もしかしたら咲ちゃんたちメンバーも中華街に繰り出したりするのかな〜なんて思いながら聞いていました。
いろいろ美味しいものを食べられるといいですね~

それにしても、ものすごく楽しい全国ツアー公演を観劇することができました。
友人にも感謝です。

このまま全員揃って最終地札幌まで完走できますように。
無事完走を祈っています。

  

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