各組の2番手男役とトップ娘役がホストを担当する番組『CAST』、今回は宙組の2番手男役となったずんちゃん(桜木みなと)の番です。
今月はside-Aが放送されています。
side-Aではずんちゃんが宙組の下級生たちと映画のワンシーンさながらの日本刀を使った殺陣の映像作品を作り上げました。
桜木みなとの『CAST~side-A~』
ゲストメンバー
今回のゲストはずんちゃんよりもだいぶ下級生の男役ばかりが選ばれました。
まずは102期の凰海るのくん、104期の梓唯央くん、そして105期の泉堂成くんと106期の波輝瑛斗くんの4人です。
番組では殺陣の場面に挑戦する以外にもずんちゃんと4人の下級生たちとのトークも行われました。
一人ずつずんちゃんに対して思ってることを話し、それに対してずんちゃんからもそれぞれに思っていることを話すというコーナーでした。
凰海るの
SAYA(凰海るの)はずんちゃんには研1の頃からすごくお世話になっていたそうです。
ずんちゃんが「こちらこそお世話になって」ってw
最近はずんちゃんといろんな話をするのが刺激的で、自分の中にない考え方を聞くたびにずんちゃんのことを「人生の本役さん」だと思っていると話していました。
それを聞いてずんちゃんは「そんなプレッシャー。もうちょっとちゃんとせな!」って言ってましたが…(笑)
ずんちゃんからは「SAYAは名役者で、舞台にいてくれると安心するようないいお芝居をしてくれる」という話をしてました。
そして本当に優しくて自分のお母さんみたいって。
「温かくて、ず~っといてほしいと思える人です」
なんて最大級の賛辞を贈っていました。
SAYAは最近では『大逆転裁判』の夏目漱石役で芸達者ぶりを発揮していましたし、『カルト・ワイン』のロナルド・ベーカー役もすごく印象的でした。
ずんちゃんの言う通り“名役者”ですよね。
梓唯央
あずりん(梓唯央)はずんちゃんとは以前はあまり絡んでこなかったそうですが、『カジノ・ロワイヤル』の立ち回りでみっちり絡んだ時に、自分に寄り添ってくださったのが嬉しかったと話しました。
それに対してずんちゃんも「あずりんとだからできたところがある」と言ってました。
学年なんて関係なく一人一人と向き合って信頼関係があればセッションは成立するというずんちゃんの深い話をあずりんは真剣に聞いていました。
そしてずんちゃんからは「あずりんは常にフラットなところがいい、とても明るくていい子なんです」と褒めまくり、あずりんはすっかり照れていました。
「いい子なんです」の「いい子」をすごく想いを込めて言う様子に、ずんちゃんのあったかさを見ました。
泉堂成
なる(泉堂成)は『カジノ・ロワイヤル』の新人公演でずんちゃんの役のミッシェルをやりました。
ということで、
「悩んでいる時や前に進めない時にいつも桜木さんに助けていただいた」
「いろんなことに情熱を持って取り組むというのを言葉だけではなく体現されているので、桜木さんみたいになれるように頑張ります」
と目をうるませながら言うのを見てちょっと感動。
ずんちゃんは『カジノ・ロワイヤル』の新人公演の時になるとたくさん話して、打たれ弱いところもあるけれど熱い部分を持っている子だからそれを引き出してあげたいって思ったそう。
「いっぱいいろんなことにチャレンジしていっぱい失敗もしてほしい」
とアドバイスしていました。
なるは『HiGH&LOW』のメイナンツー役で人気に火がついて、次の新人公演で満を持して主演を獲得しました。
きっと不安なこともたくさんあるんだろうと思います。
ずんちゃんが打たれ弱いところもあるなんて言っていたので、きっとそういう面もあるんでしょうね。
新人公演初主演という試練を乗り越えてこれからどんどん上を目指していってほしいと思います。
波輝瑛斗
番組冒頭のゲスト紹介の時に
「one two three four five six seven eight!波輝瑛斗で~す!」
ととっておきの自己紹介をしたエイティ(波輝瑛斗)(笑)
ずんちゃんたちからすご~い!と褒められてました。
一番下級生ながら度胸があります!
トークの時には
「桜木さんが素敵なので何とかしてお近くにいたいと思っていたところ、『カジノ・ロワイヤル』で近くにいる役ができてお芝居が好きになった」
「今回の番組でオフの感じで言葉を交わすことができて、普段のお姿が素敵だから舞台にも出るんだなと心から思いました」
とずんちゃんをべた褒め。
ずんちゃんは褒められてあまりに照れくさくて、「これさ~、あと二人も聞かなあかんの?」と困ってたのが可愛かった(笑)
そのエイティに対しては、お芝居が柔軟でセンスがあると褒めてあげてました。
ところでトークとは関係ないですが、殺陣に挑戦している時の真剣な眼差しが本当にちなつちゃん(鳳月杏)に似ています!
時々見せるはにかんだ表情は下級生の頃のちなつちゃんにそっくりで、なんかちょっと嬉しくなっちゃいました(笑)
殺陣の場面作り
殺陣に挑戦のコーナーでは、『カジノ・ロワイヤル』でもお世話になった栗田政明先生に教えてもらいながら殺陣の場面の映像を撮影しました。
撮影の前の日には栗田先生がつけてくださった殺陣を覚えながら練習していきましたが、さすがタカラジェンヌ、先生もびっくりするくらい覚えが早いです。
以前にずんちゃんの番組『Brilliant Dreams +NEXT』でソーラン節に挑戦していましたが、その時も普通の人なら振りを覚えるのに何日もかかるところ、ずんちゃんたちは数時間でマスターしてしまって、先生がものすごく驚いていましたっけ。
普段の振り覚えがこういうところでも活かされるんですね~
今回はずんちゃんとなるのチーム対SAYA・あずりん・エイティのチームで戦うという設定でした。
笑いに包まれつつ真剣な表情になるとさすが男役、みんなすごくカッコいいです♡
翌日の収録では一人一人のポーズの映像も撮影しました。
みんな身体能力が高くてめちゃくちゃカッコいいです♡
エイティは「タカラジェンヌ初の転回真向切り」という技を繰り出していました。
ずんちゃんから「おとめに(特技として)書けばいい」なんて言われてましたよ(笑)
対決の場面は、アクションごとに細切れで撮影していくのが映画っぽくて新鮮でした。
出来上がりの映像はストーリー性もありつつ、一つ一つの場面が独立もしていて、メンバーそれぞれの身体能力やカッコよさが堪能できる素敵な映像でした。
編集で刀の効果音も入っていたのがなおカッコよかったです♪
下級生たちからのプレゼントと桜木みなとからのプレゼント
番組の最後のトークの時に、SAYA(凰海るの)がおもむろに巻き物のような物を取り出して無言でずんちゃんに渡しました。
「何これ?」とびっくりするずんちゃんが「開けてみてください」と言われてその巻き物を開いてみると、そこには下級生の4人からのメッセージが…
それを見たずんちゃん
「あたしこういうのダメなの」
なんて感激して目を潤ませたので、下級生たちは「キャ~」と歓声をあげてました(笑)
「いつの間に?…忙しかったのにありがとうございます~」
とすご~く嬉しそうなずんちゃん。
「このようにメッセージを書いてくれました」
と言いながらカメラにもちょこっとメッセージが書いてある部分を見せてくれました。
そんなサプライズのプレゼントをもらったずんちゃんからも4人へプレゼントのお返しが。
実は来月放送のある『CAST~side-B~』にもこの4人に出演してもらうということでした。
これまでの『CAST』はside-Aとside-Bでメンバーを変えていたんですが、ずんちゃんの『CAST』では全く同じメンバーでやるそうです。
side-Bでは料理に挑戦するとか。
男役5人での料理、どんなことになりますやら…(笑)
それにしてもこの4人の下級生たち、この4人だけではないと思いますが、本当にずんちゃんを兄貴として慕っているんだな~というのが伝わってきて、素敵な番組だったな~と思いました。
そしてずんちゃんも下級生たちを可愛がりつつ信頼しているのもよく分かりました。
来月の『CAST~side-B~』もすごく楽しみです!
読んで頂き、ありがとうございました。
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