風間柚乃バウホール初主演、熱演への評価と感想

10月7日に始まった風間柚乃主演のバウホール公演『LOVE AND ALL THAT JAZZ』が10月18日に千秋楽を迎えました。

各社のネット記事でもかなりの好評価、観劇された方たちの感想も評価の高いものが多かったこの公演は千秋楽がライブ配信もされました。
平日だったので、私は残念ながら観ることができなかったのですが、今日のタカラヅカニュースでほんの少しですが観ることができました。

月組 宝塚バウホール公演 『LOVE AND ALL THAT JAZZ』千秋楽

風間柚乃の高い演技力

初日の映像では本編はおそらく二幕の最初の方くらいまでしか流れていなかったと思いますが、千秋楽の映像ではクライマックスまで観ることができました。

圧倒的だという感想が多かったおだちん(風間柚乃)演じるルーカスが吹雪の森を逃げ延びるソロシーンも少しながら映っていて、本当にすごいなと感動しました。

こちらの記事がおだちんの演技力を高く評価していて興味深かったです。

「ほほ笑み、慈しみ、深い愛…どこか憂いを秘めたたたずまいから放つ笑みだけで複数の表現法を持つ」
と書かれていたのがおだちんの演技力をよく表現しているなと思いました。

そして、専科の汝鳥伶さん、この公演から専科生になったゆりちゃん(紫門ゆりや)の力を借りながら、ヒロインのおはねちゃん(きよら羽龍)など月組の若手たちの演技も光っていて、月組生の層の暑さを感じさせられました。

Twitterでもおだちんや月組生の演技を褒めていらっしゃる方が多かったです。

あ、そうそう、15日にたまきち(珠城りょう)がご観劇だったようです。

涙もありながらユーモアもある風間柚乃の千秋楽ご挨拶

まずはからんさん(千海華蘭)が作・演出の谷正純先生から言われた「大いに冒険しなさい」という言葉からこの公演を「大冒険」と表現しました。
そして、

「たくさんのジャズナンバーをお供に微笑みを絶やさず歩き続け、見事大冒険を終え千秋楽というゴールにたどり着きました風間柚乃」

とおだちんを紹介。
うまいこと言います!

その後の真心のこもったおだちんのご挨拶がまた秀逸でした。
常に微笑んで未来を切り開く自身が演じたルーカスに触れ、

今の私たちにできることは微笑みを絶やさず、今の目の前にいるお客様に微笑みをお届けすることなんだと実感いたしました」

と言いました。

「大切な仲間と過ごした日々、そして大切なお客様と過ごしたかけがいのない時間、言葉で言い表すことはできませんが、本当に心地よくて温かい時間でした」

と話しながら段々涙ぐんでいくおだちんにこちらももらい泣きでした。

涙を流していたかと思うと、次に幕が上がった時には

「私は連日デコボコ道を歩き続けると言っておりましたが、作中でルーカスも約500キロの雪山を抜け、愛するレナーテの元へたどり着きました」

とおちゃめに言い、客席の笑いを誘っていました。
後ろでそのレナーテ役のおはねちゃんが照れたようにクスッと笑っていたのがなんとも言えず微笑ましい。
その後はまた感極まって感じで

「人は困難な道を乗り越えたらその先に大きな希望や愛が待っているのだなと、この作品を通して感じることができました。お客様のおかげです。本当にありがとうございます。こんなに幸せでいいんでしょうか?

って。
そして

「千秋楽まで毎日まことにありがとうございました!」

と言って決まったと思ったのに音楽が流れず「あれ?」となってしまって、もう一度

「本日はまことにありがとうございました!」

と言い直すところがおだちんの美味しいところ(笑)

最後は初日のカーテンコールと同じく

「私たちが言いたいことはただ一つ…」

「せーの!スイングしなけりゃ意味がないんだ〜!」

と全員で叫び、このカンパニーの一体感、仲の良さを感じさせてくれました。

Twitterでのカーテンコールの感想

千秋楽を劇場で、またライブ配信で観劇した方もおだちんのカーテンコールについて感想を書かれていました。

皆さんお芝居本編の素晴らしさを評価しつつ、カーテンコールでの下級生らしさ可愛らしさにほっこりしている感じなのが伝わってきて楽しいです。

  

読んで頂き、ありがとうございました。

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