礼真琴、1年半ぶりに全員揃った大劇場公演初日ご挨拶

9月18日(土)に星組宝塚大劇場公演『柳生忍法帖』 『モアー・ダンディズム!』が初日を迎えました。

新トップコンビお披露目公演だった『眩耀の谷』『Ray-星の光線-』が東京公演からA日程・B日程に分かれての公演となって以来、星組にとっては約1年半ぶりの組子全員揃っての公演です。
それだけに組を率いるトップスターのこっちゃん(礼真琴)にとっても感慨深いものがあったようです。

星組 宝塚大劇場公演 『柳生忍法帖』 『モアー・ダンディズム!』初日

タカラヅカニュースでは今週月曜日に星組 宝塚大劇場公演の初日の模様が放送されました。

『柳生忍法帖』について

柳生忍法帖人物相関図

Twitter上では初日から以降観劇された方のレポートが数多く見られました。

『柳生忍法帖』については、ストーリー的には登場人物が多すぎてお話もいろんな要素が詰め込まれていて、一回ではなかなかついていけないという声もありました。

一方でこっちゃんの十兵衛がひたすらかっこいいとか、愛ちゃん(愛月ひかる)の芦名銅伯が妖しくて美しい、七本槍の面々のビジュアルが素晴らしいなどの声もたくさんありました。

なので、初日の映像を楽しみに見ましたが、皆さんが仰るとおりお衣装含めそれぞれのビジュアルが個性的で素晴らしい。

とくに七本槍の7人が横一列に居並ぶシーンは壮観でした。

こっちゃん演じる柳生十兵衛とせおっち(瀬央ゆりあ)演じる漆戸虹七郎が相対する場面もあるようで、この同期の対決の場面は楽しみです。

なこちゃん(舞空瞳)演じるゆらは十兵衛とは敵対する関係性ですが、そのゆらが十兵衛を誘惑する場面もあって、どういう展開になるのかものすごく興味が募っています。

先日本屋さんでこっちゃん十兵衛が描かれた帯の付いた原作本が積まれているのを見て、買って読んでみようかと思ったのですが、二巻に別れていて分量も多そうでしたし、原作を知ってしまうと原作との差ばかり気になってしまうのも嫌だなと思って買うのをやめました(笑)

とりあえず人物相関図とウィキペディアの登場人物とあらすじだけ頭に入れて観劇に臨もうと思います。

 

『モアー・ダンディズム!』

ショーの『モアー・ダンディズム!』はタカラヅカニュースでは幕開きのこっちゃんがゴンドラで上から降りてくる場面から映っていました。
これは初演の花組の『ダンディズム!』の真矢みきさんと同じ演出で、テンションが上がりました。
他にも『ダンディズム!』『ネオ・ダンディズム!』でもあった『キャリオカ』の場面、真矢みきさんがひたすらカッコよかった『ハードボイルド』の場面も流れました。

稽古場情報や稽古場レポートでメンバーが興奮気味に話していましたが、皆んなこの場面に出たかったんですね〜

あとは今回新しく作られたであろう場面や、いろんなところで話されていた愛ちゃんが白い軍服を着て娘役男役に囲まれて真ん中で歌い踊る場面などなど。

ダイジェスト映像で少し見ただけですが、期待がますます高まり早く観劇したくてたまらなくなりました。

パレードでは愛ちゃんも大きな2番手羽根を背負っていて、この羽根を背負う姿も東京公演の千秋楽の12月26日までだと思うと、ちょっと切なくなっちゃいました(涙)

キャトルレーヴのサイトでこの公演のスチール写真の一覧がアップされています。
こっちゃん、なこちゃん、愛ちゃんのお芝居のスチール写真以外は、ショーのプロローグのオレンジ・緑・青・黄色に色分けされたお衣装のものです。

礼真琴の初日ご挨拶

礼真琴「これが星組全員でございます!」

カーテンコールでの組長のちぐさん(美稀千種)のご挨拶にもありましたが、この公演は星組にとって約1年半ぶりの生オーケストラ、組子全員揃っての公演となっています。
そして、配属された107期生7人も加わっています。

こっちゃんはご挨拶で

「まだまだ気の休まらない不安な日々が続く中、初日の幕が上がりお客様の前で舞台に立てたことは本当に嬉しく思います」

「お客様にはまだまだご不便もおかけいたしますが、皆様が少しでも明るい元気な気持ちで帰っていただける舞台をお届けできますよう、星組生一丸となって努めてまいります」

と話してくれました。

次に幕が上がった時、こっちゃんは感極まった感じで

「皆様、お久しぶりです!お待たせいたしました、これが星組全員でございます!」

と力強い声で言いました。

本当にこっちゃんの実感がこもっているな〜と思いました。
星組生全員で同じ舞台に立つという本来なら当たり前のことがこの1年半できなかったという無念な思いがあったんでしょうね。

「研1さんも加わり、愛さんはじめ7名の退団者と、今のこのメンバーでしかできない舞台を噛み締めながら過ごしてまいりたいと思います。皆様もどうぞ目に焼き付けてお帰りくださいませ」

という言葉にもこっちゃんのトップスターとしての責任感を感じました。

こっちゃん、さらに大きくなったな〜と感慨深いです。
そういえば、こっちゃんって割とご挨拶で噛むこと多いんですがw、今回一度も噛みませんでした(笑)
そこも成長したところかな?(笑)

最後は

「舞台に立つことがこんなに幸せなのだと毎回初日には思うんですが、やっぱり思っています。我々は明日からの公演も元気に過ごせることを心がけ、お客様も元気に劇場に来てくださることを待っております。本日は本当にありがとうございました」

と締めました。

本当にまだまだコロナの状況が落ち着かない中、そして数多くの舞台作品が中止や延期を余儀なくされている中、宝塚の舞台がこうやって公演してくれていることは希望の一つです。
厳しい感染予防対策で生徒たちやスタッフさんも必死に頑張ってくれていると思います。
私たちファンもそんな皆んなの努力を無駄にしないようしっかり対策して観劇に臨みたいと思います。

星組宝塚大劇場好演・千秋楽のライブ中継・ライブ配信も決定しました

この公演も11月1日(月)の千秋楽に全国の映画館でのライブ中継とライブ配信があります。
千秋楽は愛月ひかるサヨナラショーも開催されるので、多くの方が観られるといいですね。

  

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