今日は月組東京宝塚劇場公演の休演者と代役の発表がありました。
昨日の休演日の前日にうみちゃん(海乃美月)の喉の調子が悪そうだとSNSで話題になっていましたが、休演になってしまいました。
うみちゃん以外にも白雪さち花さん、華羽りみちゃん、飛翔れいやくんも休演。
トップ娘役と副組長の休演ということでお芝居ショーともに多くの代役があって、昨日の休演日は調整で大変だったと思います。
それにしてもたった一日で代役の調整をやり遂げたのはさすがです。
星組博多座公演『ME AND MY GIRL』は約1ヶ月の公演中、何事もなく無事に千秋楽を迎えたのは本当によかったです。
11月2日の千秋楽の様子をタカラヅカニュースで見ました。
星組 博多座公演『ME AND MY GIRL』千秋楽の様子
千秋楽のアドリブの数々
元々『ME AND MY GIRL』はアドリブの多い作品です。
初日に劇場で観劇した時からすでにいくつかのアドリブがありましたが、その後も公演が進むにつれてどんどんアドリブが充実していったようです。
毎日観劇された皆さんのレポートを見るのが楽しみでした。
そして千秋楽はやはり千秋楽ということでとっておきのアドリブがたくさんあり、タカラヅカニュースでも見せてくれたのが嬉しかったです。
マリアとのマナー教室の場面
マリア公爵夫人(小桜ほのか)がビル(暁千星)にマナーを教える場面もアドリブ満載の場面です。
千秋楽のこの日はビルが机の上の手紙を読むところでなんと次回大劇場公演『RRR』のチラシが!
「『RRR × TAKA”R”AZUKA ~√Bheem~』『VIOLETOPIA』」
とビルがチラシを読んで
「皆様ぜひ観にいらしてください!」
とビルとパーチェスター(ひろ香祐)とジョン卿(水美舞斗)が客席にお辞儀していました。
その後ジョン卿が「私も観に行くよ」と渋い声で言って、ビルが大喜びで「ありがとうございます!」と言うという千秋楽ならではのアドリブが展開されてました。
実はチラシを読んだビルが「知らないな〜」と言って、マリアが「『RRR』は日本で最も有名なインド映画の一つです」と言う見事なアドリブもあったようです。
そのくだりがカットだったのはちょっと残念。
パーティーの場面
ビルがソフィア(水乃ゆり)の髪飾りについてブドウを食べるのは昔の公演からありましたが、今回の博多座公演ではこのブドウのバリエーションがあるのが話題になっていました。
千秋楽は星型のグミが出てきて、それを食べたビルが「固い」って文句を言ってました(笑)
ライブ配信の時は本物のブドウでしたもんね〜
図書室のビルとサリーの場面
図書室でのビルとサリー(舞空瞳)のやり取りも可愛くて微笑ましくて、最後はとっても切なくなるシーンなんですが、ここでも数々のアドリブが毎回ありました。
千秋楽は博多弁バージョンだったようで、
「あんたまたこけちゃったと?」
とサリー。
「こけてもね、ばーり好いとーよ」とサリーが言ったらビルも「俺もばーり好いとーよ」って(笑)
これにもお客さん大喜びで、客席への素敵なプレゼントとなってました。
この他にもちょこちょこアドリブがあって、タカラヅカニュースでもいくつか見せてくれました♪
水美舞斗・暁千星の千秋楽のご挨拶
カーテンコールはまず副組長のなつさん(白妙なつ)にご挨拶で、「博多に住みたいという生徒が続出するほど素敵な街、そして素敵な劇場」という言葉に客席が湧いておりました。
水美舞斗のご挨拶
そしてまずは
「チャーミングなダンディズムの化身、専科の水美舞斗さん」
と紹介されて、マイティー(水美舞斗)がご挨拶しました。
無事に千秋楽を迎えられたことへの喜びの気持ち、そして連日お客様が温かい拍手と笑い声で一緒に作品を愛して作り上げてくれたことへの感謝の言葉を述べました。
「この『ME AND MY GIRL』で学ばせていただいたことを胸に、これからも宝塚を愛してくださる皆様に愛と喜びとハッピーをお届けできますように誠心誠意務めてまいります」
「この素晴らしい博多で公演できましたことを心から嬉しく思いますし、お客様がこの素晴らしい土地をより素晴らしくしてくださいましたこと本当にありがとうございました」
と語って千秋楽のご挨拶としました。
暁千星のご挨拶
次になつさんから
「愛くるしさと包容力のギャップが癖になる星組の暁千星が皆様にご挨拶申し上げます」
と紹介されてありちゃん(暁千星)がご挨拶しました。
「今まで素晴らしい上級生の方々が作られてきたこの作品を、今のこのメンバーで挑戦させていただけることがとても嬉しく、この作品を大切に繋いでいきたいと感じて取り組んでまいりました」
ととてもしっかりとしたご挨拶。
そしてありちゃんもビルとジョン卿という2つの役からたくさんのことを学ばせてもらったと話しました。
それからマイティーに向き合って
「水美さんは周りのことを常に考えてくださる本当にお優しい方で、数えきれないほどお世話になりましたしたくさん勉強させていただきました」
と言って、二人で「ありがとうございました」とお辞儀し合っていました(笑)
こういう二人のやり取りは初日やライブ配信の時もありましたが、本当に打ち解けて仲の良さが見えて、見ているこちらまで嬉しくなる光景です。
次のカーテンコールでもありちゃんが
「この素敵な博多で公演できたこと本当に嬉しく思います。また博多で皆様とお会いできたら嬉しいなと思います」
とご挨拶しました。
星組パッション!
次のカーテンコールでスタンディングオベーションになったので、恒例の「星組パッション」をやることになりました。
マイティーに「水美さん準備の方はいいですか?」って訊いたら、マイティーは元気よく「はい!」と手を挙げました。
そこまではよかったのに星組パッションの手順を説明しようとしたらグダグダになってしまったありちゃん(笑)
横からなこちゃん(舞空瞳)とぴーちゃん(天華えま)が慌てて助け舟を出してあげてました。
で、音頭は順番に
ありちゃん「熱いぜ!」
全員「星組!」
マイティー「燃えろ!」
全員「星組!」
なこちゃん「進め!」
全員「星組!」
3人「星組!」
全員「パッショ〜ン!」
と盛り上がって、
「あ〜、一体感がすごいですね!」
とすごく嬉しそうなありちゃんやマイティー達。
「皆様のこの温かさが嬉しくて。これからもこの気持ちを忘れずに公演していきたいと思います。本日は本当にありがとうございました!」
とキラキラの笑顔で3階席まで見渡していたのがいいな〜と思って見ていました。
初日の雰囲気もよかったですけど、やっぱり千秋楽の雰囲気って独特のものがありますね。
「好いとーよ〜!!」
最後のカーテンコールは、ありちゃんが
「皆様に私たちからメッセージがあります。愛を込めて、せーの!」
と言ったら、全員で
「好いとーよ〜!!」
と博多弁での素敵なプレゼント♡
これにもまた客席は大喜びでした。
最後の最後まで愛と喜びとハッピーに満ち満ちた『ME AND MY GIRL』でした。
読んで頂き、ありがとうございました。
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