星組『めぐり会いは再びnext generation』の内容がまた少し明らかに(ひろ香祐・朱紫令真・瑠璃花夏稽古場レポート)

4月23日に初日を迎える星組大劇場公演。
公式サイトのキャストボイスでお稽古がどんどん進んでいる様子が分かって、楽しみな気持ちが高まっています。

そして、ショー『Gran Cantante!!』については作・演出の藤井大介先生が見どころを存分に語ってくれています。

ですがお芝居『めぐり会いは再びnext generation』についてはそういうページがないので、どんなお話になるのか人物相関図である程度推測するしかないです。
今日のタカラヅカニュースの稽古場レポートで見どころなどを語ってくれたので、また少し内容が分かってきました。

星組 宝塚大劇場公演 『めぐり会いは再び next generation』 稽古場レポート

今回の稽古場レポートの出演はMCが星組スカイ・レポーターのひろ香祐、そしてエリスロ役の朱紫令真、アージュマンド役の瑠璃花夏の3人です。

本日の出演メンバー三人の役どころ

公演解説や人物相関図である程度それぞれの役の関係性や大まかなストーリーは分かってきました。

この稽古場レポートで出演メンバー3人の役どころを聞いたので、どんなお話になるのかまた少し分かったかな〜と思います。

フォション・ド・ローウェル:ひろ香祐

ヒーロー(ひろ香祐)は『めぐり会いは再び』の第一弾から出演はしていましたが、決まった役が付くのは今回が初めてで、はるこちゃん(音波みのり)演じるレオニードの兄のフォション役を演じます。
人物相関図で見るとなこちゃん(舞空瞳)演じるアンジェリークのいとこになるようです。

第一弾で夢咲ねねさん演じるシルヴィアの兄のマリオを涼紫央さんが演じていましたが、レオニードはそのマリオに恋するあまりシルヴィアの花婿候補として呼ばれた兄に成り代わってオルゴン伯爵家に乗り込むという話でした。

その第一弾でお菓子好きな兄のフォションのお菓子に毒を持って眠らせ、そのスキにレオニードが男装して花婿候補の一人になったんですが、その時は名前しか出てこなかったフォションをヒーローが演じるわけですね。

お菓子好きという設定はそのままで、お芝居中にマカロンやチョコレートを食べてるそうです。

この稽古場レポートにもそれを意識してチョコレート柄のシャツを着てきてました、さすが(笑)

アンジェリーク(舞空瞳)もそうですが、第一弾・第二弾で名前のみの登場だった人物がちゃんと役として登場するのがこの作品の楽しみの一つでもありますね〜

エリスロ:朱紫令真

あかっしー(朱紫令真)が演じるエリスロは王宮の宰相オンブル(綺城ひか理)の側近の部下で、さきっぽ(蒼舞咲歩)演じるアスルといつも一緒に行動するそうです。

あかちゃん(綺城ひか理)がキャストボイスでオンブルは“めぐり会い史上最大の悪人”だと明かしてくれましたので、エリスロもそっち側の人間なんですね。
明るい作品の中のちょっとダークな役どころを担当するようです。

でもオンブルの息子のロナン(極美慎)がプリンセスの花婿選びに参加するのに付きそうシーンや、最後の立ち回りはコメディタッチなんだそうで、ダークな役どころといっても笑いどころもあるみたいです。

あかっしーは『龍の宮物語』で演じた白川鏡介役がすごく印象に残っています。
今回のエリスロ役でも「お客様の目を捉えられるような存在感を出して、立ち回りの見せ場ではカッコよくキメたい」と意気込んでいました。

アージュマンド:瑠璃花夏

るりちゃん(瑠璃花夏)が演じるアージュマンドはレグルス(瀬央ゆりあ)が営む探偵事務所に真夜中にある依頼をしに行く重要な役どころなんだそう。

性格は心配性でビクビクしていたりするけど、多才で何でもできてやる時はやるタイプなんだそうです。
多くは言えないけれど女剣士(?)というようなところもあるそうで、かなり謎めいた役みたいですね。

るりちゃんは前回の『柳生忍法帖』の新人公演で初ヒロインでしたし、本公演でも天丸というインパクトのある役を演じていて、将来有望な娘役さんですね。

今回のアージュマンド役は説明台詞がたくさんあって重要なことを話すそうです。
その長い説明台詞をきちんとお客様に届けたいと意気込んでいました。

出演メンバーが推す見どころ

あかっしー(朱紫令真)とるりちゃん(瑠璃花夏)が自分が出ている場面と出ていない場面で好きな場面、見どころを挙げてくれました。

アージュマンドが依頼を持ち込む前に探偵事務所の面々の日常を紹介する場面があり、それぞれの性格を表すナンバーが面白い。

花婿選びの場面でロナン(極美慎)の付き人としてエリスロ(朱紫令真)が登場し、ロナンの準備運動を強面の顔で一心に手伝うところがクスッと笑える。

花婿選びの課題の一つにダンス対決というのがあって、その場面がまるでショーのように盛り上がる。

後半で立ち回りがあって、その立ち回りがかなりコメディタッチ。

礼真琴のピルエットが見もの!

るりちゃん(瑠璃花夏)が挙げたのが、自分が依頼を持ち込む前に探偵事務所の面々が出てきてお芝居からナンバーになって、探偵事務所の日常や個性豊かなメンバーそれぞれの性格などを紹介する場面。

そのナンバーでこっちゃん(礼真琴)がきれいなピルエット(回転)を披露するところがあるそうです。

お稽古場でそれを見て「おお〜っ」と拍手しそうになったそうですので、きっと本番では客席からも大拍手になるでしょう。
ショーではなくお芝居でこっちゃんの見事な回転が観られるなんて、めちゃくちゃ楽しみです!

花婿選びのダンス対決

花婿選びの課題の一つのダンス対決の場面は、花婿候補がショーのようにノリノリで踊るんだそうです。

ヒーロー(ひろ香祐)もあかっしー(朱紫令真)も陰からこっそりそれを見ているんだそうですが、自分も出たかった〜と思うほど楽しそうな場面なんですって。

お客様もノリたくなっちゃったら、声は出せないけどノッちゃっていただいてって言ったので、そこも楽しみの一つです。

愉快な立ち回り

後半に立ち回りがあって、真剣に戦っているはずなのに『えっ、それで戦ってるの?』というような物で戦ったりするそう。

悪役チームは剣を持って、相手はほぼ丸腰で戦ってるのに、なぜか悪役チームが劣勢になっちゃうといった状況になるんだそうです。
そこがコメディタッチだというわけなんですね〜

そういう細かいところを見逃さないでほしいと言ってました。
その立ち回りではアージュマンド役のるりちゃん(瑠璃花夏)も剣の使い手として活躍するんですって。

これまでに分かった話を整理すると…

まず、こっちゃん(礼真琴)演じるルーチェは大学を卒業しても定職につかずに、大学時代の友人レグルス(瀬央ゆりあ)が立ち上げた探偵事務所に居候している。

そこに謎の依頼人アージュマンド(瑠璃花夏)が王家に代々伝わる秘宝“一角獣の聖杯”を守って欲しいという依頼を持ち込む。

ルーチェはガールフレンドのアンジェリーク(舞空瞳)と上手くいってなくて、アンジェリークには縁談も舞い込む。

王宮ではプリンセスの花婿選びが行われて、それにアンジェリークもプリンセス役で参加し、ルーチェも依頼を受けて花婿候補として参加する。

宰相オンブル(綺城ひか理)は何かを企んでいて、自分の息子のロナンを花婿選びに参加させ、エリスロ(朱紫令真)が付き人として手伝う。

それからなんやかんやあってww
最後は立ち回りがあって宰相オンブルの一味と戦って王家の秘宝を守る。

というところまではなんとなく分かりました。

その過程でルーチェ(礼真琴)とアンジェリーク(舞空瞳)とのゴタゴタがあって、最後にはアンジェリークの愛を手に入れられるのか…という感じでしょうか。

人物相関図に登場するその他の役柄で、旅芸人一座やコソ泥や町の住人がどういった役回りになるのかは全くわからないので、謎はまだまだありますが…

『めぐり会いは再び』の第一弾・第二弾の雰囲気は踏襲しつつ、また新たなミステリー要素が加わって、楽しいお話になりそうです。
初日を楽しみに待っています♪

  

読んで頂き、ありがとうございました。

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