東京宝塚劇場での月組新人公演の中止が発表されました。
理由は「複数の出演者よりインフルエンザウイルスの陽性が確認されたため、新人公演実施に向けた準備期間が確保できない」ことが理由とされています。
休演者の11人の復帰が発表されました(これで休演者は白河りり、爽悠季と日向みなきの3人となっています)。大劇場での公演もやっています。公演の26日までまだ数日あります。そういう中での中止発表でした。
103期のるおりあ(瑠皇りあ)にとって最終学年での初主演だっただけに無念な思いが大きいと思います。
そのるおりあと今回2度目のヒロインを務めた106期のまのんちゃん(花妃舞音)が新人公演インタビューで東京での新人公演にかける思いを語っていました。
まさか中止になることを想像もしていない中で、宝塚大劇場での課題について前向きに語る二人の姿に心が痛みます。
月組 瑠皇りあ 新人公演インタビュー
るろりあ(瑠皇りあ)は最終学年で主演をすることにプレッシャーを感じつつ、自分が引っ張って盛り上げたいという思いを語っていました。
宝塚大劇場で芝居から歌へつながる流れを心情的にももっとスムーズにやりたいという課題も見つけ、相手役のまのんちゃん(花妃舞音)と相談してお稽古を頑張ってきたそうです。
本役のれいこちゃん(月城かなと)からは
「新人公演は挑戦の場だから、東京では一人一人が限界を超えていけるように頑張れたらいいね」
と言ってもらって「全力で取り組んでいきたい」と意気込みを語っていました。
しかし宝塚の新人公演で得たこと、東京の新人公演に向けてメンバーと切磋琢磨してきたことは無駄にはならないはずです。
また、るおりあは休演したあみちゃん(彩海せら)の代役を務めていました。
本公演で大きな役を経験できたことはこのような状況の中でプラスだっと言えるのではないでしょうか。
本公演でのアラン役でも存在感を示しているようで、これからが楽しみなことに変わりはありません。
新人公演主演を任され、宝塚大劇場の舞台だけでも立つことができたことがるおりあの今後に活かされると信じています。
月組 花妃舞音 新人公演インタビュー
まのんちゃん(花妃舞音)は106期生で、今回が2度目の新人公演ヒロインです。
「一回目(宝塚大劇場)の時からさらに成長した姿を見せたいという気持ちで溢れて」いたそうで、ナディアという役をもっともっと深めていきたいと思っていた矢先の中止はさぞ悔しいことと思います。
本役のうみちゃん(海乃美月)から宝塚の新人公演の本番前に
「ナディアとして演じる時に、エネルギーと覚悟と責任を持って頑張って」
という言葉を言ってもらったそうで、その言葉を大事にしていきたいと話していたのが印象的でした。
東京の新人公演でさらに深化したナディアを見られなくなってしまったのは残念でなりませんが、うみちゃんからもらった「エネルギーと覚悟と責任を持って」という言葉を大事に、今後に活かしてさらに娘役として成長した姿を見せてくれるのを楽しみにしています。
るおりあ、まのんちゃん以外にも新人公演トークに出演した彩路ゆりか・七城雅・一輝翔琉・雅耀の4人も東京の新人公演に向けての課題と意気込みを話していました。
この4人の活躍が見られないのも非常に残念ですが、本公演での活躍に期待しています。
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