風間柚乃主演『LOVE AND ALL THAT JAZZ』突撃レポート

風間柚乃主演のバウホール公演『LOVE AND ALL THAT JAZZ』も10月7日に初日を迎えてから早くも半分過ぎました。
そんな中タカラヅカニュースでは突撃レポートが放送されました。

月組 宝塚バウホール公演 『LOVE AND ALL THAT JAZZ』 突撃レポート

終演直後の突撃レポート、スカイ・レポーターズの二人が博多座公演に出演しているので、レポーターは月組スカイ・ナビゲーターズのももちゃん(桃歌雪)です。

そして出演は主演のおだちん(風間柚乃)とヒロインのおはねちゃん(きよら羽龍)。

「全然慣れません(笑)」

ももちゃんから初日が開いて数日経った今の心境を訊かれて

「全然慣れませんね。お芝居も全く慣れないですけど、何にも慣れない。カーテンコールも全然慣れないです(笑)」

とおだちん。
慣れてなくてもあの初日のご挨拶ができるのはさすがです。

 

冒頭ピアニストのルーカス役のおだちんのピアノ演奏で始まりますが、ものすごく緊張するそうです。
あれっておだちんが自分で弾いてるんでしょうか?
映像を見ると弾いてるようにも見えたけど、オケの演奏に合わせてるようにも見えました。
口ぶりからすると自分では弾いてないようですが…

舞台上でのピアノ演奏といえば、瀬奈じゅんさんの退団公演の『ラストプレイ』を思い出しました。
あれも主演の瀬奈じゅんさんは天才ピアニストの役で、オケのピアノに合わせてピアノを弾く演技をしてましたっけ。

話がそれました…(笑)、
おだちんは

「お話の通りに自分が進めたら気負うことなく自然体のままでいることができる」

「きよらとのお芝居もそうだけど、こうしなきゃというのではなく、新鮮な気持ちですべて挑めたらいいなと思ってやっている

と毎回慣れることなく自然体でお芝居することを心がけているようです。

ジャズについて

今回テーマとなっているジャズについては、NOW ON STAGEでも話していましたがジャズというのは自由で、馴染みがあるようで意外とそうではないからやはり難しいそうです。

ネットの劇評などによると、作品中やフィナーレで『メモリーズ・オブ・ユー』『A列車で行こう』『ムーンライトセレナーデ』『キャラバン』『スィングしなけりゃ意味がない』『シング・シング・シング』などのスタンダードジャズがふんだんに登場するらしいです。

宝塚ではショーでジャズの名曲をモチーフとしたダンスを踊ることも多いですが、丸々歌って踊るというのは難しいものなんですね〜

おだちん曰く「感情が爆発してしまったというイメージを大切に」「低体温ではできないもの」と思って取り組んでいるそうです。
「低体温ではできない」という言い方がおだちんらしくて素敵な言い回しだなと思いました。

おはねちゃんはお芝居中では全くジャズを歌う場面はなくて、オリジナルの曲をジャズナンバーの合間に歌っているそう。
それで宝塚らしい曲ってやっぱり素晴らしいな〜と今まで以上に感じたと話していたのが印象的でした。

風間柚乃おすすめの見どころ

おだちんが好きな見どころはプロローグだそう。

一人でスローなジャズで始まるのが緊張するらしいですが、そこはいい意味で慣れていきたいって。

そしてその後は下級生に至るまで宝塚らしい男役の振り付けを大切に魅せていきたいと話していました。
初日の映像で少し映っていた場面のことでしょうか?
男役大勢でカッコよく踊る場面のようでした。

きよら羽龍おすすめの見どころ

おはねちゃん(きよら羽龍)が好きな場面は一幕のジャズクラブでのルーカスと二人の場面で、ルーカスの包容力が温かく感じられて毎回幸せなんだそうです。

もう一つは二幕の収容所の場面で、ルーカスのピアノに合わせて男女のカップルが金網越しに踊る場面。

おはねちゃんは出ていなくて袖で見ているそうですが、言葉がなくても愛だったり思いがこんなに伝わるんだと感動するそう。

話を聞いていて少し想像できましたが、その場面ぜひ観たいな〜と思いました。

フィナーレの手拍子

最後はフィナーレについて。

初日映像で『シング・シング・シング』が少し映っていましたが、客席もだけど自分たちもすごく盛り上がるそう。

振付の御織ゆみ乃先生が仰っていたのはドラムの演奏って人間の鼓動に似ていると。
そのせいでドラムソロってすごく盛り上がるんだそう。
日本物の太鼓の音もそうですが、そういった効果があるんだそうです。

なるほどね〜、ドラムの音が人間の鼓動に似ているという話はすごくうなずけます。
なんかテンションが上がりますよね〜

フィナーレでのお客さんの手拍子もすごく熱いんだとか。
自分たちもそれに負けていられないって。

客席にいるとついつい拍手や手拍子で熱くなってしまって、後から手がすごく痛くなっていることよくあります(笑)
その時は夢中になっているので痛いのも忘れちゃうんですよね〜
でもそれが出演者の皆さんのエネルギーになるのなら、とっても素晴らしい相乗効果です!
観に行かれる皆さん、これからもしっかりと熱い手拍子をお願いします(笑)

残りの公演も頑張って!

おだちんもおはねちゃんも「残りの公演も一回一回を大切に新鮮な気持ちで取り組んでいきたい」と話していました。

千秋楽は「Rakuten TV」と「U-NEXT」でライブ配信もありますので、より多くの人に観てもらえますね。
最後まで頑張って演じてください!

バウ初主演とは思えない風間柚乃の貫禄の初日ご挨拶(『LOVE AND ALL THAT JAZZ』)

  

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