バウ初主演とは思えない風間柚乃の貫禄の初日ご挨拶(『LOVE AND ALL THAT JAZZ』)

今日10月11日は月組新トップコンビのプレお披露目博多座公演の初日です。
いよいよ新生月組がスタートしました。
そして、もう一つの方の風間柚乃主演のバウホール公演も10月7日に一足先に初日を迎えました。

月組 宝塚バウホール公演 『LOVE AND ALL THAT JAZZ』初日

おだちん(風間柚乃)のバウホール初主演公演『LOVE AND ALL THAT JAZZ』の初日の模様がタカラヅカニュースで放送されました。

おだちんはドイツ人のジャズピアニストのルーカス役。
ルーカスがピアノを弾くシーンもあり、大勢でジャズの名曲を歌い踊るシーンもふんだんに盛り込まれていました。

公演ポスターも話題になりましたが、撮影時はグランドピアノは無かったのにうまい具合に合成されているとNOW ON STAGEで明かされていました(笑)

そして、今回バウホール初ヒロインのおはねちゃん(きよら羽龍)はユダヤ人の娘レナーテ役で、素晴らしい歌唱力を披露する場面もあります。

初めてお稽古場で聴いた時にあまりにもすごすぎて、おだちんはルーカスとしてではなく風間柚乃としてあっけに取られちゃったというエピソードもNOW ON STAGEで披露してくれてました。

出演者の多くが一幕と二幕で全く違う役を演じるそうで、かなり難しいお芝居のようです。
それと第二次世界大戦中のナチス政権下のドイツが舞台のかなりシリアスなお話のようです。

でもフィナーレのジャズの音楽の明るさで観終わった後は楽しい気持ちで帰れる作品なのかな〜と思いました。
初日の後、各社のネットニュースの記事でおだちんの歌唱力と演技力、そして堂々とした舞台姿を褒めていましたが、少し観ただけでもそれを感じました。

風間柚乃のカーテンコールのご挨拶

まずはこの公演の長であるからんちゃん(千海華蘭)のご挨拶から。
今回専科から出演している二人を紹介しましたが、汝鳥伶さんとともにこの公演から専科生として出演するゆりちゃん(紫門ゆりや)が紹介されたのがなんとも感慨深かったです。

力強いご挨拶

そしておだちんのご挨拶。

「月組の風間柚乃でございます」

と言ってお辞儀した時の客席の拍手がものすごく熱くて、ファンの皆さんが心待ちにしてたんだろうなと思いました。

「初日を迎えることができて本当に心からホッとしております」

「この舞台を作るにはたくさんの方々のご尽力があり、自分たちが作り上げてきた舞台をお客様に観ていただくという一連の流れを今日あらためて実感し、感謝の気持ちでいっぱいでございます」

とここまでは流れるようなご挨拶でした。
その後

「慣れないジャズナンバーに苦戦しながらも千秋楽までには少しジャズと仲良くなれるかなといった感じで進んでまいりました」

「出演者は一幕と二幕で役が分かれているものもたくさんおりまして、一つ一つの役と真摯に向き合う充実した、苦戦したお稽古期間をここまで、たくさん、頑張ってまいりました」

と語りながらちょっとたどたどしくなって、自分でも苦笑しながら話していたのがおかしかったです。
きっとだんだん話そうと思っていた内容の記憶があやしくなってきたんでしょうね(笑)
本人も笑ってしまって客席からも笑いが起こっていました。

でもその後は

「今日の初日から千秋楽まで心を燃やし続けて、チャレンジ精神を忘れずに精一杯努めてまいりたいと思います。本日は本当にありがとうございました!」

とっても力強いご挨拶で、とてもバウホール初主演とは思えない貫禄でした。

ちょっとお茶目なご挨拶も

次に幕が上がった時には

「明日から千秋楽まで安定した道をこう皆んなで『安定してるな〜』とトコトコ歩くのではなく、自ら凸凹道を選んでそこに『ああ〜』ってなりながらも精一杯ね、果敢にチャレンジし続けることがこのバウホール公演の醍醐味だと思います

と両手を振ってトコトコ歩く振りや、『ああ〜』と倒れそうになる振りも交えながら話すので、客席も大笑い。
後ろで聞いているからんちゃんやゆりちゃんも真似してトコトコ歩く振りやコケる振りをしてたのが面白くて(笑)
最後は

「失敗しても挑戦を恐れずに千秋楽まで邁進してまいりたいと思います。本日は本当にありがとうございました!」

と締めましたが、お茶目な心も忘れない本当に楽しいご挨拶でした。

ちょっぴり涙も

次に幕が上がった時にはおそらくスタンディングオベーションだったんでしょうね。
おだちんはちょっと涙ぐんで泣き顔で

「ありがとうございます」

と言いました。
それでも

「ご挨拶を何も考えてこなかった」

と笑いに持っていくところがさすがです。

「でも、千秋楽まで汗だくで精一杯頑張ることが、ねえ!すべてだと思います!」

と泣き笑いの顔で出演者皆んなを見渡しながら絞り出すのもまたさすがおだちん!

「私は、いや皆んなはやっぱり舞台が大好きなので、それを皆さんに感じていただけるように、毎日汗だくになりながら、身を削りながら心を燃やし続けて頑張りたいと思います!」

と再び力強く言いました。

一番最後はまた男らしい顔になり

「私たちが言いたいことはただ一つ、スイングしなけりゃ意味がないんだ!

と大声で叫び、出演者と一緒に

「イエ〜イ!」

と大盛り上がり。

「It Don’t Mean a Thing, if It Ain’t Got That Swing」

とジャズの名曲『スイングしなけりゃ意味がない』の歌詞を皆んなで一緒に言って

「これを花のみちで歌って帰っていただきたいです。お願いします!」

って(笑)
もうなんて達者なんでしょうね〜
そして

「明日からも誠心誠意心を込めてスイングしまくってまいりたいと思います。本日は本当にありがとうございました!」

と締めました。
舞台姿もそうですが、本当に研8とは思えない堂々とした初日のご挨拶でした。
皆んなが「研10いくつですか?」って言うのも分かります(笑)

月組 宝塚バウホール公演 『LOVE AND ALL THAT JAZZ』ライブ配信情報

この公演もありがたいことにライブ配信があります。

■販売期間:10月11日(月)10:00~10月18日(月)14:30
■視聴方法:「Rakuten TV」および「U-NEXT」にて配信
■視聴料:3,500円(税込)

10/18(月)の14時半、千秋楽の公演がライブ配信です。
お見逃しなく!

  

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