瀬奈じゅんファンの春瀬央季セレクト極撰舞台に全力で同意

先週、次の宙組大劇場公演での退団者が発表になり話題になっていました。
その中に宙組94期の最後の一人であるかなこちゃん(春瀬央季)の名前も入っていて、とっても残念な気持ちになりました。
お芝居では大きな役を任され、ショーでもキレのあるダンスで目を引く存在だったので、もっと活躍を見たかったです。

そんなかなこちゃんが今日のタカラヅカニュース『極撰舞台』に登場しました。

極撰舞台 宙組 春瀬央季

かなこちゃん(春瀬央季)は元月組トップスターの瀬奈じゅんさんのファンだからか、舞台姿もですが普段のお化粧もあさこさん(瀬奈じゅん)に似ているな〜と思います。

この『極撰舞台』のコーナーでの髪型もあさこさんが現役時代にされていた髪型とそっくりです。
顔立ちもどことなく似てるんですよね〜

そんなかなこちゃんが選んだ極撰舞台は

【熱】
2008年月組『Apasionado!!』

【涙】
2014年宙組『翼ある人びと-ブラームスとクララ・シューマン-』

【愛】
2001年花組『マノン』

【艶】
1997年雪組『仮面のロマネスク』

【美】
1995年雪組『あかねさす紫の花』

と瀬奈じゅんさんが主演の作品が3つ入りました。

あ、最後の『あかねさす紫の花』は雪組の一路真輝さん主演の公演と、瀬奈じゅんさんが中日劇場でやった公演が紹介されたので(笑)

5作品とも生では観たことないんですが、どれも繰り返し映像で観た大好きな作品です。

かなこちゃんのコメントもどれも「うんうん、そうそう、そうなのよ〜」と首がもげるほどうなずきながら聞いていました♪

2008年月組『Apasionado!!』

【熱】のテーマで挙げたのが2008年月組の『Apasionado!!』です。

そもそも”Apasionado”がスペイン語で「熱い」「情熱の男」という意味で、「熱」をテーマにしたラテンのショー作品なので、この【熱】というテーマにこれほどぴったりな作品もないかと思います。

かなこちゃんが劇場で観劇した時に、プロローグで大階段一面に布が敷かれてその中に瀬奈じゅんさんの小さなお顔だけがぽつんとあって「なんだこれは!?」と思ったそう。

それからその布が左右にバッと引かれるという衝撃の後ものすごく熱いプロローグで、大好きな作品だったそうです。

その大好きな作品に宙組が中日劇場で再演した時に出演できて、すごく嬉しかったと話してくれました。

プロローグ以外にとくに好きな場面が男役黒燕尾で、大階段に男役たちが三角形に並んでいるところだそうです。

その頂点の所に瀬奈じゅんさんがポーズを決めてせり上がって来るんですよね〜

私も『Apasionado!!』の初演は全部の場面が大好きですが、あの黒燕尾の瀬奈さんがせり上がってくるところは何度観ても鳥肌が立つほどカッコいいです。

『Apasionado!!』は2008年の初演の後、2009年と2012年に宙組で、2016年に月組で再演されています。

私は2009年の博多座での大空祐飛さんプレお披露目公演を生で観ました。
初演から一部変わった場面もありましたが、大好きな『Apasionado!!』を生で観られて嬉しかったです。
それも瀬奈さんの同期の大空祐飛さんのお披露目公演ですからね〜

ただ、やっぱり『Apasionado!!』は大劇場の大階段でないと、そして組子全員でないと迫力半減だな〜と思っちゃいました。

同じ藤井大介先生の『EXCITER!!』が大劇場で再演されたように、『Apasionado!!』もいつか大劇場で再演されたらいいな〜と思います。

どの組でもいいので観てみたいな、よろしく〜!

2001年花組『マノン』

【愛】のテーマで挙げたのが2001年花組の『マノン』。

これも瀬奈じゅんさんが花組時代にバウホールで主演した作品です。

かなこちゃんはファン時代に何度もビデオで観たそうで、印象に残っている台詞が瀬奈さん演じるロドリゴがマノンに言う「未来なんか君にやる。今を僕にくれ!」で、「あげます!」って思っちゃうそうです。

「なんですか?この台詞は。もうキュンキュンしますね」

って言うかなこちゃんはただの瀬奈じゅんファンでした(笑)

私もこの台詞は宝塚の作品で一二を争うほど好きな台詞です。
その後のロドリゴの「二人で生きよう」の言い方も大好き

そして、かなこちゃんが言うように最後に二人が死ぬシーンは衝撃的で目が離せませんでした。
悲しくて涙が止まらないのですが、何回も巻き戻して見てしまうシーンです。

曲もなく波の音だけで幕が降りるのも涙を誘う素晴らしい演出でした。

でもその後フィナーレで真っ白な衣装で登場した二人が笑顔で踊るのを見て、こちらも笑顔になるというのもめちゃくちゃうなずけました。
どんなに悲劇的な終わり方でもフィナーレで明るい気持ちになれるのが宝塚の作品のいいところですもんね。

この作品は今年愛ちゃん(愛月ひかる)主演で再演しましたが、やっぱり私にとっては瀬奈じゅんさんのロドリゴが一番なんです。
かなこちゃんもきっとそうですね。
愛ちゃん、ごめんなさい…(笑)

1995年雪組『あかねさす紫の花』

【美】のテーマで挙げたのが、1995年雪組の『あかねさす紫の花』。

一路真輝さん演じる大海人皇子と、花總まりさん演じる額田王、そして高嶺ふぶきさん演じる中大兄皇子の3人が布を使って、歌も台詞もなく踊りだけで表現するシーンがとても美しいと。

そして、もうワンシーン、最後の「狂ったか?大海人〜」と言う中大兄皇子に対して大海人皇子が「狂いました〜!」と言うシーンが印象的と話していました。

中でも瀬奈じゅんさんが大海人皇子を演じた時の「狂いました〜!」の言い方が大好きなんだそうです。
はい、私も瀬奈さんの「狂いました〜!」は大好き好き好きです

『あかねさす紫の花』は初演が1976年の花組公演ですが、その後何度も再演されています。

なんと瀬奈さんは2002年の花組博多座公演をはじめ、月組トップ時代に中日劇場公演と全国ツアー公演と、全部で3度も大海人皇子を演じています。

それだけにすごく思い入れのある役だとおっしゃっていました。
再演の度に演出も変わっていて、最後の場面もその度に違っていたようです。

私は月組全国ツアー版の演出が一番好きです。
大海人皇子が最後に立ち上がってキッと客席の方に向かってにらみつけながら幕が降りるのが好きでした。

最後まで春瀬央季に注目します

かなこちゃん(春瀬央季)といえば以前にOTOMOのコーナーに出た時にも書いたのですが、瀬奈じゅんさんと交流があって、それがとても素敵だなと思っていました。

OTOMOのコーナーに瀬奈じゅんさんファンの春瀬央季が登場!

かなこちゃんは次の大劇場公演『NEVER SAY GOODBYE』ではピーター・キャラウェイ役です。

『NEVER SAY GOODBYE』はスカイ・ステージで観たことがあるんですが、もう何年も前なので、どんな役があったのか細かいことは覚えていません。
でも初演では初嶺麿代さんが演じていた役なので、かなり重要な役なんだと思います。

前回の『シャーロック・ホームズ』ではジョーンズというイギリス政府の高官の役でコミカルな演技が好きでした。
『NEVER SAY GOODBYE』でも味のある演技で魅せてくれるのを期待しています。
最後まで注目しています!

  

読んで頂き、ありがとうございました。

ブログランキングに参加しています。クリックして頂けるとうれしいです。
クリック先はブログランキングなので、他の宝塚歌劇のブログをご覧になれます。

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

 


宝塚歌劇団ランキング