瀬央ゆりあ初東上主演『ザ・ジェントル・ライアー』はこんな作品(稽古場レポート)

今日のタカラヅカニュースで、2月1日に初日を迎える瀬央ゆりあ初東上主演公演『ザ・ジェントル・ライアー』の稽古場レポートが放送されました。

第4期スカイ・ナビゲーターズの紫りらをMCに、紅咲梨乃咲城けいの3人で見どころを語りました。

星組 宝塚バウホール公演『ザ・ジェントル・ライアー 』稽古場レポート

MCの紫りらちゃんはせおっち(瀬央ゆりあ)と同期の95期、そして紅咲梨乃ちゃんと咲城けいくんは102期です。
咲城けいくんは7月25日付で雪組への組替えが発表されましたね。

『ザ・ジェントル・ライアー』はこんな作品

オスカー・ワイルド作「理想の夫」という戯曲を元に、理想の夫と言われるロバート・チルターン(綺城ひか理)が抱えてしまった問題を、友人で自由気ままなアーサー・ゴーリング卿(瀬央ゆりあ)がウィットに富んだ会話で見事に解決するというお話だそうです。

登場人物のキャラクターが濃くて、一度では観きれない、盛りだくさんなコメディ作品ということです。

出演メンバーの役どころ

紫りら・紅咲梨乃

紫りらちゃん(バズルドン卿夫人)と紅咲梨乃ちゃん(マーチモント夫人)はもう一人澪乃桜ちゃん(ハワード卿夫人)と3人でせおっち演じるアーサーのことが好きで追っかけ回すんだそう。

好きと言っても不倫したいわけではなく、アイドルを追っかけるみたいな、いわゆる推し活という感じだそうです。

マーチモント夫人一人爵位が低くて他の二人に媚を売って付いて回ってるという感じなんだそうですが、噂好きで社交界でよくいるタイプのご婦人といった感じの役どころのようです。

この3人のご婦人たちの会話も面白そうです。

咲城けい

咲城けいくん(ド・ナンジャック子爵)は舞台のイギリス社交界で唯一のフランス人で、プレーボーイなんだそう。

表と裏の顔があるイギリス人を笑って見ていて、アーサーに対してももっと思ったことを口にすれば幸せになれるのにって歯がゆく思っているんだとか。

同期の水乃ゆりちゃん演じるレディ・マークビーを見て「イギリスにも綺麗な女性がいるじゃん」と思って近づいていくそうで、その二人の関係の展開も面白いようです。

アーサーと絡む女性達について

公演解説でも書いてありますが、作品中アーサーと深く関わる女性が3人いるそうです。

ローラ・チーヴリー:音波みのり

音波みのりちゃん演じるローラはものすごく美しい社交界の華で、このローラがロバート(綺城ひか理)に問題をもたらす元凶となるそうです。

アーサーとは元婚約者という関係らしいです。

ガートルード・チルターン:小桜ほのか

小桜ほのかちゃん演じるガートルードは夫のロバートと完璧で理想的な夫婦なんだそう。

かつてはアーサーと密かに惹かれ合っていたけど、現在はロバートの貞淑な妻なんだそう。

メイベル・チルターン:詩ちづる

月組から組替えしてきたばかりの詩ちづるちゃんが演じるメイベルはロバートの妹で、アーサーと顔を合わせればいつも喧嘩になってしまう。
でもこのお話の中では一番純粋な女の子だということです。

アーサーとのデュエットシーンもあるそうなので、このお話のヒロインという役どころなのかなと話を聞いていて思いました。

詩ちづるちゃん、月組から組替えと聞いた時は月組から実力派娘役が減ってしまうとちょっと残念に思いましたが、この作品を皮切りに星組娘役としてどんどん上に上がっていくのかなと期待が高まりました。

原作本が重版されます


理想の夫 (角川文庫)←Amazonのリンクです(画像も!)

この作品の原作のオスカー・ワイルド「理想の夫」が今回の公演に際して重版されることになり、1月21日発売ということです。

KADOKAWA翻訳チームのTwitterアカウントで制作に関するこぼれ話がツイートされていて、それを読むのが楽しかったです。

せおっち(瀬央ゆりあ)の画像を使った帯が付くのですが、通常5cmの高さのところ今回はせおっちの全身が入るようにと特別に6.5cmになったそうです。

あとポスター画像が出ると宝塚の公式サイトでは先行画像が見られなくなるので、その貴重な先行画像を使っているとか。

社内のヅカファンの師匠の教えを元に製作していってる過程が垣間見えて面白い。

原作もすごく興味がありますし一連のツイートも興味深かったので予約しました!

せおっちの初東上主演作品ということで、期待がどんどん高まっています。

先行画像やポスター画像は、割とシリアスな表情のせおっちですが、話を聞いているとかなりコメディ要素満載な面白い作品のようです。

前回の『龍の宮物語』がシリアスで切ないお話だったので、またせおっちのコメディチックな面が見られるのが楽しみです。
まだライブ配信の発表はありませんが、あればぜひ観たいです。

  

読んで頂き、ありがとうございました。

ブログランキングに参加しています。クリックして頂けるとうれしいです。
クリック先はブログランキングなので、他の宝塚歌劇のブログをご覧になれます。

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

 


宝塚歌劇団ランキング